11/10発売『WIRED』VOL.19 特集「ことばの未来 『自然言語』をめぐる冒険」
[15/11/09]
提供元:PRTIMES
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http://wired.jp/magazine/vol_19/
世界をリードするアイデア&イノヴェイションメディア『WIRED(ワイアード)』は、11月10日(火)に雑誌『WIRED』VOL.19を発売します。特集タイトルは、「ことばの未来 『自然言語』をめぐる冒険」。
いま、「ことば」という人類の発展を支えた基盤テクノロジーに、自動翻訳マシンや人工知能といった、新たなテクノロジーが干渉し始めています。ヒトをヒトたらしめていたことばを機械とシェアしている現在、ことばを考えることは、いったいなにを考えることなのでしょうか。「自然言語」をめぐる冒険は、理論物理学者が語る「コンピューターによる世界の説明」に始まり、「絶滅しつつある言語」や2人のデザイナーが交わした「インフォグラフィック文通」、カズオ・イシグロや円城塔ら4人の作家に訊いた「文学のイノヴェイション」まで。予防医学の俊英・石川善樹は自然言語処理界の天才たちに先端研究を訊き、デザインシンカー・池田純一は映画『チャッピー』とC-3POから「ことば・知性・人間の未来」を読みます。さらに、ことばの未来をとらえることで世界の行き先を考えるブックガイドもご紹介。
そのほか、新作『Garden of Delete』を発表したOneohtrix Point Neverとのニューヨーク彷徨から、『ハード・シングス』の著者ベン・ホロウィッツのビジネス訓、12月に公開を控えた『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の舞台裏エピソードまで、一挙掲載!
[画像: http://prtimes.jp/i/930/225/resize/d930-225-768351-1.jpg ]
【特集記事】
ことばの未来 「自然言語」をめぐる冒険
■ことばと世界 コンピューターはいかにそれを理解するのか
意味や理由を一切考えることなく、膨大なデータを用いた統計モデルによって正解を導き出す。コンピューターによる世界を説明する方法は、人間のそれとはまったく異なるものである。翻訳サーヴィスや科学証明といったあらゆる分野に浸透し始めている「コンピューターの説明」に、ぼくらはいかに向き合っていけばいいのか。オーストラリアの物理学者マイケル・ニールセンが語る。
■読む機械 自然言語処理の新たな地平
人々が日々使う「ことば」をコンピューターに認識させるべく、世界のAI研究者がしのぎを削る。グーグル、フェイスブック、MetaMind。自然言語処理研究の先端を走る3人の若き天才は、ことばと機械の難題をいかに解こうとしているのか。予防医学の俊英・石川善樹が訊いた。
■いま「ことばの未来」を考えることは「○○の未来」を考えることである
ことばがあらゆるものに意味と文脈をあたえるテクノロジーならば、ことばの変わりゆく姿をとらえることは、世界のあらゆる行き先を考えることにほかならない。5人の選者とともに探求する、言葉が指し示す未来をめぐる20冊。
■たったひとりのことば 絶滅する言語と失われゆく「世界」
英語というデジタル時代の共通語がその勢力を伸ばし続ける陰で、4カ月に1つ、この世界から言語が失われている。言語の消滅が意味するのは、それを話す人々の文化とアイデンティティ、自尊心の消滅だ。50年前に消滅した言語を習得した青年、言語のテクノロジー化を試みる学者、一度絶滅した言語を復活させたコミュニティ。絶滅言語を救う人々を追ったロングストーリー。
■池田純一 「ヨハネスブルクのアダムと黄金の天使 「ことば」をめぐる聖書的想像力について」
鬼才ニール・ブロムカンプ監督が生んだ学習するロボットのチャッピーと、『スター・ウォーズ』の人気者で翻訳ロボットのC-3PO。2つの人工知能プログラムは、ことば、テクノロジー、文化の関係を見事に表していた──。デザインシンカー・池田純一が読み解く、ことばをめぐる聖書的想像力と、知性と人間の未来。
■データはことば、日々を綴る ステファニーとジョージアの未来の絵手紙
ロンドン在住のステファニー・ポサヴェックと、ニューヨークに暮らすジョージア・ルピ。ひょんなことから2人のデータ・ヴィジュアライゼーション・デザイナーが始めたのは、日々の暮らしをインフォグラフィックで表す風変わりな文通だった。ありふれたデータをカラフルに描いた往復書簡は、データの可能性を広げる作品となった。
■文学のイノヴェイション
人は、いつの時代も文学を、物語を求め続けてきた生き物だ。時代の過渡期と呼ばれるいま、果たして文学には何ができるのだろう? 円城塔が考える小説家の仕事、カズオ・イシグロが語る物語の力、宮内悠介が見る機械と小説の未来、関口涼子が知った言語と言語をつなぐ窓。4人の作家が語る、文学の力とことばの未来。
【そのほかの記事】
■An Empire Reboots 帝国再興 独占! かくして「フォース」は再び覚醒する
いよいよ12月に公開が迫った、スター・ウォーズシリーズ最新作『フォースの覚醒』。メガホンを取ったJ.J.エイブラムス、プロデューサーのキャスリーン・ケネディ、『帝国の逆襲』を手がけた脚本家ローレンス・カスダン、そしてシリーズ全作の音楽を担当してきたジョン・ウィリアムズ。新作のフォースを支える4人が語る、新スター・ウォーズの知られざる舞台裏を独占公開! またその製作現場を、巨匠アニー・リーボヴィッツが撮影!
