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LIFULL FaMと岩手県釜石市が働くママを応援!子育てと両立した「ママの働き方創出に向けた連携協定」を締結

ママのデジタル人材育成プログラムの実施や子連れオフィス整備への取り組み

株式会社LIFULL(ライフル)(以下LIFULL、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井上高志、東証第一部:2120)が運営するママの就労支援事業LIFULL FaM(ライフル ファム)は、2022年2月18日(金)に岩手県釜石市と子育てと両立した「ママの働き方創出に向けた連携協定」(以下、本協定)を締結しました。本協定に基づき、LIFULL FaMは釜石市と連携しながらママ(未就学児を持つ女性)のデジタル人材育成プログラムの実施や子連れオフィスの整備に取り組みます。




[画像1: https://prtimes.jp/i/33058/233/resize/d33058-233-e15ad575a66cb987c7e3-2.jpg ]

釜石市は有効求人倍率が1.00を超え、女性の年齢階級別の労働力率を示すM字カーブの底は浅くなっていますが、女性の非正規雇用の割合は約50%(2015年国勢調査)、特に事務職の求職ニーズに対して求人が少ない状況が常態化し、若年女性自らが望む職業や条件ではない仕事に就いている可能性が高いと考察され、若年女性の岩手県内陸部や都市地域への「就職」に伴う転出等の要因となっている課題があります。

これらの課題解決にむけて、本協定では釜石市とLIFULL FaMで連携して下記のことに取り組みます。

<「ママの働き方創出に向けた連携協定」の内容>
(1)ママのデジタル人材育成
(2)子連れワークが可能なオフィスの整備及び体制の構築
(3)子連れワークに取り組みたいママのコミュニティの形成
(4)リモートでの受注が可能な業務の掘り起こし
(5)その他子育て中の女性の仕事との両立支援及びデジタル人材育成の推進

<主な取り組み>
・デジタル人材育成プログラムの開講
LIFULL FaMの今までの知見を活かして、釜石の子育て中の女性にWebマーケティング分野のテレワーカーとして自立できるよう、レクチャーと伴走を行います。講座では、子育てと両立するキャリアの考え方から、SNSマーケティングやコンテンツマーケティングに関する実践的な内容までを実施。その後、テレワーカーとして仕事ができるまで現地運営がサポートします。

・子連れオフィスの整備
釜石市の遊休施設を活用したキッズスペース付きオフィスを整備します。
子供が預けられない・預けない人でも育児と両立して働ける環境を作ります。



釜石市の若年女性の就業の現状について

雇用充実の一方で、「女性が働く環境」の満足度は8.7%
求職ニーズとのミスマッチから市外への転出を助長
釜石市は以前より東日本大震災からの復興に取り組むとともに、持続可能な地域社会を実現するため、自治体、企業、市民が一体となった「釜石市オープンシティ戦略」を掲げ、全国の地域活性のロールモデルとなる事例を多数生み出すなど、人口減・少子高齢化問題や空き家問題への対策を進めてきました。
釜石市における若年女性(20歳〜39歳)の就業率は76%(2015年国勢調査)、有効求人倍率も1.00を超えていることから、雇用は充足していると考えられる一方、2020年国勢調査では人口減少率12.8%と県内で最も高く、その一つの要因に若年女性定着・回帰に関する問題があるとされています。
しかし、2019年に実施した市民アンケートによると、「女性が働く環境」の満足度は8.7%と低く、不満を持つ市民は24.7%でした。釜石市の女性の非正規雇用の割合は約50%(2015年国勢調査)、事務職の求職ニーズに対して圧倒的に求人が少ないといったミスマッチの状況が常態化し、若年女性自らが望む職業や条件ではない仕事に就いている可能性が高いと考察されています。このような職業選択の状況は、若年女性の岩手県内陸部や都市地域への「就職」に伴う転出につながり、定住及び若年層のUIターンの減少要因となっている課題があります。

