博報堂生活総合研究所、生活者にきいた“2020年 生活気分”を発表
[19/11/28]
提供元:PRTIMES
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[表: https://prtimes.jp/data/corp/8062/table/262_1.jpg ]
博報堂生活総合研究所は、2015年から毎年秋に翌年の景況感などについて、全国の20〜69歳男女3,900人に予想してもらう調査を実施しています。このたび最新の調査を加え、“2020年 生活気分”としてまとめました。
今回の結果では、世の中の景気・自分の家計の予想で「悪くなる」との見通しが急増し、調査開始以来最も高くなりました。世の中の変化については「多くなる」との見通しが高まっています。また、来年のお金の使い方についても、変化に備え、今年とは違うスタンスで臨もうとする生活者の意識がみえてきました。
<“2020年 生活気分”調査結果のポイント>
【2020年の景況感】
景気予想は「悪くなる」が急増。理由は「消費増税の影響」「国際情勢の不安定化」など
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世の中の景気が「悪くなる」との見通しは前回調査から10pt以上増加し、41.5%に。これまでで最も高かった2016年調査を上回り、過去最高となりました。同時に、「良くなる」との見通しも11.7%と過去最低を更新しています。また「変わらない」との見通しは46.8%と、調査開始以来初めて5割を下回りました。
「悪くなる」理由(自由回答)を集計したところ、今年10月に行われた消費増税の影響や、米中関係など国際情勢の不安定化が多く挙げられました。
また自分の家計の見通しも「悪くなる」が増加し37.8%となり、こちらも過去最高を更新しています。
【2020年世の中の変化度】
来年、世の中の変化は「多くなる」が増加。「東京2020五輪」を挙げる声が圧倒的
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来年、世の中のことで「変わった」と感じることが、今年と比べて「多くなる」と予想した人が39.4%で、「少なくなる」の3.9%を大きく上回りました。「多くなる」と答えた人に、どんな変化がありそうか自由回答できくと、「東京2020オリンピック・パラリンピック」についての回答が多数あげられました。
また「治安の悪化」や「異常気象・自然災害」、「キャッシュレス決済の普及促進」なども挙げられました。
【2020年にお金をかけたいこと】
1位は「旅行」。「貯金」や「老後の暮らしの準備」が上昇、「外食」などは今年より低位に
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2020年にお金をかけたいことは、全25項目のうち1位が「旅行」(27.5%)。今年お金をかけたことでも「旅行」が1位で、生活者の旅行意欲の高さがうかがえます。
2位は僅差で「貯金」(25.5%)となりました。また「老後の暮らしの準備」(8位 11.6%)や「株など投資」(10位 9.4%)も今年お金をかけたものの回答よりスコアを伸ばし、順位も今年より上昇。「来年は暮らしの守りを固めたい」という意識がうかがえます。
一方で、今年お金をかけたことで2位・3位の「ふだんの食事」「外食」は、来年については10pt以上スコアを落とし、順位を今年より下げています(それぞれ4位・5位)。
【2020年に始めたい/やめたいこと】
来年始めたいことは「運動・体操・筋トレ」、やめたいことは「無駄遣い・衝動買い」
2020年に「思い切って始めたいことがある」と答えた人は29.4%で、「思い切ってやめたいことがある」は19.8%となりました。いずれも調査開始以来最も低いスコアとなりました。
来年始めたいこととしては、「運動・体操・筋トレ」「貯蓄」「副業」がトップ3に挙がりました。「運動・体操・筋トレ」「貯蓄」は女性が、「副業」は男性でスコアが高くなっています。
来年思い切ってやめたいことでは、「無駄遣い・衝動買い」「無理しての人付き合い」「食べ過ぎ・飲み過ぎ」がトップ3に。この3つをはじめ、上位項目のほとんどで女性のスコアが高い結果となりました。
▼調査結果の詳細は下記ページよりご覧ください
https://hakuhodo.co.jp/news/newsrelease/75427/