■Spiber:人工合成クモ糸素材は、人類未到の領域へ
自然が生み出したスーパー繊維「クモの糸」の人工合成に成功し、世界で初めてその量産化を成し遂げたバイオヴェンチャーSpiber。日本発の新世代タンパク質素材は、世界の産業を、そして人類が直面する環境問題をいかに変えうるのか。THE NORTH FACEをパートナーに迎えたSpiberの、飛躍の瞬間に立ち会った。
■The Unseen コンテンツ・モデレーション SNSのダークサイドを見つめる仕事
FacebookやTwitterなどのSNSや動画サイトから、見るに堪えないコンテンツを削除する人々がいる。「コンテンツ・モデレーション」と呼ばれるその仕事は、いま、成長する巨大ネット企業の陰で多くの人々の心を蝕んでいる。かつてモデレーターだった人々の証言から明かされる、インターネットの「闇」とは。
■Oneohtrix Point Never SFとしての音楽
新作『Garden of Delete』の制作を終えたワンオートリックス・ポイント・ネヴァーことダニエル・ロパティンを、ブルックリンにあるスタジオに訪ねた。「スペキュラティヴな音楽」とも「別の音楽のあり方」とも形容しうる実験作をつくり続けるロパティンの、思考とルーツに迫る。
■Meet the Legend Vol.5 ベン・ホロウィッツ、全米最強のビジネスマン
LoudCloudのCEOを経て、米国屈指のVCアンドリーセン・ホロウィッツを共同創業したベン・ホロウィッツ。ITビジネスという名のリングでファイターのごとく闘い、生き抜いてきた「ヘヴィーウェイトのビジネス」が、経営者、企業、イノヴェイション、そして日本を語った。
■The Grand Challenge Vol.5 連載ぼくらのグランド・チャレンジ 石川善樹
予防医学研究者であり、Campus for H共同創業者の石川善樹による、「問い」の技法をひもとく連載第回。「イノヴェイションの種となる適切な問いは、『大きな視点』と『小さなディテール』を高速で行き来することでしか生まれない」。マクロとミクロの往復による思考法を、石川が本誌にて取材したAI研究者に学ぶ。
世界をリードするアイデア&イノヴェイションメディア『WIRED(ワイアード)』は、11月10日(火)に雑誌『WIRED』VOL.19を発売します。特集タイトルは、「ことばの未来 『自然言語』をめぐる冒険」。
いま、「ことば」という人類の発展を支えた基盤テクノロジーに、自動翻訳マシンや人工知能といった、新たなテクノロジーが干渉し始めています。ヒトをヒトたらしめていたことばを機械とシェアしている現在、ことばを考えることは、いったいなにを考えることなのでしょうか。「自然言語」をめぐる冒険は、理論物理学者が語る「コンピューターによる世界の説明」に始まり、「絶滅しつつある言語」や2人のデザイナーが交わした「インフォグラフィック文通」、カズオ・イシグロや円城塔ら4人の作家に訊いた「文学のイノヴェイション」まで。予防医学の俊英・石川善樹は自然言語処理界の天才たちに先端研究を訊き、デザインシンカー・池田純一は映画『チャッピー』とC-3POから「ことば・知性・人間の未来」を読みます。さらに、ことばの未来をとらえることで世界の行き先を考えるブックガイドもご紹介。
そのほか、新作『Garden of Delete』を発表したOneohtrix Point Neverとのニューヨーク彷徨から、『ハード・シングス』の著者ベン・ホロウィッツのビジネス訓、12月に公開を控えた『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の舞台裏エピソードまで、一挙掲載!
