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コカ・コーラ ボトラーズジャパン白州工場、AWS規格のゴールド認証を取得

水資源の責任ある利用と管理(ウォーター・スチュワードシップ)を実行し、工場周辺流域における持続可能な水資源保全を推進




コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 最高経営責任者:カリン・ドラガン、以下 当社)は、当社白州工場(山梨県北杜市)が、水資源の責任ある利用と管理(ウォーター・スチュワードシップ)の国際認証であるAWS(Alliance for Water Stewardship)規格の「ゴールド認証」を取得したことをお知らせします。当社工場でのAWS取得は初となります。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/53655/236/53655-236-8da14617a7ab7ba0fb23afd6806a7022-1836x1650.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/53655/236/53655-236-c6650a743f93090571bfb7f3f478490a-750x439.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
コカ・コーラ ボトラーズジャパン白州工場

AWS規格は、水資源の責任ある利用と管理(ウォーター・スチュワードシップ)を実現するための国際的なフレームワークです。AWS規格では、事業所に加え、ステークホルダーとの連携を通じた流域全体における水資源管理を促進し、水の利用と管理が持続可能で責任あるものとなるための基準を定めています。

当社は、「2030年までに水使用量30%削減」および「2025年まで水源涵養率200%維持」の目標を掲げて水資源保全を推進しています。工場では、製品を製造するために使う水の量を厳しく管理し、製造プロセスや工場設備を常に見直し改善につなげ、製品1Lを製造する際に使用する水(WUR:Water Use Ratio)の削減目標を設定しています。また、工場の水源を専門機関による科学的な調査を通じて特定し、コカ・コーラシステム独自の源水脆弱性評価(SVA: Source Vulnerability Assessment)を実施したのち、水管理計画(WMP: Water Management Plan)を策定、災害対策や工場水源での涵養活動を実施しています。さらに、その土地固有の水リスクや脆弱性は詳細な検証結果を基に、リスク対応策を含む脆弱性評価(FAWVA: Facility Water Vulnerability Assessment)報告としてまとめられ、日本のコカ・コーラシステムとして持続可能な水資源保全、洪水による影響の低減、水使用の効率化などを中長期的戦略に活用しています(注1)。
今回の白州工場の「ゴールド認証」取得においては、製造過程における水使用量の削減や、全世界のコカ・コーラシステム共通の品質とオペレーション管理システム「KORE(Coca-Cola Operating Requirements)(注2)による水質管理の取り組みに加え、周辺流域の水収支の把握、将来的に予測される影響や傾向のほか、製造過程で生じる水利用について、流域におけるステークホルダーと連携したさまざま取り組みが総合的に高く評価されました 。

白州工場では、100%リサイクルPETボトルおよび飲料後に資材分別を簡素化するラベルレスパッケージを採用した「い・ろ・は・す 天然水」を主に製造しています。白州工場においては、薬剤を使用しない電子線殺菌「エレクトロン・ビーム(Electron Beam)」システムの導入などにより水使用量削減に取り組んでおり、空のPETボトルを薬剤を使用せずに殺菌することで、1日あたりの水使用量を従来システムと比べ、約400トン削減(1ラインあたり)します。また、2020年7月、山梨県と森林の保全等に関する協定を締結し、白州工場水源域に位置する県有林282.6ヘクタールを「コカ・コーラ ボトラーズジャパン水源の森はくしゅう」として整備・維持管理を実施し、2023年度の水源涵養率は124%となりました(注3)。

当社は、かけがえのない「水」を主原料に使用しビジネスを行う企業として、製造に使用する水の削減や再利用、適切な処理に努め、豊かな水資源を次世代へ引き継ぐために、地域社会と協働し持続可能な水資源の保全に取り組んでまいります。
(注1)「水の取り組み」 https://www.ccbji.co.jp/csv/environment/

(注2)KORE(コア)
「KORE(Coca-Cola Operating Requirements)」とは、コカ・コーラシステムにおいて世界共通の品質基準です。原材料の調達から製造、物流・輸送、販売を経てお客さまに製品が届くまでの各過程において「品質」「食品安全」「環境」および「労働安全衛生」に関する基準を網羅したシステムで、国際規格であるISOや各種法令の要求事項を満たしつつ、さらに厳しい方の基準を自らに課す内容となっています。
https://www.ccbji.co.jp/csv/assurance/

(注3)コカ・コーラ ボトラーズジャパン、山梨県と「育水の推進等に関する連携協定」を締結
https://www.ccbji.co.jp/news/detail.php?id=842

白州工場について
所在地:山梨県北杜市白州町下教来石300-1
稼働開始年月:1997年10月
敷地面積: 32,954平方メートル (9,986坪)
生産品目:「い・ろ・は・す 天然水」ほか

AWS規格について
AWS(Alliance for Water Stewardship)規格は、持続可能な水資源の責任ある利用と管理(ウォーター・スチュワードシップ)を実現するための国際的なフレームワークです。AWS規格では、企業や組織が自らの水の使用状況とその影響を把握し、流域全体の課題に対応することを求めています。AWS規格は、5つの主要なアウトカム(適切な水資源水ガバナンス、持続可能な水収支、適切な水質、水資源に関する重要区域の保全、工場従業員への安全な水と衛生設備・衛生環境の提供)を達成することを目指しています。規格を満たした組織は「コア」「ゴールド」「プラチナ」の3段階で認証が与えられます。
AWSウェブサイト:https://a4ws.org/


※ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
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