また、女性の年齢階級別の労働力率が子育て世代の年齢で減少する、所謂M字カーブの問題は近年消滅しつつあり、釜石市においてもM字の底は浅くなってきています。女性の就業は、出産・子育てというライフステージにおいても、あたりまえの時代となってきており、保育施設や一時預かり、病後児保育等の充実、育児休暇制度の浸透といった子育てとの両立支援はもとより、女性が自分らしく働ける社会、働き方の選択肢を増やしていくことが若年女性の移住定住推進に必要と考えられます。



LIFULL FaM事業責任者 秋庭 麻衣のコメント

100人いれば100通りの両立方法。自分がしたい「子育てと仕事の両立」が叶う地域が増えていくことを目指して

[画像2: https://prtimes.jp/i/33058/233/resize/d33058-233-fc6a06d36c5f02b5c613-0.jpg ]

子育てと両立しながら働く選択肢は増えてきてはいますが、都心に比べて地方はまだその選択肢が少ないのが現状です。どのように子育てと仕事を両立したいかは人それぞれで、100人いれば100通りの両立方法があります。自分がしたい「子育てと仕事の両立」が叶えられる地域が今後増えていくことを目指しています。今回の釜石市との取り組みをモデルケースとして全国の地域に展開したいと考えています。



LIFULL FaMについて(URL:http://lifull-fam.com/

LIFULLは、事業を通じて社会課題の解決に取り組む企業グループ(ソーシャルエンタープライズ)として、LIFULLが実現したい未来に向けて、個人が抱える課題からその先にある世の中の課題を解決していくため、『LIFULL アジェンダ』(https://lifull.com/brand/agenda/)を発表しています。LIFULL FaMは、LIFULLアジェンダの中から以下の目標に取り組んでいます。

・貧富の差による負の連鎖をなくすために、子育てしながら安心して働ける環境を広げる
・子育て世帯の幸せな暮らしのために、つながりを実感できるコミュニティを増やす
・生きづらい親子がいない社会の現実のために、子育ての不安が軽くなる、親の心の支援を広げる

LIFULL FaMは「子育てと仕事をハッピーに」をコンセプトに子どもを持つ女性の長期的なキャリアアップを支援する「ママの就労支援事業」を展開しています。ママたちが子ども連れで出勤できるよう、オフィスには保育士やチャイルドマインダーの有資格者がいるキッズルームを併設し、Webマーケティング関連業務を中心にスキルアップしながら働ける仕組みを全国4か所に構築しています。
2018年には、東京に次ぎ福井県鯖江市で空き家を活用したオフィスをオープンし、島根県雲南市、宮崎県宮崎市に展開、社員から業務委託まで、それぞれのライフスタイルに合わせた形態で働ける環境を整えることで、これまでに100人以上のママたちにテレワーカーとして活躍できる場を提供しています。



■LIFULL 地方創生について(URL:https://local.lifull.jp/

LIFULL 地方創生は、空き家の再生を軸に、独自の視点で日本の地方創生をリードします。
空き家データ、人材育成マッチング、空き家活用ノウハウ・プロデュース、資金調達支援の4つの柱を軸に地方創生への追い風を協力に循環させていきます。



株式会社LIFULLについて (東証第一部:2120、URL:https://lifull.com/

LIFULLは「あらゆるLIFEを、FULLに。」をコーポレートメッセージに掲げ、個人が抱える課題から、その先にある世の中の課題まで、安心と喜びをさまたげる社会課題を、事業を通して解決していくことを目指すソーシャルエンタープライズです。
現在はグループとして世界63ヶ国でサービスを提供しており、主要サービスである不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」をはじめ、空き家の再生を軸とした「LIFULL 地方創生」、シニアの暮らしに寄り添う「LIFULL 介護」など、この世界の一人ひとりの暮らし・人生が安心と喜びで満たされる社会の実現を目指し、さまざまな領域に事業拡大しています。
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