石垣市、ロート製薬、クラダシが連携協定を締結〜フードロス削減・循環型農業の実現を目指す〜
[22/01/25]
提供元:PRTIMES
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社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」を運営する株式会社クラダシ(本社:東京都品川区、代表取締役社長CEO:関藤竜也、以下「クラダシ」)は、沖縄県石垣市(市長:中山義隆)、ロート製薬株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:杉本雅史、以下「ロート製薬」)と3者で「石垣市におけるSDGsの推進に係る食品ロス削減及び特産品のPRに向けた連携協定」を締結いたしました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/14485/230/resize/d14485-230-553cd1d7588bc6970656-5.jpg ]
左から、ロート製薬・山田会長、石垣市・中山市長、クラダシ・関藤
日本の農業が抱える課題
日本の農業が抱える課題日本の農業は、深刻な高齢化と後継者不足に直面しています。2019年に農林水産省が取りまとめたデータによると、基幹的農業従事者数が年々減少しており、2018年には1990年の約半数になる145万人に減少、平均年齢は66.6歳となっています。
※参考:農林水産省「農政をめぐる情勢について」
https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/attach/pdf/0705-11.pdf
[画像2: https://prtimes.jp/i/14485/230/resize/d14485-230-2a004edc0929c2aa77e3-0.png ]
また、農業による環境への負荷も問題となっています。就農人口の減少により、より効率的な生産が求められています。機械化、生産基盤の整備、品種改良等が推し進められたほか、化学肥料や農薬の施用等によって農業の生産性は大幅な向上が図られてきた一方、過度の効率追求や不適切な資材利用・管理により、農業生産活動が環境への負荷を与える場合もあります。
[画像3: https://prtimes.jp/i/14485/230/resize/d14485-230-60326f7ffa0018764e8a-1.png ]
引用:農林水産省HP「環境保全型農業の推進」
https://www.maff.go.jp/j/wpaper/w_maff/h18_h/trend/1/zoom_18.html
農業の課題解決を目指すクラダシの取り組み
「ソーシャルグッドカンパニーでありつづける」をミッションに掲げ、社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」を運営することでフードロス問題の解決に取り組むクラダシは、地方創生事業にも力を入れ、地域経済の活性化や社会発展に取り組んでいます。
自らが社会貢献活動を行うために創設した「クラダシ基金」を活用し、社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」を実施。旅費交通費、宿泊費や食費等をクラダシ基金より支援し、地方創生やフードロス問題に興味がある学生を、人口減少・少子高齢化により人手不足に悩む地方農家へ派遣しています。
2019年2月に鹿児島県種子島にて第一回を実施したクラダシチャレンジは、2021年末までに計12回実施され、のべ100名の学生を派遣してまいりました。また、2021年10月に京都府京丹波町にて実施されたクラダシチャレンジでは収穫物の黒枝豆を、11月に高知県北川村で実施されたクラダシチャレンジでは柚子を、KURADASHI上で販売いたしました。
▼クラダシチャレンジの実施実績はこちら
https://www.kuradashi.jp/fund
ロート製薬の循環型農業への取り組み
ロート製薬は、2030年に向けたグループ総合経営ビジョン「Connect for Well-being」を掲げ、一人ひとりが身体も心もイキイキと過ごせるように、健康を軸にさまざまなアプローチで事業を展開しています。
なかでも食事業においては、2013年にアグリファーム事業部を立ち上げ、グループ会社である農業生産法人・有限会社やえやまファーム(沖縄県石垣市)にて畜産・農産、加工販売を通して循環型農業、六次産業化に取り組んできました。石垣島の自然と共存し、家畜の糞尿からたい肥を作り、野菜や果物を育て、それをまた家畜の飼料にする循環型農業を通じて、石垣島の環境にもやさしく、一人ひとりの健康に食から貢献することを目指していま
