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サステナビリティ・リンク・ローンによる資金調達を実施

当社グループのCO2排出量削減率をSPTに設定

株式会社JVCケンウッドは、株式会社りそな銀行、株式会社三井住友銀行、三井住友信託銀行株式会社を共同アレンジャーとするシンジケート方式により「サステナビリティ・リンク・ローン(以下、SLL)」の融資契約を締結し、本日付けで資金調達を実施しました。

SLLは、借り手のサステナビリティ戦略に基づくサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(以下、SPT)を設定し、貸付条件をSPTの達成状況に連動させることで、目標達成に向けた動機づけを促進するとともに、環境的・社会的に持続可能な経済活動および経済成長の促進を目指すものです。

当社は、中期経営計画「VISION2023」のもと、「利益ある成長」と「グローバルでの社会課題解決」を両輪とするサステナビリティ経営を推進しており、その実現に向けて、マテリアリティ(重要課題)に連動したKPI(Key Performance Indicators:重要業績評価指標)を策定しています。その中で、「気候変動への対応」として、当社グループのCO2排出量(Scope1+2※)を2025年までに25.2%削減(2019年比)することを目標に掲げており、これは当社の環境基本方針「JKグリーン2025」の重点項目にも設定しています。以上のことから、本SLLにおいても同目標をSPTとして設定しました。

なお、当社が設定しているKPIおよびSPTについては、第三者機関である株式会社日本格付研究所より、当社の長期目標の達成およびSDGsの目標に資する有意義なKPIであり、かつ、当社の過去実績および日本政府の目標と比較して野心的な設定であると認証を受けています。また、来年度以降のSPT達成状況についても、同機関より第三者検証を取得する予定です。

当社は今後も、事業を通じた社会課題の解決に取り組むことにより、持続可能な社会の実現への貢献と企業価値の向上を目指していきます。

※Scope1:事業者自らによるCO2の直接排出。 
Scope2:他社から供給された電気、熱、蒸気の使用に伴う間接排出。

<サステナビリティ・リンク・ローン(SLL)契約の概要>
借入日:2022年9月30日
借入形態:シンジケート型サステナビリティ・リンク・ローン
調達額:100億円
調達期間:5年
資金使途:事業資金
アレンジャー:株式会社りそな銀行、株式会社三井住友銀行、三井住友信託銀行株式会社
SPT:CO2排出量削減率
   当社および当社の連結子会社の営業拠点における1事業年度あたりのCO2排出量削減率
  (総量ベース、Scope1+2)
   2022年度:▲12.6%以上、2023年度:▲16.8%以上、2024年度:▲21.0%以上、
   2025年度:▲25.2%以上(いずれも2019年度対比)

本資料の内容は発表時のものです。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
www.jvckenwood.com

当社プレスリリースURL:https://www.jvckenwood.com/jp/press/2022/press-220930-01.html
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