第46回 東京モーターショー:ボッシュ、排気ガスのない、より安全で魅力的な、未来のモビリティに向けたソリューションを展示
[19/10/11]
提供元:PRTIMES
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・排気ガスをできるだけ削減したモビリティに向けた電動化ソリューション:燃料電池システムのコンポーネントEAC(Electric Air Compressor)や48Vマイルドハイブリッドシステムなどを日本初出展
・より安全なモビリティに向けた自動化ソリューション:アドバンスト ライダー アシスタンス システムの搭載をイメージしたモデル車両を日本初出展
・魅力的なモビリティに向けたネットワーク化ソリューション:安全性をもたらすドライバーモニタリングシステムを日本初出展
・東京モーターショー ボッシュブース:南3/4ホール、ブース番号S3402
東京 –ボッシュは東京ビックサイトで開催される第46回東京モーターショー(2019年10月24日(木)〜11月4日(月))において、モビリティの電動化、自動化およびネットワーク化を実現するための最新鋭のソリューションを紹介します。なお、ボッシュのブースは、南3/4ホールのブース番号 S3402です。
【排気ガスをできるだけ削減したモビリティに向けた電動化ソリューション】
日本初出展: EAC(Electric Air Compressor)を含む燃料電池システム
ボッシュは現在、燃料電池パワートレインの商業化に向け、パワーセル社からのライセンス提供を受けた市場で最高の出力密度を誇るスタックを基盤に、ボッシュ・スタックの製造に向けた準備を進めています。また、燃料電池車の重要なシステムコンポーネントの開発も進めており、燃料電池システム全体を提供できる体制を構築しています。東京モーターショーでは、日本初出展となるEAC(Electric Air Compressor)を含む燃料電池システムを紹介します。EACは、酸素を燃料電池スタックのカソード側に送るコンポーネントで、燃料電池システムを可能な限り効率的に作動させます。必要な量の空気を吸入し、発電に必要なレベルまで圧縮してスタックに供給する仕組みになっています。
日本初出展: 燃費向上とCO2削減を実現する48 Vマイルドハイブリッドシステム
近年、欧州および中国で48Vマイルドハイブリッドシステムに対する需要が高まりを見せています。ボッシュの48 Vマイルドハイブリッドシステムは、高効率で経済的なパワートレイン電動化ソリューションで、内燃機関をサポートするモーターにより、すべての車両クラスにおいてエントリーレベルのハイブリッド化を実現します。また、最大15%の燃費向上とCO2 排出量削減をも可能にし、将来の燃費規制への対応とCO2の削減に寄与します。なお、ボッシュは、システムの主要コンポーネントすべてを提供しており、寧徳時代新能源科技(CATL、Contemporary Amperex Technology Co. Limited)と48 Vバッテリー向けバッテリーセルに関する長期的な戦略的提携を開始しています。
電気自動車および高電圧ハイブリッド電動化システム(400V)
ボッシュでは、あらゆるタイプのパワートレイン向けにソリューションを提供しており、電気駆動システムだけではなく、内燃機関システムと組み合わせた高電圧ハイブリッドシステムもポートフォリオとして有しています。本システムの中心となるのが、EV(電気自動車)やPHV(プラグインハイブリッド)向けにモーター、インバーター、トランスミッションを一体化させた新パワートレイン「eAxle(イーアクスル)」で、コンパクトなモジュールながら効率を大幅に最適化し、業界トップクラスの93%という効率化を実現します。なお、「eAxle」は2019年中に量産化を開始し、2020年に中国市場に登場する予定です。
日本初出展: 開発の効率化をもたらすウェブベースド バリデーション
ボッシュでは、自動車メーカーの協力のもと、コネクテッドソリューションのバリデーションを行っています。従来、ボッシュや自動車メーカーの担当者が同じ場所に集まりシステムの検証や車両試験を行っていましたが、現在、データの共有からソフトウェアの更新、車両適合までをウェブベースで実施する、ウェブベースド バリデーションの開発を進めています。これは、試験走行や実証実験など世界各地で取得したデータの共有、ソフトウェアの更新やコネクテッドカーのシステム更新をクラウド上で実施することで、開発の効率化や利便性の向上、開発期間の短縮化を実現するものです。東京モーターショーでは、ウェブベースド バリデーションについて、映像を通じて紹介します。