[画像: http://prtimes.jp/i/930/225/resize/d930-225-768351-1.jpg ]
【特集記事】
ことばの未来 「自然言語」をめぐる冒険
■ことばと世界 コンピューターはいかにそれを理解するのか
意味や理由を一切考えることなく、膨大なデータを用いた統計モデルによって正解を導き出す。コンピューターによる世界を説明する方法は、人間のそれとはまったく異なるものである。翻訳サーヴィスや科学証明といったあらゆる分野に浸透し始めている「コンピューターの説明」に、ぼくらはいかに向き合っていけばいいのか。オーストラリアの物理学者マイケル・ニールセンが語る。
■読む機械 自然言語処理の新たな地平
人々が日々使う「ことば」をコンピューターに認識させるべく、世界のAI研究者がしのぎを削る。グーグル、フェイスブック、MetaMind。自然言語処理研究の先端を走る3人の若き天才は、ことばと機械の難題をいかに解こうとしているのか。予防医学の俊英・石川善樹が訊いた。
■いま「ことばの未来」を考えることは「○○の未来」を考えることである
ことばがあらゆるものに意味と文脈をあたえるテクノロジーならば、ことばの変わりゆく姿をとらえることは、世界のあらゆる行き先を考えることにほかならない。5人の選者とともに探求する、言葉が指し示す未来をめぐる20冊。
■たったひとりのことば 絶滅する言語と失われゆく「世界」
英語というデジタル時代の共通語がその勢力を伸ばし続ける陰で、4カ月に1つ、この世界から言語が失われている。言語の消滅が意味するのは、それを話す人々の文化とアイデンティティ、自尊心の消滅だ。50年前に消滅した言語を習得した青年、言語のテクノロジー化を試みる学者、一度絶滅した言語を復活させたコミュニティ。絶滅言語を救う人々を追ったロングストーリー。
■池田純一 「ヨハネスブルクのアダムと黄金の天使 「ことば」をめぐる聖書的想像力について」
鬼才ニール・ブロムカンプ監督が生んだ学習するロボットのチャッピーと、『スター・ウォーズ』の人気者で翻訳ロボットのC-3PO。2つの人工知能プログラムは、ことば、テクノロジー、文化の関係を見事に表していた──。デザインシンカー・池田純一が読み解く、ことばをめぐる聖書的想像力と、知性と人間の未来。
■データはことば、日々を綴る ステファニーとジョージアの未来の絵手紙
ロンドン在住のステファニー・ポサヴェックと、ニューヨークに暮らすジョージア・ルピ。ひょんなことから2人のデータ・ヴィジュアライゼーション・デザイナーが始めたのは、日々の暮らしをインフォグラフィックで表す風変わりな文通だった。ありふれたデータをカラフルに描いた往復書簡は、データの可能性を広げる作品となった。
■文学のイノヴェイション
人は、いつの時代も文学を、物語を求め続けてきた生き物だ。時代の過渡期と呼ばれるいま、果たして文学には何ができるのだろう? 円城塔が考える小説家の仕事、カズオ・イシグロが語る物語の力、宮内悠介が見る機械と小説の未来、関口涼子が知った言語と言語をつなぐ窓。4人の作家が語る、文学の力とことばの未来。
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いよいよ12月に公開が迫った、スター・ウォーズシリーズ最新作『フォースの覚醒』。メガホンを取ったJ.J.エイブラムス、プロデューサーのキャスリーン・ケネディ、『帝国の逆襲』を手がけた脚本家ローレンス・カスダン、そしてシリーズ全作の音楽を担当してきたジョン・ウィリアムズ。新作のフォースを支える4人が語る、新スター・ウォーズの知られざる舞台裏を独占公開! またその製作現場を、巨匠アニー・リーボヴィッツが撮影!
■Spiber:人工合成クモ糸素材は、人類未到の領域へ
自然が生み出したスーパー繊維「クモの糸」の人工合成に成功し、世界で初めてその量産化を成し遂げたバイオヴェンチャーSpiber。日本発の新世代タンパク質素材は、世界の産業を、そして人類が直面する環境問題をいかに変えうるのか。THE NORTH FACEをパートナーに迎えたSpiberの、飛躍の瞬間に立ち会った。
■The Unseen コンテンツ・モデレーション SNSのダークサイドを見つめる仕事
FacebookやTwitterなどのSNSや動画サイトから、見るに堪えないコンテンツを削除する人々がいる。「コンテンツ・モデレーション」と呼ばれるその仕事は、いま、成長する巨大ネット企業の陰で多くの人々の心を蝕んでいる。かつてモデレーターだった人々の証言から明かされる、インターネットの「闇」とは。
■Oneohtrix Point Never SFとしての音楽
新作『Garden of Delete』の制作を終えたワンオートリックス・ポイント・ネヴァーことダニエル・ロパティンを、ブルックリンにあるスタジオに訪ねた。「スペキュラティヴな音楽」とも「別の音楽のあり方」とも形容しうる実験作をつくり続けるロパティンの、思考とルーツに迫る。
■Meet the Legend Vol.5 ベン・ホロウィッツ、全米最強のビジネスマン
LoudCloudのCEOを経て、米国屈指のVCアンドリーセン・ホロウィッツを共同創業したベン・ホロウィッツ。ITビジネスという名のリングでファイターのごとく闘い、生き抜いてきた「ヘヴィーウェイトのビジネス」が、経営者、企業、イノヴェイション、そして日本を語った。
■The Grand Challenge Vol.5 連載ぼくらのグランド・チャレンジ 石川善樹
予防医学研究者であり、Campus for H共同創業者の石川善樹による、「問い」の技法をひもとく連載第回。「イノヴェイションの種となる適切な問いは、『大きな視点』と『小さなディテール』を高速で行き来することでしか生まれない」。マクロとミクロの往復による思考法を、石川が本誌にて取材したAI研究者に学ぶ。