ライフネット生命保険 2012年9月末のヨーロピアン・エンベディッド・バリュー(EEV)を開示
[12/11/15]
提供元:PRTIMES
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ライフネット生命保険株式会社 (URL:http://www.lifenet-seimei.co.jp/ 本社:東京都千代田区、代表取締役社長:出口治明)は、2012年9月末時点のエンベディッド・バリュー(Embedded Value:以下、「EV」)をお知らせします。
EVは生命保険会社の企業価値・業績評価指標の一つであり、貸借対照表に基づく「修正純資産」と、保有契約から見込まれる将来のキャッシュ・フロー等に基づく「保有契約の将来利益現価」の合計として計算されます。生命保険契約は一般に、長期間にわたり平準的に保険料を収受する一方、契約前後の短期間に広告宣伝費・代理店手数料・契約査定費用等が集中的に支出されるため、収益と費用の発生するタイミングが一致せず、生命保険会計においては、契約を獲得してから利益が生じるまでに時間を要するという特性があります。このことが、生命保険事業を単年度の収支で評価することを難しくしていることから、生命保険会社においてはEVを開示することが、経営状態への理解を高める上で有益であると考えられています。 なお、当社は、ヨーロッパの主要な大手生命保険会社を中心として広く採用されているヨーロピアン・エンベディッド・バリュー(以下、「EEV」)を採用しています。
2012年9月末EEVは以下のとおりです。
■2012年9月末EEVの要旨
・ 2012年9月末EEVは、前年度末比337百万円減少の18,210百万円
・ 修正純資産は、前年度末比1,041百万円の減少
・ 保有契約の将来利益現価は、保有契約の増加により、前年度末比704百万円の増加
・ 新契約価値は、新契約獲得のための広告宣伝費の増加により、前年同期比436百万円の減少
・ 新契約価値(均衡事業費ベース)は、前年同期比501百万円の減少
・ 新契約1件当たり新契約価値(均衡事業費ベース)は、11.0千円(前年同期27.6千円)
(注)1. 修正純資産とは、生命保険会社の資産の時価から責任準備金およびその他の負債の時価を控除した額として定義され、その価額は株主に帰属する価値と考えられます。具体的には、貸借対照表上の純資産の合計額と負債中の内部留保および時価評価されていない資産・負債の含み損益などの合計として計算されます。
(注)2. 保有契約の将来利益現価とは、一定の前提の下で、評価日時点の保有契約から将来見込まれる株主に分配可能な税引後利益を評価日における現在価値に換算したものです。
(注)3. 新契約価値とは、当期中に新契約を獲得したことによるEVへの影響を表したもので、EEVと同一の前提を使用して計算しています。また、新契約価値における新契約とは、事業年度中に新たに成立した生命保険契約のことをいい、将来獲得する新契約を含みません。
(注)4. EEVおよび新契約価値の計算に用いた事業費の前提は、1件あたりの事業費が保有契約の増加に伴って逓減し、開業10年目(2017年度)に均衡に達するものとしています。当該1件あたり事業費が契約獲得時から均衡水準にあるものとして計算した場合の新契約価値を、(参考)新契約価値(均衡事業費ベース)として表示しています。
◆ ライフネット生命について URL: http://www.lifenet-seimei.co.jp/
ライフネット生命保険は、相互扶助という生命保険の原点に戻り、「正直に経営し、わかりやすく、安くて便利な商品・サービスの提供を追求する」という理念のもとに設立された、インターネットを主な販売チャネルとする新しいスタイルの生命保険会社です。インターネットの活用により、高い価格競争力と24時間いつでも申し込み可能な利便性を両立しました。徹底した情報開示やメール・電話・対面での保険相談などを通じて、お客さまに「比較し、理解し、納得して」ご契約いただく透明性の高い生命保険の選び方を推奨し、「生命(いのち)のきずな=ライフネット」を世の中に広げていきたいと考えています。
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