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松浦通運がBizRobo!×AIの連携でトラックの安全運行を実現 RPA社内開発で1,900時間相当の余力を創出し、働き方改革を加速




 RPA ホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:高橋 知道)子会社で、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)/Digital Labor(仮想知的労働者)のベーステクノロジーを提供するRPAテクノロジーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:大角 暢之、以下「RPAテクノロジーズ」)は、松浦通運株式会社(所在地:佐賀県唐津市、代表取締役:馬渡 雅敏、以下「松浦通運」)にRPAツール「BizRobo!」の提供を行い、AI連携によるトラックの安全運行や、業務効率化/標準化の実現をサポートしたことをお知らせします。

■BizRobo!導入に至った経緯
 松浦通運は佐賀県唐津市に拠点を置き、自社とグループ会社で手がけるトラック輸送をはじめ、唐津港での港湾荷役や倉庫・通関業などの総合物流サービスを展開しています。総務・経理を含む管理本部のトップであり、情報システム課の課長も兼務する出将士氏は2019年、自社で主体的に取り組むことのできる業務改善手法としてRPAに着目しました。またその翌年、運行車両の運転席映像をAI による画像解析で毎日チェックする“ながらスマホ防止策”を準備中に、システム開発会社からAIとRPAの連携による映像の自動転送を提案されたことから、他業務での活用や今後の社内開発も念頭に置き、自社にとって最適なRPAツールの検討を始めました。

 ある展示会場で「BizRobo!」の実演を見た出氏は、自動実行の操作対象を確実に指定できる『オブジェクト認識』を備える点と、ソフトウェアロボットの開発・実行環境を作業対象の端末外に置き、個別環境に依存しない運用が可能な『サーバ型』である2点が揃っていることが他のRPAツールより優位であり、社内開発に適していると評価して「BizRobo! Lite+」の導入を決めました。
 特定の端末に縛られずにロボット開発ができる「BizRobo! Lite+」は、AIに絡む高度なRPA開発を外部に委託しつつ、社内でも可能な範囲で開発を進めたいという、松浦通運の希望に沿うライセンスでした。

■大半のロボットを若手社員1人が開発し、約10業務で活用
 松浦通運は現在、「画像解析AIへのデータ転送」をはじめ、「荷物の追跡番号を専用サイトに入力、遅延が見込まれる場合に通知する業務」や、「固定・携帯電話の利用料金を伝票にまとめる業務」など、およそ10業務/合計15体のソフトウェアロボットを活用。このうちAI関連を除く13体は、システム課で入社3年目だった若手社員が作成を担当しています。
 対象業務の選定にあたってはスタッフにヒアリングを行い、RPA化の対象として寄せられた候補を検証、見込まれる時間削減効果が大きい順に開発を進めました。スタッフのニーズを的確に捉え、新たな取り組みに対する抵抗感を未然に防いだことでRPA活用が順調に拡大し、現在ではフルタイム従業員1人分にあたる年間約1,900時間相当のリソースを創出しています。
 例えば荷物の配達状況確認では、社員が担う作業時間をBizRobo!導入前の2割未満に短縮しただけでなく、詳しい業務知識がなくとも対応できるよう作業内容が簡素化されました。慣れない作業に数時間かかりきりといった事態はRPA化を機に一掃され、ベテラン社員の不在時にも安定した業務進行が可能となっています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/11515/238/resize/d11515-238-ff96249405b2eeff8479-0.jpg ]

松浦通運/BizRobo!導入事例記事:https://bit.ly/41ztJmT

■今後の展望
 松浦通運ではBizRobo! Lite+に加えてAI-OCRサービス「BizRobo! OCR with AI inside」も導入。両製品を連携することで、工事の下請業者となる際に必ず提出する『労務・安全衛生管理に関する書類』の登録サイトに、更新した車検証・運転免許証などのデータを反映する作業も自動化する予定です。
 また月60時間を超える時間外労働への割増賃金率が、2023年4月から中小企業でも50%以上に引き上げられる※1ことを踏まえて、特に残業の多い部署の業務内容を聞き取って簡素化する『時短プロジェクト』も進めています。今後はプロジェクトをより円滑に推進できるよう、社内開発者の増加やグループ会社へのロボット横展開も進めていきたいと展望を描いています。

 RPAテクノロジーズは、人材不足、2024年問題、燃料価格高騰といった多数の課題を抱える物流業界に対して、RPAと様々なデジタルツールの連携や業務標準化を提案・サポートすることにより、現場の負荷軽減や安全運行の実現に寄与すべく活動しています。
 最近では若手やRPAに馴染みのない方が開発に携わるケースも増えていることから、e-ラーニングやユーザーコミュニティなど、開発者のサポートコンテンツを更に充実させ、IT初心者でも安心して導入できる環境を整備することで課題解決・目的実現に向けた事業変革=LX(ローカルトランスフォーメーション)※を実現していきたいと考えています。

※1 厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/content/000930914.pdf
※2 LXとは:https://bit.ly/441fQjk

■「BizRobo!」について

[画像2: https://prtimes.jp/i/11515/238/resize/d11515-238-89122bb5faa6aaf0a25e-1.png ]

「BizRobo!」は、ホワイトカラーの生産性を革新する、ソフトウェアロボットの導入・運用を支援するデジタルレイバープラットフォームです。「ロボット」と「IT」によって、ホワイトカラーをルーティンワークから解放し、企業を始め社会全体の生産性向上を図り、未来の働き方を変えていきます。
詳細につきましては製品ページ:https://bit.ly/3H4laIQ をご覧ください。
― 主要製品ラインナップ―
 ・BizRobo! Basic : https://bit.ly/3H9rgYt
 ・BizRobo! Lite  : https://bit.ly/3oDPAez
 ・BizRobo! mini  : https://bit.ly/3V31oD7

【会社概要】
■RPAテクノロジーズ株式会社 (https://rpa-technologies.com/
・本社所在地:東京都港区虎ノ門1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー8F
・設立   :2013年7月
       クライアント企業の新規事業に対する投資及びコンサルティングサービスを手掛ける
       オープンアソシエイツ株式会社(現:RPAホールディングス株式会社、コード番号6572
       東証プライム)より、会社分割により100%子会社として設立
・代表者  :代表取締役 執行役員社長 大角 暢之
・資本金  :3,000万円
・事業内容 :RPA、AIを活用した情報処理サービス業 、コンサルタント業務
       BizRobo!を活用した新規事業開発・推進
・福岡オフィス所在地:福岡県福岡市博多区博多駅前1-15-20 NMF博多駅前ビル2F

■松浦通運株式会社 (https://mecnet.co.jp/
・本社所在地:佐賀県唐津市中瀬通10-37
・設立   :昭和19年2月25日
・代表者  :代表取締役 馬渡 雅敏
・資本金  :5,000万円
・事業内容 :一般区域貨物自動車運送事業、一般路線貨物自動車運送事業、軽車輌等運送事業、
       特別積合せ運送、航空貨物便、重量物の運搬・架設・設置及びこれに付随する事業、
       一般建設業とび土工工事業、港湾運送事業、通関業、輸出入業、船舶代理店業、
       倉庫業、通運事業、損害保険代理店業、特殊物品の購買販売業、特殊荷役請負業、
       荷造包装事業、不動産の賃貸・売買・管理・仲介業、鋼材の製造・加工並びに販売
       機械器具及び部材の組み立て・加工並びに販売、工業製品の検査及び非破壊検査の業務、
       前各号に関連する事業
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