す。人・地域・自然が一体となって循環しながら持続する社会システムの構築が、お客様や未来社会のウェルビーイングにつながると考えています。
石垣市の取り組み
石垣市は、2020年7月に「SDGs未来都市」および「自治体SDGsモデル事業」に選定されました。
「自然と文化で創る未来〜守り・繋ぎ・活きる島 石垣〜」をテーマに掲げ、2020年8月に策定された「石垣市SDGs未来都市計画」では、観光客や市外在住者向けの石垣ブランド商品のみならず、市民向けの農産物の生産と流通の推進、地産地消の普及啓発、給食での活用に向けた生産体制の構築、台風をはじめとする厳しい自然環境に対してもレジリエントな農業生産体制の構築等により、農産物生産額の向上を図ると定めています。
※参照:石垣市SDGs未来都市計画
https://www.city.ishigaki.okinawa.jp/material/files/group/9/SDGs_keikaku.pdf
[画像4: https://prtimes.jp/i/14485/230/resize/d14485-230-95406626ff0dc39cd5fd-2.png ]
3者による取り組み内容
農業や地域の抱える課題の解決に取り組む3者が連携することで、フードロス削減や循環型農業の実現を目指し、石垣市にてそれぞれが持つリソースを最大限に活かした取り組みを推進してまいります。
第一弾の取り組みとして、2022年7月には、未収穫残となっている作物の収穫支援によるフードロスの削減や関係人口の増加、地域の魅力PRなどを目的に、やえやまファームにて栽培された、日本で唯一の農薬を使わない有機パイナップルの収穫を行う社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」を実施する予定です。今後もさまざまな取り組みを行い、豊かな自然環境で育まれた石垣島の食が多くの方に届けられるような仕組みを構築してまいります。
[画像5: https://prtimes.jp/i/14485/230/resize/d14485-230-4183baa771f75f7dca3e-3.jpg ]
▲やえやまファームにて栽培されている有機パイナップル
社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」について
KURADASHIは、フードロス削減への賛同メーカーより協賛価格で提供を受けた商品を最大97%OFFで消費者(会員)へ販売し、売り上げの一部を社会貢献活動団体へと寄付する日本初・最大級の社会貢献型ショッピングサイトです。環境保護や動物保護の団体、クラダシ基金など、様々な団体を支援しています。
「もったいないを価値へ」をモットーに、廃棄される商品に新たな価値をつけて再流通させる、1.5次流通※という通常の流通ルートを毀損しない全く新しいマーケットを創出しています。
URL:https://www.kuradashi.jp/
※1次流通:商品が新品の状態で消費者の手に渡ること。
1.5次流通:廃棄の可能性があった商品を価値あるものに生まれ変わらせ市場に提供すること。
2次流通:一度市場に出た商品が再び販売されること。
▼KURADASHIへの出品をご希望の方はこちら
https://www.kuradashi.jp/sell?utm_source=referrer&utm_medium=pr&utm_campaign=sell
【2021年10月末現在の主な累計実績】
・フードロス削減数:16,313トン ・経済効果:50億5,692万円
・CO2削減数 :41.76kt-CO2 ・寄付総額:68,139,785円
【受賞歴】
?2021年
・「Japan Venture Awards 2021」JVA審査委員会特別賞
・「High-Growth Companies Asia-Pacific 2021」ランクイン
・「第4回エコプロアワード」 優秀賞
・東洋経済「すごいベンチャー100」選出
・「EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2021 ジャパン」関東地区代表選出
・crQlr Awards 「Systems to Save Waste Prize」「Circular Platform Prize」「Pivoting Prize」受賞
・「令和3年度消費者志向経営優良事例表彰」消費者庁長官表彰(特別枠)
[画像6: https://prtimes.jp/i/14485/230/resize/d14485-230-c020ca7f482e5d8229cc-4.jpg ]
会社概要
社名:株式会社クラダシ
代表者氏名:関藤竜也
設立:2014年7月
本社所在地:〒141-0021 東京都品川区上大崎3丁目2-1 目黒センタービル 5F
事業内容:社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」の運営