サーマルマネジメント – 電気自動車およびハイブリッド車の適切な温度管理
ボッシュは、インテリジェント・サーマルマネジメントにより、電気自動車およびハイブリッド車の航続距離を向上させます。加熱及び冷却を正確に制御することでバッテリー効率を向上させ、すべてのコンポーネントが最適な温度範囲内で動作するようになります。また、車室内のサーマルマネジメントもシステムに統合し乗員に快適な環境を提供します。
【より安全なモビリティに向けた自動化ソリューション】
日本初出展: アドバンスト ライダー アシスタンス システムのイメージモデル車両(Ducati製)
ボッシュのアドバンスト ライダー アシスタンス システムは、二輪車の安全性と走行快適性を向上させる安全運転支援システムで、前走車との安全な距離を維持する「ACC(アダプティブ クルーズ コントロール)」、前走車との衝突のリスクがある状況下においてライダーに警告を発信する「衝突予知警報」、ライダーの安全な車線変更を支援する「死角検知」で構成しています。ボッシュでは、2019年3月より、警察組織に届け出を提出した企業としては日本で初めてアドバンスト ライダー アシスタンス システムの公道試験を開始したほか、2020 年からシステムの量産を開始する予定です。なお、既にDucati と KTM のモデルに搭載されることが決定しており、東京モーターショーでは、Ducati社のご協力により、アドバンスト ライダー アシスタンス システムの搭載をイメージしたモデル車両を、日本で初めて展示します。
レーダーセンサー – 複雑な運転状況に対応するサラウンドセンサー
ボッシュの最新世代のレーダーセンサーは、車両周辺の状況を把握するのに優れています。より広くなった検出範囲・視野角、高い角度分解能により、衝突被害軽減ブレーキシステムが、より確実に反応します。
フロントカメラ – アルゴリズムおよびAIによる画像処理
ボッシュのフロントカメラは、画像処理アルゴリズムとAIを組み合わせて物体を検知します。ボッシュの次世代カメラは、ボッシュ独自のマルチパスアプローチを採用したことにより、ロバストな物体認識が可能になりました。このカメラは、混雑した都市交通において、部分的に隠れている車両、横切ろうとする車両、歩行者、自転車走行者などを迅速かつ確実に認識して分類することが可能です。これにより、車両は警告または緊急ブレーキをかけることができます。
東京モーターショーでは、車両周囲の物体検知に欠かせないカメラとレーダーの視野や機能を見ることができるインタラクティブステーションを展示します。また、物体検知技術の他、自車位置推定技術、自動運転用車載コンピューター、冗長ブレーキシステム、サイバーセキュリティなど自動運転のキーテクノロジーをご紹介します。
電動パワーステアリング Servolectric(R)
ボッシュは、ステアリングシステムのカギとなるハードウェア、つまりECUとアシストを制御するソフトウェアを統合したステアリング コントロール ユニットを手掛けることができる世界で数少ないサプライヤーです。ボッシュのフェールオペレーションに対応した電動パワーステアリング「Servolectric(R)」は冗長設計により、電気系統に故障が発生しても電動アシストを突然喪失することなく継続させることができ、自動運転のSAEレベル2から完全自動運転のレベル4/5まで対応することができます。また、ステアリングアクチュエーターを電気信号で制御するステアバイワイヤシステムをも見据えて開発しています。自動運転のレベルに関わらず幅広く対応できるよう、またステアリングシステム開発の負担を軽減するため、Servolectric(R)はモジュラー設計により開発されました。ECU部分を共通化させ、ステアリングのアシスト力に応じたモーターを採用することによって様々な出力に対応することができます。
【魅力的なモビリティに向けたネットワーク化ソリューション】
日本初出展: ドライバーモニタリングシステム
居眠り、わき見、注意散漫、など、車室内のドライバーの状態を見守ることは、今後ますます重要になります。ボッシュのドライバーモニタリングシステムは、ドライバーの状況を的確に検知し、必要に応じてドライバーへの警告などを行います。安全性の向上に貢献するだけでなく、快適性の向上という観点からも、重要な役割を担うシステムです。
次世代統合コックピット
コックピット内の複数のデバイスやオペレーディングシステムを制御するコンピューターの統合化はトレンドの一つです。インフォテインメント機能やメータークラスタなどを統合的・集中的に管理することにより、コンテンツの協調制御なども実現され、新たな表現の可能性も広がります。ボッシュは統合コックピットを構成する製品や技術に関して十分な経験やノウハウを持っており、次世代コックピットを安全かつ快適に提供することが可能です。
