日本IBM、日本科学未来館のアクセシビリティー技術研究コンソーシアムに参画
[22/04/19]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
多様な人々が輝くインクルーシブな未来社会へ向け、「Good Tech」の展開へ
日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は、日本科学未来館(略称:未来館)を運営する国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)と、2022年4月に共同研究契約を締結し、未来館が運営する「日本科学未来館アクセシビリティラボ」に、1社目の企業パートナーとして参画します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/46783/238/resize/d46783-238-e8dec866f0e1357fec5b-0.jpg ]
未来館は2001年7月に、東京・お台場に開館しました。科学技術創造立国のための「科学技術基本計画」(当時)に基づき、科学技術への理解を深めるための拠点として開館した国立の科学館で、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が運営しています。現在、館長を務める浅川智恵子( https://www.miraikan.jst.go.jp/news/general/202104011869.html ) (※1)(IBMフェローを兼務)は、2021年4月に着任して以来、「あなたとともに『未来』をつくるプラットフォーム」というビジョンを掲げ、未来館をミュージアムの枠を超えて、アクセシビリティー技術をはじめ、様々な先端科学技術の実証の場の実現を推進しています。
日本IBMが参画する「日本科学未来館アクセシビリティラボ」は、障がいや年齢、国籍といった違いに左右されることのないインクルーシブな未来社会の実現を目指し、アクセシビリティー技術の研究開発を、外部の研究機関等と共同で進めるコンソーシアムです。今回、IBM東京基礎研究所のシニア・マネージャーで未来館副館長兼研究推進室長の高木啓伸( https://www.miraikan.jst.go.jp/aboutus/directors/ )をはじめ、アクセシビリティー分野の研究員やエンジニアを複数名派遣するなど未来館と協業し、スーツケース型視覚障がい者誘導ロボット「AIスーツケース」( https://caamp.jp/ )のハードウェア設計や、認識・制御も含めたロボティクス、障がい物や人などを認識する画像認識技術、視覚障がい者のためのヒューマン・コンピューター・インタラクション(HCI)の分野の研究を推進します。
未来館では、これまでにも外部の研究プロジェクトが入居する研究エリアを併設するユニークな取り組みを行ってきましたが、今後、「日本科学未来館アクセシビリティラボ」に、ほかの企業や大学等の参加も募り、ヒューマン・コンピューター・インタラクション、AI、ロボティクス等の分野で研究開発を共同で推進することを目指します。また、未来館としては初の取り組みとなる研究室を館内に新設し、3Dプリンターなどを配備したワークスペースを整備します。さらに、視覚障がい者のためのナビゲーションロボット「AIスーツケース」を、本年夏頃より館内での体験会に活用するなど、展示フロアも実証実験の場として展開します。
IBMは、テクノロジーをより良い未来づくりに活かす「Good Tech」を全世界で展開しています。これまで、日本IBMのテクノロジー研究機関である東京基礎研究所( https://www.ibm.com/blogs/think/jp-ja/researcher-ibmresearch-tokyo/ )(※2)が中心となり、テクノロジーのノウハウを自社に留めることなく、大学、企業、公共機関と連携し、社会実装を目指して積極的に技術のオープンソース化を進めています。昨年10月には、経済産業省から長年にわたる産業標準化に向けた活動を評価され、令和3年度産業標準化事業表彰(経済産業大臣表彰)を受賞( https://jp.newsroom.ibm.com/2021-10-19-Receive-the-Industrial-Standardization-Business-Award )(※3)するなど、「Good Tech」の基盤づくりに注力してきました。日本IBMでは、本取組を通じて、テクノロジーをより良い未来づくりに活かす「Good Tech」の推進をより一層加速していきます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/46783/238/resize/d46783-238-b88214dc93cca3c87fd2-1.jpg ]
(出典:日本科学未来館、AIスーツケースを前に未来館館長兼IBMフェロー浅川:中央右)、未来館副館長兼日本IBM東京基礎研究所シニア・マネージャー高木:中央左、撮影場所=未来館内の研究室)
以上
※1:浅川智恵子
IBMフェロー、カーネギー・メロン大学客員教授