URL:https://corp.kuradashi.jp/
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「1.5次流通」、「社会貢献型ショッピングサイト」、「KURADASHI」およびそのロゴ、「もったいないを価値へ」は株式会社クラダシの登録商標です。
※本プレスリリースは、石垣市との共同リリースです。
[画像1: https://prtimes.jp/i/14485/230/resize/d14485-230-553cd1d7588bc6970656-5.jpg ]
左から、ロート製薬・山田会長、石垣市・中山市長、クラダシ・関藤
日本の農業が抱える課題
日本の農業が抱える課題日本の農業は、深刻な高齢化と後継者不足に直面しています。2019年に農林水産省が取りまとめたデータによると、基幹的農業従事者数が年々減少しており、2018年には1990年の約半数になる145万人に減少、平均年齢は66.6歳となっています。
※参考:農林水産省「農政をめぐる情勢について」
https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/attach/pdf/0705-11.pdf
[画像2: https://prtimes.jp/i/14485/230/resize/d14485-230-2a004edc0929c2aa77e3-0.png ]
また、農業による環境への負荷も問題となっています。就農人口の減少により、より効率的な生産が求められています。機械化、生産基盤の整備、品種改良等が推し進められたほか、化学肥料や農薬の施用等によって農業の生産性は大幅な向上が図られてきた一方、過度の効率追求や不適切な資材利用・管理により、農業生産活動が環境への負荷を与える場合もあります。
[画像3: https://prtimes.jp/i/14485/230/resize/d14485-230-60326f7ffa0018764e8a-1.png ]
引用:農林水産省HP「環境保全型農業の推進」
https://www.maff.go.jp/j/wpaper/w_maff/h18_h/trend/1/zoom_18.html
農業の課題解決を目指すクラダシの取り組み
「ソーシャルグッドカンパニーでありつづける」をミッションに掲げ、社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」を運営することでフードロス問題の解決に取り組むクラダシは、地方創生事業にも力を入れ、地域経済の活性化や社会発展に取り組んでいます。
自らが社会貢献活動を行うために創設した「クラダシ基金」を活用し、社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」を実施。旅費交通費、宿泊費や食費等をクラダシ基金より支援し、地方創生やフードロス問題に興味がある学生を、人口減少・少子高齢化により人手不足に悩む地方農家へ派遣しています。
2019年2月に鹿児島県種子島にて第一回を実施したクラダシチャレンジは、2021年末までに計12回実施され、のべ100名の学生を派遣してまいりました。また、2021年10月に京都府京丹波町にて実施されたクラダシチャレンジでは収穫物の黒枝豆を、11月に高知県北川村で実施されたクラダシチャレンジでは柚子を、KURADASHI上で販売いたしました。
▼クラダシチャレンジの実施実績はこちら
https://www.kuradashi.jp/fund
ロート製薬の循環型農業への取り組み
ロート製薬は、2030年に向けたグループ総合経営ビジョン「Connect for Well-being」を掲げ、一人ひとりが身体も心もイキイキと過ごせるように、健康を軸にさまざまなアプローチで事業を展開しています。
なかでも食事業においては、2013年にアグリファーム事業部を立ち上げ、グループ会社である農業生産法人・有限会社やえやまファーム(沖縄県石垣市)にて畜産・農産、加工販売を通して循環型農業、六次産業化に取り組んできました。石垣島の自然と共存し、家畜の糞尿からたい肥を作り、野菜や果物を育て、それをまた家畜の飼料にする循環型農業を通じて、石垣島の環境にもやさしく、一人ひとりの健康に食から貢献することを目指していま
す。人・地域・自然が一体となって循環しながら持続する社会システムの構築が、お客様や未来社会のウェルビーイングにつながると考えています。
石垣市の取り組み
石垣市は、2020年7月に「SDGs未来都市」および「自治体SDGsモデル事業」に選定されました。
