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あなたの常識は間違っている!? 『東大医学部卒ママ医師が伝える 科学的に正しい子育て』

光文社新書『東大医学部卒ママ医師が伝える 科学的に正しい子育て』を2020年1月16日(木)に発売いたします。医学論文を約170本リサーチした著者が、世界の最新研究をもとに、子どもを持つ母親や赤ちゃんの健康のために気をつけるべきことなどを徹底解説します。




[画像1: https://prtimes.jp/i/21468/247/resize/d21468-247-524952-2.jpg ]

東京大学医学部卒、ママとしても奮闘中の医師が、
世界の最新研究をリサーチして生まれた「使える」育児書!

ネット上にある記事は、個人的な体験談も多く、「○○は絶対にダメ」「私は○○しても大丈夫だった」などと極端な意見も多いです。ママ自身や赤ちゃんの健康のためにどうすればいいかというのは、医療保険の分野と育児の分野のはざまに落ちてしまっていて、そのことについて詳しい専門家もなかなかおらず、混乱しているように感じます。
ママに向けて、本当に気をつけなければいけないことは何か、逆にそれほど気にしなくていいことは何か、本書では具体的な研究内容をお示ししながらお話しします。(本文より、一部改変)

□ 妊娠中は予防接種を受けてはいけない
□ ワクチンの同時接種は体に負担をかける
□ ジェット式ハンドドライヤーは衛生的である
□ 子どもが風邪を引いたら、すぐに市販薬を使う
□ 子どもにとってテレビや動画は「悪」である
□ 言うことを聞かないときは体罰もやむをえない
→ これが常識? すべて間違っています!


医学論文 約170本徹底リサーチ
じいじもばあばも必読!
世界の最新研究を知るだけで、育児に迷わない! 育児が楽になる!


妊娠中は予防接種を受けてはいけない → 間違っています!

MR(麻しん風しん混合)ワクチン、おたふくかぜワクチン、水痘ワクチンなどの生ワクチンは、妊娠の2カ月ほど前までに接種することが必要です。一方、死んだ病原体やその一部分でできている不活化ワクチンは、妊娠中でも接種することができます。注射のインフルエンザワクチンと百日咳ワクチンは、この不活化ワクチンにあたります。妊婦さんにインフルエンザワクチンの接種をすすめる理由の一つは、妊娠中はインフルエンザが重症化しやすいからです。さらに、生まれてくる赤ちゃんにもインフルエンザの免疫をつけてあげることができます。(「第一章 妊娠前〜妊娠中のママ」より、一部改変)


ワクチンの同時接種は体に負担をかける → 間違っています!

日本では予防接種を打つ間隔はある程度開ける必要があるのですが、この決まりは制度上のものであって、すべてに医学的根拠があるわけではないのです。じつは技術の進歩によって、接種する抗原の種類は以前より大きく減っています。現在のワクチンは、できるだけ少ない負担で効率的に免疫をつけられるように工夫されているのです。(「第六章 健康を保つためのケア」より、一部改変)


ジェット式ハンドドライヤーは衛生的である → 間違っています!

ある論文では、ハンドドライヤーやペーパータオルを使ったときに、周りに飛び散るウイルスの量を比較しています。すると、ウイルスの量はペーパータオルと比べて、温風式ハンドドライヤーでは60倍以上、ジェット式ハンドドライヤーでは1,300倍以上になっていたのです。そのうえ、ジェット式ハンドドライヤーでは、3メートル離れた場所にもウイルスが飛散しており、手を乾かしてから15分経っても、ウイルスが空気中にただよっていたのです。(「第六章 健康を保つためのケア」より、一部改変)


子どもが風邪を引いたら、すぐに市販薬を使う → 間違っています!

薬局では市販の風邪薬も売っていますが、じつはアメリカ食品医薬品局は、二歳未満の子どもに市販の薬を使うのは推奨しないと述べています。市販薬は十二歳未満の子どもに対して効果がはっきりしておらず、副作用の恐れがあるからです。(「第六章 健康を保つためのケア」より、一部改変)


子どもにとってテレビや動画は「悪」である → 間違っています!

アメリカの研究によると、三歳未満のときにテレビを見ていた時間が多ければ多いほどわずかに読解力や語彙力テスト、短期記憶のスコアが低下していましたが、語彙力については、三〜五歳時点でのテレビ視聴時間が多いほど、わずかに上昇していました。また、三歳〜十代のときにセサミストリートなどの教育番組を見ていると、男の子は高校の成績が良くなるという研究もあります。いい内容のコンテンツであれば、二〜三歳以降にテレビやタブレットを利用するのは良い影響があるかもしれません。(「第五章 遊びと学び」より、一部改変)


言うことを聞かないときは体罰もやむをえない → 間違っています!

体罰の効果は薄いことがわかっています。ある調査で、母親が数日間レコーダーを身につけ、録音された会話が分析されました。複数の家族で体罰がおこなわれていましたが、言葉で子どもに伝えたわずか30秒後に体罰がおこなわれていました。そして10分後には子どもは同じ行動を繰り返していたのです。また、体罰は子どもを「攻撃的」にしたり、子どもの「脳」を委縮させることも研究でわかってきています。(「第五章 遊びと学び」より、一部改変)


【書籍概要】
著者:森田麻里子
発売:光文社
発売日:2020年1月16日
体裁:新書判ソフトカバー
定価:本体 900円+税


[画像2: https://prtimes.jp/i/21468/247/resize/d21468-247-540013-1.jpg ]

【著者紹介】
森田麻里子(もりた まりこ)
医師・Child Health Laboratory代表・昭和大学病院附属東病院睡眠医療センター非常勤医師。1987年、東京都生まれ。2012年、東京大学医学部医学科卒業。亀田総合病院での初期研修を経て、2014年、仙台厚生病院麻酔科、2016年より南相馬市立総合病院麻酔科に勤務。2017年に第一子となる男の子を出産。自身が子どもの夜泣きに悩んだことから、睡眠についての医学研究のリサーチを始め、赤ちゃんの健康をサポートする「Child Health Laboratory」を設立。本書が初の著書となる。オフィシャルサイト「ぐっすりBaby」https://child.healthlabs.jp/
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