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【中小企業のESGへの対応を調査】ESG経営を認知している企業は5% 外部企業からの期待を受けESG経営への関心が高まっている

〜BLUE REPORT 11月号を発行〜




 『「新しいあたりまえ」で、新しい世界を創るFORVAL』を理念に掲げる、次世代経営コンサルタント集団である株式会社フォーバル(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:中島 將典、以下「フォーバル」)が運営するフォーバル GDXリサーチ研究所は、中小企業のESGへの対応について調査した「BLUE REPORT 11月号」を2024年10月31日(木)に発行しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104276/236/104276-236-a2658b93a5920f374ef4f1c630535fd5-2303x1343.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


今回のレポートの目的『中小企業のESGへの対応』
 近年、ESG経営という言葉を耳にする機会が増えたと思われる経営者も多いのではないでしょうか。今や企業経営に欠かせない経営指標のひとつとして、投資家や金融機関、また企業経営者などから注目されています。

 中小企業のESG経営への取り組みはどの程度進んでいるのでしょうか。新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着いた昨今も、物価高や人手不足状況など中小企業の経営を脅かす要素は多く、直接的な利益と結びつきにくいESG経営への取り組みは後回しにされる懸念があります。しかし、今や中小企業にとっても持続可能な経営に不可欠な要素になりつつあります。本レポートでは、中小企業のESG経営に関する認知度や取り組み状況についての調査結果を基に検証していきます。
 
●本レポートの詳細は、こちらをご参照ください。
 URL:https://www.forval.co.jp/consulting/pdf/bluereport_202411.pdf
サマリー
■ESG経営を認知している企業は5.0%
・ ESG経営の認知状況については、「知っており、他の人に説明できる」の回答が5.0%、「知っているが、説明できるほどではない」が29.2%で、知っているの合計が34.2%となった。
・一方で、「聞いたことはあるが、よく知らない」、「知らない」の回答は合計65.8%となり、ESG経営を知らないと回答した割合の方が多かった。
■ESG経営を認知している企業のうち、取り組んでいる企業は31.8%
・ ESG経営に「取り組んでいる」と回答した企業が31.8%、「取り組んでいないが、取り組みたいと思っている・取り組む予定である」が41.6%、「取り組んでおらず、取り組む予定もない」という回答が26.6%であった。
・ESG経営を知っている企業のうち、3割を超える企業がすでにESG経営の取り組みを行っていた。また、 「取り組んでいる」と「取り組んでいないが、取り組みたいと思っている・取り組む予定である」を合わせると7割以上の企業が取り組む意欲がある、という結果になり、ESG経営に対する関心や意欲が少しづつ高まってきていることを表していることが推測される。
■ESG経営に取り組み始めた理由で最も多い回答は社会情勢を受けて
・ESG経営に「取り組んでいる」と回答した経営者に、ESG経営に取り組み始めた理由についても聞いた。 「社会情勢を受けて」が最も多く 、次いで、「持続可能な事業の展開のため」、「企業ブランディング向上のため」と続いた。
調査結果 (抜粋) 
■ESG経営を認知している企業は5.0%
 まずESG経営の認知状況については、「知っており、他の人に説明できる」の回答が5.0%、「知っているが、説明できるほどではない」が29.2%で、知っているの合計が34.2%となった。一方で、「聞いたことはあるが、よく知らない」、「知らない」の回答は合計65.8%となり、ESG経営を知らないと回答した割合の方が多かった。ESG経営の重要性は日々高まっているが、本調査時点では、まだ知らない経営者の方が多い状況であった。
 また、ESG経営の認知度の質問で「知っており、他の人に説明できる」または、「知っているが、説明できるほどではない」と回答した経営者に、ESG経営についての情報収集手段について聞いた。
 多くが「ニュースやメディアの記事」から情報を収集しているが、2番目に多い回答は「特に情報は収集していない」であった。また、「その他」の回答では顧問先のコンサルティング会社から情報を受けて、という内容が多かった。認知をしている経営者の中には、ESG経営についての情報収集は積極的ではなく、顧問先からの情報を受動的に収集しているケースもあることがわかった。
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調査期間: 2024年9月9日〜2024年10月11日
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104276/236/104276-236-3c6d7765cc632e0e153302f1762e5dcb-1152x613.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
調査期間: 2024年9月9日〜2024年10月11日

■ESG経営を認知している企業のうち、取り組んでいる企業は31.8%
 ESG経営の取り組み状況については、ESG経営の認知度の設問で「知っており、他の人に説明できる」、「知っているが、説明できるほどではない」 の、いずれかに回答した経営者に聞いている。
「取り組んでいる」と回答した企業が31.8%、「取り組んでいないが、取り組みたいと思っている・取り組む予定である」が41.6%、「取り組んでおらず、取り組む予定もない」という回答が26.6%であった。ESG経営を知っている企業のうち、3割を超える企業がすでにESG経営の取り組みを行っていた。また、 「取り組んでいる」と「取り組んでいないが、取り組みたいと思っている・取り組む予定である」を合わせると7割以上の企業が取り組む意欲がある、という結果となり、ESG経営に対する関心や意欲が少しづつ高まってきていることを表す結果となった。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104276/236/104276-236-216278bbcf0c74b2ea91795537d6e949-1327x768.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
調査期間: 2024年9月9日〜2024年10月11日

■ESG経営に取り組み始めた理由で最も多い回答は社会情勢を受けて
 また、ESG経営に「取り組んでいる」と回答した経営者に、ESG経営に取り組み始めた理由についても聞いた。「社会情勢を受けて」が最も多く 、次いで、「持続可能な事業の展開のため」、「企業ブランディング向上のため」と続いた。
 ESG経営に取り組む主な理由は、一般論としては(一般的には)事業の持続可能性の確保であるといわれている。ところが、調査結果では「社会情勢を受けて」がそれと近い回答数であった。脱炭素社会の実現やガバナンスの強化などのために、自社以外の外部企業からの期待や要請なども影響していると考えられる。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104276/236/104276-236-1c39e3be28ef682f073b8046d8b3692a-1335x973.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
調査期間: 2024年9月9日〜2024年10月11日

フォーバル GDXリサーチ研究所とは
 日本に存在する法人の99%以上を占める中小企業。この中小企業1社1社が成長することこそが日本の活力につながります。中小企業が成長するための原動力の1つにGreen(グリーン)とDigital(デジタル)を活用し企業そのものを変革するGDX(Green Digital transformation)があります。

 フォーバル GDXリサーチ研究所は、中小企業のGDXに関する実態を調査し、各種レポートや論文、報告書などをまとめ、世に発信するための研究機関です。「中小企業のGDXにおける現状や実態を調査し、世に発信する」をミッションに「中小企業のGDXにおいてなくてはならない存在」を目指し活動していきます。

▽詳細は下記URLよりご覧ください。
https://gdx-research.com/


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