コネクテッドパーキング インタラクティブステーション
ボッシュでは、駐車のための労力を大幅に軽減し、併せて駐車中の事故も低減する、コネクテッドパーキング技術の開発を進めています。2019年には、ボッシュとダイムラーによる自動バレーパーキングが、世界初となるSAEレベル4のドライバーレス完全自動駐車機能として関係当局から承認されたほか、日本でも物流関連施設で自動バレーパーキング技術を応用した低速無人運搬の実証実験をボッシュとしてグローバルで初めて実施するなどの取り組みを進めています。東京モーターショーでは、駐車スペース情報をドライバーにリアルタイムで提供する「コミュニティ ベース パーキング」、スマートフォンを操作するだけでセーフティドライバーなしに自動での駐車を可能とする「自動バレーパーキング」、無人での車両輸送の自動化を実現する「バレーパーキングを応用したインフラ協調の新車搬送」の3つのユースケースを、ステーションにて紹介します。
車両のデジタルな盗難を防止するパーフェクトリー キーレス
ボッシュの「パーフェクトリー キーレス」は、スマートフォンと車両がBluetooth経由で通信し、実際のキーなしでドアのロック・アンロックとエンジンの始動を可能とします。ボッシュの半導体業界における数十年におよぶ実績を活かし、指紋認証と同レベルの安全性を担保するこのシステムでは、スマートフォンに搭載されているBluetooth経由の通信を管理するマイクロチップが重要な役割を果たします。パーフェクトリー キーレスは、スマートフォンと車両との通信にセンサーや特別なコントロールユニットを機能させ、スマートフォンに内蔵したデジタルキーに適合する場合にのみ作動します。また、クラウド経由でデジタルキーを管理できるため、キーの受け渡しが簡単に行えるだけでなく、安全なカギの保管と不正アクセスの防止につながります。東京モーターショーでは、デモンストレーションを通じてパーフェクトリー キーレスの仕組みを紹介します。
ボッシュ 東京モーターショー2019 プレスブリーフィング開催概要
日時:10月24日(木) 08:45 〜 09:00
場所:ボッシュブース(南3/4ホール、ブース番号S3402)
登壇者: ロバート・ボッシュGmbH 取締役会メンバー モビリティ ソリューションズ事業部門長
シュテファン・ハルトゥング
ロバート・ボッシュGmbH 取締役会メンバー モビリティ ソリューションズ事業部門
マルクス・ハイン
・より安全なモビリティに向けた自動化ソリューション:アドバンスト ライダー アシスタンス システムの搭載をイメージしたモデル車両を日本初出展
・魅力的なモビリティに向けたネットワーク化ソリューション:安全性をもたらすドライバーモニタリングシステムを日本初出展
・東京モーターショー ボッシュブース:南3/4ホール、ブース番号S3402
東京 –ボッシュは東京ビックサイトで開催される第46回東京モーターショー(2019年10月24日(木)〜11月4日(月))において、モビリティの電動化、自動化およびネットワーク化を実現するための最新鋭のソリューションを紹介します。なお、ボッシュのブースは、南3/4ホールのブース番号 S3402です。
【排気ガスをできるだけ削減したモビリティに向けた電動化ソリューション】
日本初出展: EAC(Electric Air Compressor)を含む燃料電池システム
ボッシュは現在、燃料電池パワートレインの商業化に向け、パワーセル社からのライセンス提供を受けた市場で最高の出力密度を誇るスタックを基盤に、ボッシュ・スタックの製造に向けた準備を進めています。また、燃料電池車の重要なシステムコンポーネントの開発も進めており、燃料電池システム全体を提供できる体制を構築しています。東京モーターショーでは、日本初出展となるEAC(Electric Air Compressor)を含む燃料電池システムを紹介します。EACは、酸素を燃料電池スタックのカソード側に送るコンポーネントで、燃料電池システムを可能な限り効率的に作動させます。必要な量の空気を吸入し、発電に必要なレベルまで圧縮してスタックに供給する仕組みになっています。
日本初出展: 燃費向上とCO2削減を実現する48 Vマイルドハイブリッドシステム
