Jリーグ所属の全クラブをビジネスマネジメント面からランキングした「Jリーグ マネジメントカップ2018」を発表
[19/09/30]
提供元:PRTIMES
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J1は川崎フロンターレ、J2は松本山雅FC、J3はギラヴァンツ北九州がそれぞれ首位に
デロイト トーマツ グループ(東京都千代田区、CEO:永田高士 以下、デロイト トーマツ)のスポーツビジネスグループは、日本プロサッカーリーグであるJリーグに所属するJ1、J2、J3全クラブを対象に、ビジネスマネジメントの側面(経営面)で分析した、「Jリーグマネジメントカップ 2018」を発表します。今回の発表において、J1は川崎フロンターレ、J2は松本山雅FC、J3はギラヴァンツ北九州がそれぞれ首位となりました。
スポーツビジネスにおけるクラブチームのマネジメントでは、いかに試合に勝つかという「フィールドマネジメント」と同様に、いかにビジネスとして収益を上げ、また事業拡大をするかという「ビジネスマネジメント」が重要です。「Jリーグマネジメントカップ」は2014年より、スポーツビジネスの一層の発展に向けて事業や経営といった観点での関心と理解を広げることを目的に、毎年、発行しているものです。今回5回目となる「Jリーグ マネジメントカップ2018」では、2019年7月にJリーグから公表された54クラブの2018年の財務情報など公開情報をもとに、ビジネスマネジメントにおいて重要なテーマである「マーケティング」「経営効率」「経営戦略」「財務状況」の4つの視点で計13のKPIを設けて分析しています。ランキングはそれぞれのKPIをJ1、J2、J3のディビジョンごとに数値化し集計したものです。
調査結果の詳細については特設ページをご確認ください。
「Jリーグ マネジメントカップ2018」ランキング上位結果
[画像1: https://prtimes.jp/i/202/242/resize/d202-242-223802-0.png ]
川崎Fが僅差で待望の初優勝!!
川崎Fはマーケティング分野で1位、経営効率分野で7位、経営戦略分野で2位、財務状況分野で3位、と各分野で好成績を収め、見事初優勝を飾りました。
好成績を牽引した要因は、平均80%を超える高い集客率です。フロンターレブルーで埋め尽くされた満員のスタジアムの熱い雰囲気は、リピーター獲得の原動力となっていると考えられます。また、ホームゲームで開催されるエンターテインメント性に富んだ独自のイベントやファン・サポーターを飽きさせない工夫によって客単価の上昇を実現している状況が見られます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/202/242/resize/d202-242-750917-1.png ]
松本、大差をつけて4年ぶりに優勝!!
松本は、マーケティング分野、財務状況分野で1位、経営効率分野で3位、経営戦略分野で7位となり、2位以下を大きく引き離しての優勝となりました。
松本は責任企業を持たない市民クラブであるがゆえ、地域に根付き愛されているクラブであることを証明するように高い集客力、平均入場者数を誇っています。収益のうち他クラブから突出しているのはグッズ関連利益額です。観戦必須アイテムだけでなく、コラボグッズや多種多様な雑貨・アパレルアイテムなどのさまざまなグッズ展開がグッズ関連利益額を押し上げていると考えられます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/202/242/resize/d202-242-931969-2.png ]
北九州、フィールドマネジメント(FM)面での不振をはねのけて初優勝!!