「自然と文化で創る未来〜守り・繋ぎ・活きる島 石垣〜」をテーマに掲げ、2020年8月に策定された「石垣市SDGs未来都市計画」では、観光客や市外在住者向けの石垣ブランド商品のみならず、市民向けの農産物の生産と流通の推進、地産地消の普及啓発、給食での活用に向けた生産体制の構築、台風をはじめとする厳しい自然環境に対してもレジリエントな農業生産体制の構築等により、農産物生産額の向上を図ると定めています。
※参照:石垣市SDGs未来都市計画
https://www.city.ishigaki.okinawa.jp/material/files/group/9/SDGs_keikaku.pdf
[画像4: https://prtimes.jp/i/14485/230/resize/d14485-230-95406626ff0dc39cd5fd-2.png ]
3者による取り組み内容
農業や地域の抱える課題の解決に取り組む3者が連携することで、フードロス削減や循環型農業の実現を目指し、石垣市にてそれぞれが持つリソースを最大限に活かした取り組みを推進してまいります。
第一弾の取り組みとして、2022年7月には、未収穫残となっている作物の収穫支援によるフードロスの削減や関係人口の増加、地域の魅力PRなどを目的に、やえやまファームにて栽培された、日本で唯一の農薬を使わない有機パイナップルの収穫を行う社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」を実施する予定です。今後もさまざまな取り組みを行い、豊かな自然環境で育まれた石垣島の食が多くの方に届けられるような仕組みを構築してまいります。
[画像5: https://prtimes.jp/i/14485/230/resize/d14485-230-4183baa771f75f7dca3e-3.jpg ]
▲やえやまファームにて栽培されている有機パイナップル
社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」について
KURADASHIは、フードロス削減への賛同メーカーより協賛価格で提供を受けた商品を最大97%OFFで消費者(会員)へ販売し、売り上げの一部を社会貢献活動団体へと寄付する日本初・最大級の社会貢献型ショッピングサイトです。環境保護や動物保護の団体、クラダシ基金など、様々な団体を支援しています。
「もったいないを価値へ」をモットーに、廃棄される商品に新たな価値をつけて再流通させる、1.5次流通※という通常の流通ルートを毀損しない全く新しいマーケットを創出しています。
URL:https://www.kuradashi.jp/
※1次流通:商品が新品の状態で消費者の手に渡ること。
1.5次流通:廃棄の可能性があった商品を価値あるものに生まれ変わらせ市場に提供すること。
2次流通:一度市場に出た商品が再び販売されること。
▼KURADASHIへの出品をご希望の方はこちら
https://www.kuradashi.jp/sell?utm_source=referrer&utm_medium=pr&utm_campaign=sell
【2021年10月末現在の主な累計実績】
・フードロス削減数:16,313トン ・経済効果:50億5,692万円
・CO2削減数 :41.76kt-CO2 ・寄付総額:68,139,785円
【受賞歴】
?2021年
・「Japan Venture Awards 2021」JVA審査委員会特別賞
・「High-Growth Companies Asia-Pacific 2021」ランクイン
・「第4回エコプロアワード」 優秀賞
・東洋経済「すごいベンチャー100」選出
・「EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2021 ジャパン」関東地区代表選出
・crQlr Awards 「Systems to Save Waste Prize」「Circular Platform Prize」「Pivoting Prize」受賞
・「令和3年度消費者志向経営優良事例表彰」消費者庁長官表彰(特別枠)
[画像6: https://prtimes.jp/i/14485/230/resize/d14485-230-c020ca7f482e5d8229cc-4.jpg ]
会社概要
社名:株式会社クラダシ
代表者氏名:関藤竜也
設立:2014年7月
本社所在地:〒141-0021 東京都品川区上大崎3丁目2-1 目黒センタービル 5F
事業内容:社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」の運営
URL:https://corp.kuradashi.jp/
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「1.5次流通」、「社会貢献型ショッピングサイト」、「KURADASHI」およびそのロゴ、「もったいないを価値へ」は株式会社クラダシの登録商標です。
※本プレスリリースは、石垣市との共同リリースです。