近年、欧州および中国で48Vマイルドハイブリッドシステムに対する需要が高まりを見せています。ボッシュの48 Vマイルドハイブリッドシステムは、高効率で経済的なパワートレイン電動化ソリューションで、内燃機関をサポートするモーターにより、すべての車両クラスにおいてエントリーレベルのハイブリッド化を実現します。また、最大15%の燃費向上とCO2 排出量削減をも可能にし、将来の燃費規制への対応とCO2の削減に寄与します。なお、ボッシュは、システムの主要コンポーネントすべてを提供しており、寧徳時代新能源科技(CATL、Contemporary Amperex Technology Co. Limited)と48 Vバッテリー向けバッテリーセルに関する長期的な戦略的提携を開始しています。
電気自動車および高電圧ハイブリッド電動化システム(400V)
ボッシュでは、あらゆるタイプのパワートレイン向けにソリューションを提供しており、電気駆動システムだけではなく、内燃機関システムと組み合わせた高電圧ハイブリッドシステムもポートフォリオとして有しています。本システムの中心となるのが、EV(電気自動車)やPHV(プラグインハイブリッド)向けにモーター、インバーター、トランスミッションを一体化させた新パワートレイン「eAxle(イーアクスル)」で、コンパクトなモジュールながら効率を大幅に最適化し、業界トップクラスの93%という効率化を実現します。なお、「eAxle」は2019年中に量産化を開始し、2020年に中国市場に登場する予定です。
日本初出展: 開発の効率化をもたらすウェブベースド バリデーション
ボッシュでは、自動車メーカーの協力のもと、コネクテッドソリューションのバリデーションを行っています。従来、ボッシュや自動車メーカーの担当者が同じ場所に集まりシステムの検証や車両試験を行っていましたが、現在、データの共有からソフトウェアの更新、車両適合までをウェブベースで実施する、ウェブベースド バリデーションの開発を進めています。これは、試験走行や実証実験など世界各地で取得したデータの共有、ソフトウェアの更新やコネクテッドカーのシステム更新をクラウド上で実施することで、開発の効率化や利便性の向上、開発期間の短縮化を実現するものです。東京モーターショーでは、ウェブベースド バリデーションについて、映像を通じて紹介します。
サーマルマネジメント – 電気自動車およびハイブリッド車の適切な温度管理
ボッシュは、インテリジェント・サーマルマネジメントにより、電気自動車およびハイブリッド車の航続距離を向上させます。加熱及び冷却を正確に制御することでバッテリー効率を向上させ、すべてのコンポーネントが最適な温度範囲内で動作するようになります。また、車室内のサーマルマネジメントもシステムに統合し乗員に快適な環境を提供します。
【より安全なモビリティに向けた自動化ソリューション】
日本初出展: アドバンスト ライダー アシスタンス システムのイメージモデル車両(Ducati製)
ボッシュのアドバンスト ライダー アシスタンス システムは、二輪車の安全性と走行快適性を向上させる安全運転支援システムで、前走車との安全な距離を維持する「ACC(アダプティブ クルーズ コントロール)」、前走車との衝突のリスクがある状況下においてライダーに警告を発信する「衝突予知警報」、ライダーの安全な車線変更を支援する「死角検知」で構成しています。ボッシュでは、2019年3月より、警察組織に届け出を提出した企業としては日本で初めてアドバンスト ライダー アシスタンス システムの公道試験を開始したほか、2020 年からシステムの量産を開始する予定です。なお、既にDucati と KTM のモデルに搭載されることが決定しており、東京モーターショーでは、Ducati社のご協力により、アドバンスト ライダー アシスタンス システムの搭載をイメージしたモデル車両を、日本で初めて展示します。
レーダーセンサー – 複雑な運転状況に対応するサラウンドセンサー
ボッシュの最新世代のレーダーセンサーは、車両周辺の状況を把握するのに優れています。より広くなった検出範囲・視野角、高い角度分解能により、衝突被害軽減ブレーキシステムが、より確実に反応します。
フロントカメラ – アルゴリズムおよびAIによる画像処理
ボッシュのフロントカメラは、画像処理アルゴリズムとAIを組み合わせて物体を検知します。ボッシュの次世代カメラは、ボッシュ独自のマルチパスアプローチを採用したことにより、ロバストな物体認識が可能になりました。このカメラは、混雑した都市交通において、部分的に隠れている車両、横切ろうとする車両、歩行者、自転車走行者などを迅速かつ確実に認識して分類することが可能です。これにより、車両は警告または緊急ブレーキをかけることができます。
東京モーターショーでは、車両周囲の物体検知に欠かせないカメラとレーダーの視野や機能を見ることができるインタラクティブステーションを展示します。また、物体検知技術の他、自車位置推定技術、自動運転用車載コンピューター、冗長ブレーキシステム、サイバーセキュリティなど自動運転のキーテクノロジーをご紹介します。