北九州はマーケティング分野、財務状況分野で1位、経営効率分野では7位、経営戦略分野では6位となり、初優勝を勝ち取りました。
北九州はFM面では昨シーズンJ3へ降格し、2018年シーズンは最下位に沈むという不本意なシーズンでしたが、試合の勝敗による集客や売上高の減少といった影響をビジネスマネジメント施策によって最小限にとどめ、安定した財務基盤を維持することができました。
■ランキングの算出方法
マーケティング、経営効率、経営戦略、財務状況に対して、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリーが独自のKPI(Key Performance Indicators:重要業績評価指標)に基づいて項目別にランク付けを行い、そのランキングに応じたビジネスマネジメントポイントを付与していきます。各KPIは以下の通りです。
マーケティング:平均入場者数、スタジアム集客率、新規観戦者割合、客単価
経営効率:勝点1あたりチーム人件費、勝点1あたり入場料収入
経営戦略:売上高・チーム人件費率、SNSフォロワー数、SNSフォロワー数増減率、グッズ関連利益額
財務状況:売上高、売上高成長率、自己資本比率
・上記KPIに基づいてリーグ別にランキングに応じたポイントを付与(J1の第1位は18ポイント、J2の第
1位は22ポイント、J3の第1位は14ポイントで、順位が1つ下がるごとに1ポイント減らす)
・最終的に4つのステージの累計ポイントによってランキングする
・BMポイントが同率の場合、マーケティング、経営効率、経営戦略、財務状況の順で順位が上のクラブを
上位クラブとする
デロイト トーマツのスポーツビジネスグループ(SBG)について
クラブやリーグ、協会等競技団体の経営基盤の強化から観客・ファンの獲得、収益を最大化する商品サービスの開発、スタジアムの建設・運営管理など、スポーツビジネスを成功させるために解決すべき課題は数多く存在します。デロイト トーマツ グループでは、財務会計、戦略、マーケティング・業務改革など、多様な分野のプロフェッショナルを擁し、スポーツビジネス領域におけるグローバルでの豊富な知見を活かしつつ、あらゆる面から事業支援を行う体制を整えています。
www.deloitte.com/jp/sports-business
デロイト トーマツ グループは、日本最大規模のプロフェッショナルサービスファームとして有する圧倒的な専門性・総合力と、データ・アナリティクスやデジタル・テクノロジーに関する最先端の実践的知見を融合することで、経済社会や産業の将来像を指し示し、その実現に必要とされる経営変革と社会イノベーションを加速させる「経済社会の変革のカタリスト」となることを目指しています。SBGの活動では、日本におけるスポーツビジネス領域での産業基盤の強化や、スポーツを核とした地域活性化モデルの構築などスポーツをハブとした「経済社会の変革のカタリスト」としての取り組みを推進しています。
デロイト トーマツ グループ(東京都千代田区、CEO:永田高士 以下、デロイト トーマツ)のスポーツビジネスグループは、日本プロサッカーリーグであるJリーグに所属するJ1、J2、J3全クラブを対象に、ビジネスマネジメントの側面(経営面)で分析した、「Jリーグマネジメントカップ 2018」を発表します。今回の発表において、J1は川崎フロンターレ、J2は松本山雅FC、J3はギラヴァンツ北九州がそれぞれ首位となりました。
スポーツビジネスにおけるクラブチームのマネジメントでは、いかに試合に勝つかという「フィールドマネジメント」と同様に、いかにビジネスとして収益を上げ、また事業拡大をするかという「ビジネスマネジメント」が重要です。「Jリーグマネジメントカップ」は2014年より、スポーツビジネスの一層の発展に向けて事業や経営といった観点での関心と理解を広げることを目的に、毎年、発行しているものです。今回5回目となる「Jリーグ マネジメントカップ2018」では、2019年7月にJリーグから公表された54クラブの2018年の財務情報など公開情報をもとに、ビジネスマネジメントにおいて重要なテーマである「マーケティング」「経営効率」「経営戦略」「財務状況」の4つの視点で計13のKPIを設けて分析しています。ランキングはそれぞれのKPIをJ1、J2、J3のディビジョンごとに数値化し集計したものです。
調査結果の詳細については特設ページをご確認ください。
「Jリーグ マネジメントカップ2018」ランキング上位結果
[画像1: https://prtimes.jp/i/202/242/resize/d202-242-223802-0.png ]
川崎Fが僅差で待望の初優勝!!
