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伊勢市観光協会と伊勢市の観光DXを推進。市内の主要観光地の混雑状況を、非接触型デジタルサイネージで配信開始。

〜初詣などの分散参拝を推進し、安全な観光地の実現を目指す〜

AI×IoTを活用してあらゆる空き情報を配信するスタートアップ、株式会社バカン(東京都千代田区、代表取締役:河野剛進)は、観光DXの一環として三重県の公益社団法人伊勢市観光協会(会長:濱田典保)の取り組む非接触型デジタルサイネージを活用した混雑状況配信(令和3年12月27日より配信開始)をサポートし、配信を実施します。本取り組みでは、令和2年度から同市と行っている伊勢市の主要観光地の混雑状況を配信する取り組みの延長として、駅や観光案内所などに非接触型デジタルサイネージを設置し、デジタルサイネージを通じて観光客などへ混雑状況を配信します。これによりスマートフォンなどを持っていなくとも、デジタルサイネージで人と接触することなく簡単に混雑情報を知ることができます。
また、非接触型デジタルサイネージを採用しているため、触れることなく操作可能であり、新型コロナウィルスへの感染リスクの抑制も期待できます。混雑状況や観光案内方法のDXにより安全・安心と快適性を両立した観光推進を目指します。




[画像1: https://prtimes.jp/i/18933/226/resize/d18933-226-e66b2a571d2e8856a4e4-2.png ]


■伊勢市内の主要観光地の混雑を「非接触型デジタルサイネージ」を通してリアルタイムに可視化
昨年よりVACANは伊勢市と観光DXの一環として、市内の観光地の混雑情報を可視化する「混雑状況配信サイト「空きです、伊勢♪」」の配信・運営をサポートしてきました。本年の取り組みでは、より市民や来訪者の利便性と混雑緩和による安全性向上を目的として、市内の主要観光地9箇所の混雑データを駅などに設置された非接触型デジタルサイネージを通して配信します。

伊勢市の取り組む主要観光地の混雑データは市内9ヶ所にカメラ等を設置し、リアルタイムに混雑状況を検知し、AI等を用いてそれらの情報を解析することで混雑状況を可視化し配信しています。これまで同市内の混雑状況はインターネット上のWebページをスマートフォンやPC等から誰でも手軽に見られるようになっていました。今回の取り組みによりスマートフォンやPCをお持ちでない方や、それらのデバイスを使いにくい状況でも、非接触型デジタルサイネージを通して混雑を容易に確認できるようになるため、利用者の利便性向上が期待できます。これまで以上に手軽に混雑情報を知れるようにすることで混雑の抑制を促し、感染症などのリスクを抑えた「安全な」観光地の実現を目指します。また、混雑状況などは全て多言語対応しており、日本の方のみならず海外の方も利用できるようになっています。

非接触デジタルサイネージには、市内の主要観光地とそれらのリアルタイムの混雑状況が表示されます。筐体に設置された赤外線センサーにより指の動きを検知することで、画面に触れることなく操作でき、各場所の詳細情報を閲覧可能となります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/18933/226/resize/d18933-226-08fd68dddf6087c1ced4-0.png ]

(機能一覧)
・主要観光地の混雑情報表示
・観光施設等の検索、詳細情報の閲覧
・天気の表示

(非接触型ディスプレイの設置場所)
<駅>
・JR伊勢市駅(三重県伊勢市吹上1-1-4 JR伊勢市駅構内)

<案内所>
・宇治浦田観光案内所(三重県伊勢市宇治浦田1-10-25 内宮B2駐車場横)
・宇治山田駅観光案内所(三重県伊勢市岩渕2-1-43 近鉄宇治山田駅構内)
・二見浦観光案内所(三重県伊勢市二見町茶屋111-1 二見生涯学習センター内)
・伊勢市駅手荷物預かり所(三重県伊勢市吹上1-1-1 JR伊勢市駅正面右側)
[画像3: https://prtimes.jp/i/18933/226/resize/d18933-226-60406bef019bc663d3d0-1.png ]

■本取り組みの背景
新型コロナウイルスの感染拡大以降、感染拡大防止の観点から人が集まることによる「密のリスク」を回避しながらの経済活動が求められるようになりました。伊勢市は年間600万人以上(※)が参拝する伊勢神宮をはじめとして、日本屈指の人気観光スポットとなっていますが、新型コロナウイルスの感染拡大により他の観光地と同様に密防止の対応が求められています。

特に初詣の期間は参拝客が集中しやすく、三が日には毎年50万人(※)が訪れ、大みそかには参道に長蛇の列ができるといった状況が起きていました。また国内外での新型コロナウイルスの感染拡大以降は参拝者の感染拡大防止や快適性向上に向けて「分散参拝」の重要性が増しています。

今回の導入により参道等の混雑状況を可視化することで、参拝者を含め来訪者が任意のタイミングでリアルタイムの混雑情報を手軽に把握できる環境を整備し、分散利用を促進します。また同取り組みを推進し参道の混雑を抑制することで、観光客の満足度の低下や地域住民の不安といったオーバーツーリズムの課題の解決も目指します。
※コロナ前の数値


■混雑情報可視化の仕組み
混雑情報の可視化にはVACANが提供しているリアルタイム空き情報配信プラットフォーム「VACAN」を活用します。VACANには混雑情報をマップ上に表示する「VACAN Maps」(https://vacan.com)という機能があり、今回は専用ページとVACAN Mapsから参拝者は混雑情報を確認できます。

空きや混雑を検知するには様々な方法がありますが、本取り組みでは屋外カメラを用います。カメラでは、人工知能を用いた映像解析技術(※)を活用することで、自動的にリアルタイムの混雑情報を検知・配信します。
※カメラによる混雑の可視化は、個人が特定されない形でおこなっております。

■伊勢市観光協会について
団体名:公益社団法人伊勢市観光協会
会長:濱田典保
所在地:〒516-0074 三重県伊勢市本町16番2号
URL:https://ise-kanko.jp/

■株式会社バカンについて
会社名:株式会社バカン
代表者:河野剛進
所在地:東京都千代田区永田町2−17−3 住友不動産永田町ビル2階
設立:2016年6月
URL:https://corp.vacan.com/
VACANは経済産業省が選定する官民による支援プログラムJ-Startup 2019選定企業です。IoT、AIを活用してあらゆる空席情報を収集し提供。レストラン街やカフェ、お手洗い、観光地、避難所、投票所などあらゆる場所の空き状況をセンサーやカメラなどで検知し、デジタルサイネージやスマートフォンに配信するサービスを提供しています。
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