1985年 日本アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所に入社。非視覚的ユーザー・インタフェースの研究・開発に従事。2003年米国女性技術者団体(The Women in Technology International)殿堂入り。2004年東京大学工学系研究科先端学際工学専攻博士課程を修了、工学博士。2009年 IBMフェロー就任。2013年 紫綬褒章受章、カーネギー・メロン大学客員教授を兼務。2021年4月 日本科学未来館館長就任。https://researcher.watson.ibm.com/researcher/view.php?person=us-chiekoa
2021年1月12日公開 THINK Blog
「誰一人取り残さない」社会の実現へ――2021年4月、日本科学未来館の館長に就任する浅川智恵子IBMフェローに聞く
https://www.ibm.com/blogs/think/jp-ja/mugendai-12742-interview-chiekoasakawa/
2020年4月13日公開 THINK Blog
日本科学未来館の新館長選任に向けたご挨拶
https://www.ibm.com/blogs/think/jp-ja/ibm-news-miraikan/
※2:IBM東京基礎研究所(IBM Research-Tokyo)
1982年に設立され、世界各地にあるIBMの基礎研究所の中でも4番目に古く、本年設立40周年を迎える。アジア太平洋地域ではもっとも歴史ある施設。東京都中央区日本橋箱崎町の日本IBM本社ビルと、神奈川県川崎市(新川崎事業所)の2拠点。
※3:関連情報 THINK Blog
2021年10月19日公開 令和3年度 産業標準化事業表彰を受賞
https://www.ibm.com/blogs/think/jp-ja/industrial-standardization-business-commendation-2021/
[画像3: https://prtimes.jp/i/46783/238/resize/d46783-238-ba2ecaf3332476c9c447-2.jpg ]
日本科学未来館
〒135-0064 東京都江東区青海2-3-6
TEL:03-3570-9151 FAX:03-3570-9150
URL:https://www.miraikan.jst.go.jp/
IBM、ibm.com、Thinkは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについは http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml (US)をご覧ください。
日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は、日本科学未来館(略称:未来館)を運営する国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)と、2022年4月に共同研究契約を締結し、未来館が運営する「日本科学未来館アクセシビリティラボ」に、1社目の企業パートナーとして参画します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/46783/238/resize/d46783-238-e8dec866f0e1357fec5b-0.jpg ]
未来館は2001年7月に、東京・お台場に開館しました。科学技術創造立国のための「科学技術基本計画」(当時)に基づき、科学技術への理解を深めるための拠点として開館した国立の科学館で、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が運営しています。現在、館長を務める浅川智恵子( https://www.miraikan.jst.go.jp/news/general/202104011869.html ) (※1)(IBMフェローを兼務)は、2021年4月に着任して以来、「あなたとともに『未来』をつくるプラットフォーム」というビジョンを掲げ、未来館をミュージアムの枠を超えて、アクセシビリティー技術をはじめ、様々な先端科学技術の実証の場の実現を推進しています。
日本IBMが参画する「日本科学未来館アクセシビリティラボ」は、障がいや年齢、国籍といった違いに左右されることのないインクルーシブな未来社会の実現を目指し、アクセシビリティー技術の研究開発を、外部の研究機関等と共同で進めるコンソーシアムです。今回、IBM東京基礎研究所のシニア・マネージャーで未来館副館長兼研究推進室長の高木啓伸( https://www.miraikan.jst.go.jp/aboutus/directors/ )をはじめ、アクセシビリティー分野の研究員やエンジニアを複数名派遣するなど未来館と協業し、スーツケース型視覚障がい者誘導ロボット「AIスーツケース」( https://caamp.jp/ )のハードウェア設計や、認識・制御も含めたロボティクス、障がい物や人などを認識する画像認識技術、視覚障がい者のためのヒューマン・コンピューター・インタラクション(HCI)の分野の研究を推進します。
