第35回日本美容皮膚科学会総会・学術大会においてアデランスがイブニングセミナーを初共催
[17/08/24]
提供元:PRTIMES
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2017年7月29日(土)開催 グランフロント大阪
総合毛髪関連企業・株式会社アデランス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 津村 佳宏)は、2017年7月29日(土)〜30日(日)、グランフロント大阪(大阪府大阪市)において開催された第35回日本美容皮膚科学会総会・学術大会で、アデランスがスポンサーシップをとるイブニングセミナーを初めて共催しました。
会期中の29日(土)、アデランス共催のセミナーが実施され、大阪大学大学院医学系研究科 皮膚科学 招聘教授、心斎橋いぬい皮フ科 院長の乾 重樹先生が講演し、大阪大学大学院医学系研究科 皮膚・毛髪再生医学寄附講座 教授の板見 智先生が座長を務めました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/10292/248/resize/d10292-248-336874-0.jpg ]
美容皮膚科は皮膚科領域の中でもとくに注目を集めている領域の1つで、日本美容皮膚科学会は「美容皮膚科学に関する研究及び、その研究成果の普及、ならびに会員相互の支援、交流、連絡等を主たる目的とする。」という活動目的のもと、年1回の学術大会の実施や、機関誌「Aesthetic Dermatology」を年間4号発刊し、2,300人を超える学会会員同士はもちろんのこと関係諸機関の方々とも密接な連携を取ることで、患者様のQOLの向上につながるという視点で活動を続けています。
第35回を迎える今回の学術大会は、「美とアンチエイジング」をテーマに大阪府大阪市で開催されました。アデランスが本学会に共催するのは初めてとなります。
アデランスはトータルヘアソリューションにおけるリーディング企業の使命として、経営理念の一つである「最高の商品」の開発および毛髪関連業界の発展を目指し、機能性人工毛髪や医療用ウィッグの研究開発、育毛・ヘアスカルプケア関連研究、抗がん剤脱毛抑制研究など、産学連携をもって毛髪関連の研究を積極的に取り組んでおります。
その産学共同研究の成果を国内外の学会を通じて発信し、また、世界の研究者に研究成果を発表していただくことは、毛髪界の更なる進展となり、ひいては多くの方の髪の悩みの解消に寄与し、当社のCSR(企業の社会的責任)であると考えております。
[画像2: https://prtimes.jp/i/10292/248/resize/d10292-248-385887-1.jpg ]
■アデランスイブニングセミナー 講演概要
座長
大阪大学大学院医学系研究科 皮膚・毛髪再生医学寄附講座 教授
板見 智先生
演者
大阪大学大学院医学系研究科 皮膚科学 招聘教授
心斎橋いぬい皮フ科 院長
乾 重樹先生
演題:赤色LEDの育毛効果のエビデンス:基礎と臨床
我々は赤色Light emitting diode (LED)の育毛効果の可能性を探るため、基礎的実験を行った。まず背部を剃毛したマウスへの赤色LED照射実験の結果、有意にコントロール群に比して毛成長面積は増加していた。
また、赤色LED照射培養ヒト毛乳頭細胞の培養上清を用いたELISA法の結果、HGF, Leptin, VEGF-A の濃度が赤色LED照射で有意に上昇していた。HGFは毛成長を刺激し、退行期移行を遅らせることが、VEGF-Aは毛包周囲の血管網を発達させ、その結果毛包組織を大きくさせることがすでに知られており、我々はLeptinについても成長期移行の促進について報告した。
以上より、赤色LEDは毛乳頭からのHGF, Leptin, VEGF-Aなどのパラクラインメディエーターを誘導、毛成長を促進している。LEDは低コスト、ポータブル性、さらに皮膚への低刺激性から、安全な毛成長促進機器となることが期待される。また海外で行われている臨床試験の成績も合わせて報告する。
セミナー概要
学会名称 :第35回日本美容皮膚科学会総会・学術大会
会 期 :2017年7月29日(土)〜7月30日(日)
会 場 :グランフロント大阪(大阪府大阪市)
会 頭 :近畿大学医学部アンチエイジングセンター 副センター長