電動パワーステアリング Servolectric(R)
ボッシュは、ステアリングシステムのカギとなるハードウェア、つまりECUとアシストを制御するソフトウェアを統合したステアリング コントロール ユニットを手掛けることができる世界で数少ないサプライヤーです。ボッシュのフェールオペレーションに対応した電動パワーステアリング「Servolectric(R)」は冗長設計により、電気系統に故障が発生しても電動アシストを突然喪失することなく継続させることができ、自動運転のSAEレベル2から完全自動運転のレベル4/5まで対応することができます。また、ステアリングアクチュエーターを電気信号で制御するステアバイワイヤシステムをも見据えて開発しています。自動運転のレベルに関わらず幅広く対応できるよう、またステアリングシステム開発の負担を軽減するため、Servolectric(R)はモジュラー設計により開発されました。ECU部分を共通化させ、ステアリングのアシスト力に応じたモーターを採用することによって様々な出力に対応することができます。
【魅力的なモビリティに向けたネットワーク化ソリューション】
日本初出展: ドライバーモニタリングシステム
居眠り、わき見、注意散漫、など、車室内のドライバーの状態を見守ることは、今後ますます重要になります。ボッシュのドライバーモニタリングシステムは、ドライバーの状況を的確に検知し、必要に応じてドライバーへの警告などを行います。安全性の向上に貢献するだけでなく、快適性の向上という観点からも、重要な役割を担うシステムです。
次世代統合コックピット
コックピット内の複数のデバイスやオペレーディングシステムを制御するコンピューターの統合化はトレンドの一つです。インフォテインメント機能やメータークラスタなどを統合的・集中的に管理することにより、コンテンツの協調制御なども実現され、新たな表現の可能性も広がります。ボッシュは統合コックピットを構成する製品や技術に関して十分な経験やノウハウを持っており、次世代コックピットを安全かつ快適に提供することが可能です。
コネクテッドパーキング インタラクティブステーション
ボッシュでは、駐車のための労力を大幅に軽減し、併せて駐車中の事故も低減する、コネクテッドパーキング技術の開発を進めています。2019年には、ボッシュとダイムラーによる自動バレーパーキングが、世界初となるSAEレベル4のドライバーレス完全自動駐車機能として関係当局から承認されたほか、日本でも物流関連施設で自動バレーパーキング技術を応用した低速無人運搬の実証実験をボッシュとしてグローバルで初めて実施するなどの取り組みを進めています。東京モーターショーでは、駐車スペース情報をドライバーにリアルタイムで提供する「コミュニティ ベース パーキング」、スマートフォンを操作するだけでセーフティドライバーなしに自動での駐車を可能とする「自動バレーパーキング」、無人での車両輸送の自動化を実現する「バレーパーキングを応用したインフラ協調の新車搬送」の3つのユースケースを、ステーションにて紹介します。
車両のデジタルな盗難を防止するパーフェクトリー キーレス
ボッシュの「パーフェクトリー キーレス」は、スマートフォンと車両がBluetooth経由で通信し、実際のキーなしでドアのロック・アンロックとエンジンの始動を可能とします。ボッシュの半導体業界における数十年におよぶ実績を活かし、指紋認証と同レベルの安全性を担保するこのシステムでは、スマートフォンに搭載されているBluetooth経由の通信を管理するマイクロチップが重要な役割を果たします。パーフェクトリー キーレスは、スマートフォンと車両との通信にセンサーや特別なコントロールユニットを機能させ、スマートフォンに内蔵したデジタルキーに適合する場合にのみ作動します。また、クラウド経由でデジタルキーを管理できるため、キーの受け渡しが簡単に行えるだけでなく、安全なカギの保管と不正アクセスの防止につながります。東京モーターショーでは、デモンストレーションを通じてパーフェクトリー キーレスの仕組みを紹介します。
ボッシュ 東京モーターショー2019 プレスブリーフィング開催概要
日時:10月24日(木) 08:45 〜 09:00
場所:ボッシュブース(南3/4ホール、ブース番号S3402)
登壇者: ロバート・ボッシュGmbH 取締役会メンバー モビリティ ソリューションズ事業部門長
シュテファン・ハルトゥング
ロバート・ボッシュGmbH 取締役会メンバー モビリティ ソリューションズ事業部門
マルクス・ハイン