未来館では、これまでにも外部の研究プロジェクトが入居する研究エリアを併設するユニークな取り組みを行ってきましたが、今後、「日本科学未来館アクセシビリティラボ」に、ほかの企業や大学等の参加も募り、ヒューマン・コンピューター・インタラクション、AI、ロボティクス等の分野で研究開発を共同で推進することを目指します。また、未来館としては初の取り組みとなる研究室を館内に新設し、3Dプリンターなどを配備したワークスペースを整備します。さらに、視覚障がい者のためのナビゲーションロボット「AIスーツケース」を、本年夏頃より館内での体験会に活用するなど、展示フロアも実証実験の場として展開します。
IBMは、テクノロジーをより良い未来づくりに活かす「Good Tech」を全世界で展開しています。これまで、日本IBMのテクノロジー研究機関である東京基礎研究所( https://www.ibm.com/blogs/think/jp-ja/researcher-ibmresearch-tokyo/ )(※2)が中心となり、テクノロジーのノウハウを自社に留めることなく、大学、企業、公共機関と連携し、社会実装を目指して積極的に技術のオープンソース化を進めています。昨年10月には、経済産業省から長年にわたる産業標準化に向けた活動を評価され、令和3年度産業標準化事業表彰(経済産業大臣表彰)を受賞( https://jp.newsroom.ibm.com/2021-10-19-Receive-the-Industrial-Standardization-Business-Award )(※3)するなど、「Good Tech」の基盤づくりに注力してきました。日本IBMでは、本取組を通じて、テクノロジーをより良い未来づくりに活かす「Good Tech」の推進をより一層加速していきます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/46783/238/resize/d46783-238-b88214dc93cca3c87fd2-1.jpg ]
(出典:日本科学未来館、AIスーツケースを前に未来館館長兼IBMフェロー浅川:中央右)、未来館副館長兼日本IBM東京基礎研究所シニア・マネージャー高木:中央左、撮影場所=未来館内の研究室)
以上
※1:浅川智恵子
IBMフェロー、カーネギー・メロン大学客員教授
1985年 日本アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所に入社。非視覚的ユーザー・インタフェースの研究・開発に従事。2003年米国女性技術者団体(The Women in Technology International)殿堂入り。2004年東京大学工学系研究科先端学際工学専攻博士課程を修了、工学博士。2009年 IBMフェロー就任。2013年 紫綬褒章受章、カーネギー・メロン大学客員教授を兼務。2021年4月 日本科学未来館館長就任。https://researcher.watson.ibm.com/researcher/view.php?person=us-chiekoa
2021年1月12日公開 THINK Blog
「誰一人取り残さない」社会の実現へ――2021年4月、日本科学未来館の館長に就任する浅川智恵子IBMフェローに聞く
https://www.ibm.com/blogs/think/jp-ja/mugendai-12742-interview-chiekoasakawa/
2020年4月13日公開 THINK Blog
日本科学未来館の新館長選任に向けたご挨拶
https://www.ibm.com/blogs/think/jp-ja/ibm-news-miraikan/
※2:IBM東京基礎研究所(IBM Research-Tokyo)
1982年に設立され、世界各地にあるIBMの基礎研究所の中でも4番目に古く、本年設立40周年を迎える。アジア太平洋地域ではもっとも歴史ある施設。東京都中央区日本橋箱崎町の日本IBM本社ビルと、神奈川県川崎市(新川崎事業所)の2拠点。
※3:関連情報 THINK Blog
2021年10月19日公開 令和3年度 産業標準化事業表彰を受賞
https://www.ibm.com/blogs/think/jp-ja/industrial-standardization-business-commendation-2021/
[画像3: https://prtimes.jp/i/46783/238/resize/d46783-238-ba2ecaf3332476c9c447-2.jpg ]
日本科学未来館
〒135-0064 東京都江東区青海2-3-6
TEL:03-3570-9151 FAX:03-3570-9150
URL:https://www.miraikan.jst.go.jp/
IBM、ibm.com、Thinkは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについは http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml (US)をご覧ください。