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かかりつけ薬局化支援サービス「kakari」、後発医薬品切替時の「薬価差レポート」の提供を開始

患者さんが重視する薬価差の提供で後発医薬品への切替を支援

メドピア株式会社(東京都中央区、代表取締役社長 CEO:石見 陽、以下当社)が運営する薬局向けかかりつけ薬局化支援サービス「kakari」は、日医工株式会社(本社:富山県富山市、代表取締役社長:田村 友一、以下日医工)と連携し、新たに「薬価差レポート機能」の提供を開始いたします。これにより薬局は、新薬(先発医薬品)とジェネリック医薬品(後発医薬品)※1の薬価差をレポート形式で患者さんに提示することで、後発医薬品への切り替えを促すことが可能となります。
さらに、「kakari」アプリを通じて患者さんに嚥下機能に関する質問シートを送信できる「嚥下サポート機能」も追加することで、kakari加盟店が患者さんの嚥下機能を確認したうえで、適切な剤形や調剤方法を選択できるようサポートしてまいります。




※1 新薬(先発医薬品)と品質、効き目、安全性が同等であり、厚生労働大臣の承認を受け、国の基準・法律に基づいて製造・販売する医薬品。新薬に比べ開発費や開発期間が少ないため、新薬より低価格で提供されています。

[画像1: https://prtimes.jp/i/10134/265/resize/d10134-265-402979-0.png ]


●かかりつけ薬局化支援サービス「kakari」はこちら:
https://kakari.medpeer.jp/

患者負担の軽減や医療保険財政を改善するため、2020年9月までに後発医薬品の使用割合を80%とすることとされておりますが※2、2019年3月時点の使用割合は74.6%であり、更なる使用促進を図る必要があります。他方、患者さんのうち、64.8%は「少しでも安くなるのであれば後発医薬品使用したい」と回答※3しております。そのため、後発医薬品への切り替えを促進するためには、患者さんに後発医薬品に切り替えることによって発生する薬価差の情報を提供する必要があります。

この度提供を開始した「薬価差レポート機能」は、後発医薬品に切り替えた場合の薬価差をレポート形式で印刷、または患者さんの「kakari」アプリに送信することができる機能です。これにより、kakari加盟店は切り替えによる薬価差を提示したうえで、後発医薬品への切替促進を図ることが可能となります。

また、一般的に高齢者は、加齢に伴う舌の運動機能の低下、咀嚼能力の低下などにより、嚥下障害をきたしやすくなると言われています。嚥下機能の低下は服薬が困難となったり、誤嚥性肺炎につながることもあり、薬局は患者さんの嚥下の状況を把握し、状況に応じた剤形の選択や、調剤方法の工夫を検討する必要があります。そこで「kakari」は、患者さんの摂食嚥下機能を確認できる「嚥下サポート機能」を追加いたしました。これにより、kakari加盟店が患者さんの嚥下機能に関する情報を得ることで、適切な剤形や調剤方法の選択などが行えるよう支援してまいります。

※2 内閣府 「経済財政運営と改革の基本方針2017」
※3 厚生労働省「後発医薬品使用促進事業平成30年度 行政事業レビュー公開プロセス資料」


かかりつけ薬局化支援サービス「kakari」が新たに提供する機能の概要


この度、「kakari」は、以下の機能を新たに提供することで、かかりつけ薬局に求められる対人業務をより一層支援してまいります。

(1) 薬価差レポート機能
「薬価差レポート機能」は、患者さんへの後発医薬品への切り替え促進を支援する機能です。新薬と後発医薬品との価格差を、1か月・半年・年間単位で算出し、薬局が患者さん側の「kakari」アプリ内や紙で提示できるようにすることで、処方薬に対する後発医薬品の有無や、後発医薬品への切り替えに伴う価格負担の比較が容易にできるようになります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/10134/265/resize/d10134-265-306060-1.png ]



(2) 嚥下サポート機能
「嚥下サポート機能」は、患者さんの摂食嚥下機能を定期的に確認できるようにする機能です。薬局は、「kakari」の「チャット機能」を介して「摂食嚥下障害 質問シート」(監修:浜松市リハビリテーション病院 病院長 藤島一郎)をkakariアプリを通して患者さんに送信でき、患者さんの回答により嚥下障害の早期発見や早期介入、剤形変更や薬剤変更提案が可能となります。
[画像3: https://prtimes.jp/i/10134/265/resize/d10134-265-926098-2.png ]