近畿大学医学部奈良病院皮膚科 教授
山田 秀和 先生
※アデランス共催のイブニングセミナーは、7月29日(土)に開催しました。
総合毛髪関連企業・株式会社アデランス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 津村 佳宏)は、2017年7月29日(土)〜30日(日)、グランフロント大阪(大阪府大阪市)において開催された第35回日本美容皮膚科学会総会・学術大会で、アデランスがスポンサーシップをとるイブニングセミナーを初めて共催しました。
会期中の29日(土)、アデランス共催のセミナーが実施され、大阪大学大学院医学系研究科 皮膚科学 招聘教授、心斎橋いぬい皮フ科 院長の乾 重樹先生が講演し、大阪大学大学院医学系研究科 皮膚・毛髪再生医学寄附講座 教授の板見 智先生が座長を務めました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/10292/248/resize/d10292-248-336874-0.jpg ]
美容皮膚科は皮膚科領域の中でもとくに注目を集めている領域の1つで、日本美容皮膚科学会は「美容皮膚科学に関する研究及び、その研究成果の普及、ならびに会員相互の支援、交流、連絡等を主たる目的とする。」という活動目的のもと、年1回の学術大会の実施や、機関誌「Aesthetic Dermatology」を年間4号発刊し、2,300人を超える学会会員同士はもちろんのこと関係諸機関の方々とも密接な連携を取ることで、患者様のQOLの向上につながるという視点で活動を続けています。
第35回を迎える今回の学術大会は、「美とアンチエイジング」をテーマに大阪府大阪市で開催されました。アデランスが本学会に共催するのは初めてとなります。
アデランスはトータルヘアソリューションにおけるリーディング企業の使命として、経営理念の一つである「最高の商品」の開発および毛髪関連業界の発展を目指し、機能性人工毛髪や医療用ウィッグの研究開発、育毛・ヘアスカルプケア関連研究、抗がん剤脱毛抑制研究など、産学連携をもって毛髪関連の研究を積極的に取り組んでおります。
その産学共同研究の成果を国内外の学会を通じて発信し、また、世界の研究者に研究成果を発表していただくことは、毛髪界の更なる進展となり、ひいては多くの方の髪の悩みの解消に寄与し、当社のCSR(企業の社会的責任)であると考えております。
[画像2: https://prtimes.jp/i/10292/248/resize/d10292-248-385887-1.jpg ]
■アデランスイブニングセミナー 講演概要
座長
大阪大学大学院医学系研究科 皮膚・毛髪再生医学寄附講座 教授
板見 智先生
演者
大阪大学大学院医学系研究科 皮膚科学 招聘教授
心斎橋いぬい皮フ科 院長
乾 重樹先生
演題:赤色LEDの育毛効果のエビデンス:基礎と臨床
我々は赤色Light emitting diode (LED)の育毛効果の可能性を探るため、基礎的実験を行った。まず背部を剃毛したマウスへの赤色LED照射実験の結果、有意にコントロール群に比して毛成長面積は増加していた。
また、赤色LED照射培養ヒト毛乳頭細胞の培養上清を用いたELISA法の結果、HGF, Leptin, VEGF-A の濃度が赤色LED照射で有意に上昇していた。HGFは毛成長を刺激し、退行期移行を遅らせることが、VEGF-Aは毛包周囲の血管網を発達させ、その結果毛包組織を大きくさせることがすでに知られており、我々はLeptinについても成長期移行の促進について報告した。
以上より、赤色LEDは毛乳頭からのHGF, Leptin, VEGF-Aなどのパラクラインメディエーターを誘導、毛成長を促進している。LEDは低コスト、ポータブル性、さらに皮膚への低刺激性から、安全な毛成長促進機器となることが期待される。また海外で行われている臨床試験の成績も合わせて報告する。
セミナー概要
学会名称 :第35回日本美容皮膚科学会総会・学術大会
会 期 :2017年7月29日(土)〜7月30日(日)
会 場 :グランフロント大阪(大阪府大阪市)
会 頭 :近畿大学医学部アンチエイジングセンター 副センター長
近畿大学医学部奈良病院皮膚科 教授
山田 秀和 先生
※アデランス共催のイブニングセミナーは、7月29日(土)に開催しました。