川崎Fはマーケティング分野で1位、経営効率分野で7位、経営戦略分野で2位、財務状況分野で3位、と各分野で好成績を収め、見事初優勝を飾りました。
好成績を牽引した要因は、平均80%を超える高い集客率です。フロンターレブルーで埋め尽くされた満員のスタジアムの熱い雰囲気は、リピーター獲得の原動力となっていると考えられます。また、ホームゲームで開催されるエンターテインメント性に富んだ独自のイベントやファン・サポーターを飽きさせない工夫によって客単価の上昇を実現している状況が見られます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/202/242/resize/d202-242-750917-1.png ]
松本、大差をつけて4年ぶりに優勝!!
松本は、マーケティング分野、財務状況分野で1位、経営効率分野で3位、経営戦略分野で7位となり、2位以下を大きく引き離しての優勝となりました。
松本は責任企業を持たない市民クラブであるがゆえ、地域に根付き愛されているクラブであることを証明するように高い集客力、平均入場者数を誇っています。収益のうち他クラブから突出しているのはグッズ関連利益額です。観戦必須アイテムだけでなく、コラボグッズや多種多様な雑貨・アパレルアイテムなどのさまざまなグッズ展開がグッズ関連利益額を押し上げていると考えられます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/202/242/resize/d202-242-931969-2.png ]
北九州、フィールドマネジメント(FM)面での不振をはねのけて初優勝!!
北九州はマーケティング分野、財務状況分野で1位、経営効率分野では7位、経営戦略分野では6位となり、初優勝を勝ち取りました。
北九州はFM面では昨シーズンJ3へ降格し、2018年シーズンは最下位に沈むという不本意なシーズンでしたが、試合の勝敗による集客や売上高の減少といった影響をビジネスマネジメント施策によって最小限にとどめ、安定した財務基盤を維持することができました。
■ランキングの算出方法
マーケティング、経営効率、経営戦略、財務状況に対して、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリーが独自のKPI(Key Performance Indicators:重要業績評価指標)に基づいて項目別にランク付けを行い、そのランキングに応じたビジネスマネジメントポイントを付与していきます。各KPIは以下の通りです。
マーケティング:平均入場者数、スタジアム集客率、新規観戦者割合、客単価
経営効率:勝点1あたりチーム人件費、勝点1あたり入場料収入
経営戦略:売上高・チーム人件費率、SNSフォロワー数、SNSフォロワー数増減率、グッズ関連利益額
財務状況:売上高、売上高成長率、自己資本比率
・上記KPIに基づいてリーグ別にランキングに応じたポイントを付与(J1の第1位は18ポイント、J2の第
1位は22ポイント、J3の第1位は14ポイントで、順位が1つ下がるごとに1ポイント減らす)
・最終的に4つのステージの累計ポイントによってランキングする
・BMポイントが同率の場合、マーケティング、経営効率、経営戦略、財務状況の順で順位が上のクラブを
上位クラブとする
デロイト トーマツのスポーツビジネスグループ(SBG)について
クラブやリーグ、協会等競技団体の経営基盤の強化から観客・ファンの獲得、収益を最大化する商品サービスの開発、スタジアムの建設・運営管理など、スポーツビジネスを成功させるために解決すべき課題は数多く存在します。デロイト トーマツ グループでは、財務会計、戦略、マーケティング・業務改革など、多様な分野のプロフェッショナルを擁し、スポーツビジネス領域におけるグローバルでの豊富な知見を活かしつつ、あらゆる面から事業支援を行う体制を整えています。
www.deloitte.com/jp/sports-business
デロイト トーマツ グループは、日本最大規模のプロフェッショナルサービスファームとして有する圧倒的な専門性・総合力と、データ・アナリティクスやデジタル・テクノロジーに関する最先端の実践的知見を融合することで、経済社会や産業の将来像を指し示し、その実現に必要とされる経営変革と社会イノベーションを加速させる「経済社会の変革のカタリスト」となることを目指しています。SBGの活動では、日本におけるスポーツビジネス領域での産業基盤の強化や、スポーツを核とした地域活性化モデルの構築などスポーツをハブとした「経済社会の変革のカタリスト」としての取り組みを推進しています。