(3) 患者向け資材提供機能
日医工が作成した患者向けの後発医薬品の解説や薬の飲みにくさを感じる患者さんに向けた説明資材を、薬価差レポートと合わせて提供することで、後発医薬品への切り替えや嚥下障害に関する患者さんの不安解消をサポートいたします。
[画像4: https://prtimes.jp/i/10134/265/resize/d10134-265-205746-3.png ]




参考:かかりつけ薬局化支援サービス「kakari」について


「kakari」は、「いつもの薬局を、あなたの“かかりつけ薬局“に」をコンセプトに、患者さんの「かかりつけ化」を支援するサービスです。薬局と患者さんをつなぐ患者さん向けスマートフォンアプリと薬局向けの薬局システム」から成り、患者さんにとっては薬局をもっと便利で安心して利用できるように、薬局にとっては患者さんのリピーター化(かかりつけ化)につながるよう、以下の機能を提供しています。

「kakari」は今後も、患者さんにとって安心・安全な医療を提供するための機能を拡充させていくことで、かかりつけ薬局に求められる対人業務をより一層支援してまいります。

1. アプリを開くとホーム画面いっぱいに「かかりつけ薬局」を表示
「kakari」は、薬局がかかりつけ薬局となるために、店頭で患者さんに勧めていただくアプリです。患者さんはアプリをダウンロードして、加盟薬局の専用コードを入力するだけ。アプリを開くたびにホーム画面いっぱいにかかりつけ薬局の情報が表示され、すぐにお薬相談や処方せん送信ができます。

2. 「服薬フォロー支援」と「お薬相談/CRM」機能で、来局後も患者さんを継続サポート
患者さんへの服薬フォローが、システムでの事前設定だけで、アプリを通じて簡単に実施できます。さらに、患者さんはいつでも薬剤師にチャットでお薬相談ができ、調剤後の薬局による継続サポートを実現します。チャット機能は、イベントのお知らせなど、薬局から患者さんにメッセージを送るCRM機能としても利用いただけます。

3. 「処方せん送信/店頭チェックイン」機能で、待ち時間を解消
患者さんは病院で処方せんをもらったら、アプリを開いてすぐに、簡単な操作でかかりつけ登録をした薬局に「処方せん送信」でき、薬局での待ち時間を削減できます。また、病院からすぐ近くの門前薬局を利用する場合には「店頭チェックイン」機能で、薬の仕上がり時の連絡をアプリで受け取れます。

4.「電子お薬手帳」機能で、服薬情報を一元管理
患者さんはkakariアプリ、加盟薬局はシステムを通じて患者さんの電子お薬手帳情報を確認することが可能となります。さらに本機能は、公益社団法人日本薬剤師会が提供する電子お薬手帳相互閲覧サービス「e薬Link(R)」とも連携しており、加盟薬局は患者さんの運営主体が異なる電子お薬手帳情報も確認いただくことができます。

[画像5: https://prtimes.jp/i/10134/265/resize/d10134-265-396510-4.png ]


<「kakari」が実現する姿>
薬局の「かかりつけ化」とは、患者さんが薬をもらう調剤薬局を一つに絞ることです。「kakari」は、薬局と患者さんがつながる様々な機能によって、その薬局に通いたくなる立地以外の「利便性」と「安心」を提供することで、患者さんが自らの意思で一つの薬局を「かかりつけ薬局」として選ぶことを実現します。

[画像6: https://prtimes.jp/i/10134/265/resize/d10134-265-704125-5.jpg ]


【メドピア株式会社について】
「Supporting Doctors, Helping Patients.」をミッションに、医師12万人(国内医師の3人に1人)が参加する医師専用コミュニティサイト「MedPeer」を運営し、医師の臨床やキャリアを支援。2019年からは薬局・薬剤師向けの支援サービスも提供を開始。グループ全体では、法人向け産業保健支援サービス「first call」や、管理栄養士による食生活コーチングサービス「ダイエットプラス」、特定保健指導など、特定保健指導など、専門家ネットワークを活かした各種ヘルスケアサービスも展開。
参照URL:https://medpeer.co.jp/

◆本プレスリリースに関するお問い合わせ先
メドピア株式会社 広報担当
電話:03-4405-4905
メール:pr@medpeer.co.jp
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