TBM、再生素材「CirculeX」の普及に向けて商工中金と連携を開始
[22/09/08]
提供元:PRTIMES
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〜国内の資源循環促進を目指し、全国の中小企業と廃プラスチックのマテリアルリサイクルを推進〜
株式会社TBM(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:山崎敦義、以下TBM)は、使用済みのプラスチックやLIMEX(ライメックス)などを原料とした、再生材料を 50% 以上含む素材「CirculeX(サーキュレックス)」の普及に向けて、株式会社商工組合中央金庫(本社:東京都中央区、代表取締役社長:関根正裕、以下商工中金)との連携を開始します。
TBMは、自治体や民間企業などと連携し、使用済みのプラスチックやLIMEXを回収し再生する資源循環モデルの構築を推進しています。この度、商工中金のネットワークを活用し、全国の中小企業から排出される廃プラスチックの回収、再原料化、再製品化によってCirculeXの普及を進め、国内の資源循環やSDGsに貢献していきます。
[画像: https://prtimes.jp/i/16815/265/resize/d16815-265-3771bc1ba99abe8114ee-0.png ]
■ 背景
世界では約63億トンの廃プラスチックが廃棄されており、そのうち 79%は埋め立てられ、もしくは自然環境に流出していると言われています*1。日本のプラスチックの有効利用率は約86%とされていますが、62%は焼却して発生する熱を発電や給湯に利用する「サーマルリサイクル」で、欧米ではエネルギー回収と呼ばれてリサイクルと認められていません。廃プラスチックをプラスチックのまま原料にして新しい製品をつくる「マテリアルリサイクル」と、ガスや化学原料に替える「ケミカルリサイクル」を合わせた本来のリサイクルの割合は約24%にとどまります*2。プラスチックのリサイクルが進まない現状を踏まえ、2022 年 4 月に「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(以下プラ新法)」施行され、プラスチック使用製品を排出・製造・販売する事業者に対して、それら製品の自主回収と再資源化が求められています。
*1 Geyer, R., Jambeck, J. R., & Law, K. L. (2017). Production, use, and fate of all plastics ever made
*2 2020年 プラスチック製品の生産・廃棄・再資源化・処理処分の現状 (一般社団法人プラスチック循環利用協会)
■ 連携の概要
2021年3月に、TBMは、国内第2プラントとなる多賀城工場(宮城県多賀城市)の工場建設資金および設備の購入資金、事業の運転資金を使途として、商工中金と資本性ローンによる長期融資契約を締結しました。
プラ新法の施行開始によって国内の廃プラスチックのニーズが高まる中、TBMと商工中金はさらに関係を深め、国内の資源循環の促進を目指した連携を開始します。TBMの素材開発の技術と、商工中金の全国の中小企業とのネットワークを組み合わせ、再生材料を50%以上含む素材CirculeXの原料となる全国の事業者から排出される廃プラスチックを回収し、日本国内でのCirculeXの普及を推進します。
■ CirculeXとは
CirculeX(サーキュレックス)は、使用済みのプラスチックやLIMEXなどを原料とした再生素材です。これまで使用後に焼却や廃棄されてきた資源を再生材料として活用することで、石油資源の保全やCO2の排出量削減に貢献できます。世の中に流通しているプラスチック製品などを適切に回収、再資源化し、再製品化する資源循環型社会の実現を促進します。つかいすてない傘「サステナブレラ」や「使えば使うほど世界のプラごみを減らせるゴミ袋」など、全国の小売店でCirculeX製品の取り扱いを開始しています。
■ 株式会社TBM
代表取締役CEO :山崎 敦義
本社 :東京都千代田区有楽町1-2-2 15F
設立 :2011 年
資本金 : 234億2993万円(資本準備金含む)/ 2021年7月時点
事業内容 :環境配慮型の素材開発及び製品の製造、販売、資源循環を促進する事業等
URL :https://tb-m.com/
2013年 経済産業省のイノベーション拠点立地推進事業「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」に採択
2014年 国内特許を取得し、現在、日中米欧を含む30か国以上で登録。その他100件以上の特許出願を実施
2015年 宮城県白石市に年産 6000 トンの LIMEX を製造する第一プラントを建設
2015年 経済産業省の「津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金(製造業等立地支援事業)」に採択
2016年 米国シリコンバレーの「Plug and Play」で初の 『世の中に最も社会的影響を与える企業ソーシャルインパクトアワード』を受賞
2018年 COP24(第24回国連気候変動枠組条約締約国会議)に日本政府代表団として参加
2019年 軽井沢で開催された「G20イノベーション展」に出展。G20大阪サミット2019の会場での運営品としてLIMEX製品が採用
2019年 中国・河南省、モンゴルでのLIMEX事業化に向けた基本合意を締結
2019年 代表取締役 CEOの山崎敦義が、「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2019 ジャパン」Exceptional Growth 部門「大賞」を受賞
2020年 使用済みプラスチックなどの再生材料を50%以上含む素材「CirculeX(サーキュレックス)」を発表
2020年 100%再生可能エネルギーの電力を LIMEX の生産拠点に導入
2020年 BtoC 向けの EC 事業「ZAIMA」を開始
2021年 宮城県多賀城市に年間2万3000 トンの LIMEXを製造する第二プラントを建設
2021年 韓国財閥のSKグループと135億円の資本業務提携を合意
2021年 神奈川県横須賀市で国内最大級のリサイクルプラントのプロジェクトを始動
2021年 自社製造拠点で使用する全電力を実質100%再生可能エネルギーへ転換
*本リリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
*本リリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
株式会社TBM(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:山崎敦義、以下TBM)は、使用済みのプラスチックやLIMEX(ライメックス)などを原料とした、再生材料を 50% 以上含む素材「CirculeX(サーキュレックス)」の普及に向けて、株式会社商工組合中央金庫(本社:東京都中央区、代表取締役社長:関根正裕、以下商工中金)との連携を開始します。
TBMは、自治体や民間企業などと連携し、使用済みのプラスチックやLIMEXを回収し再生する資源循環モデルの構築を推進しています。この度、商工中金のネットワークを活用し、全国の中小企業から排出される廃プラスチックの回収、再原料化、再製品化によってCirculeXの普及を進め、国内の資源循環やSDGsに貢献していきます。
[画像: https://prtimes.jp/i/16815/265/resize/d16815-265-3771bc1ba99abe8114ee-0.png ]
■ 背景
世界では約63億トンの廃プラスチックが廃棄されており、そのうち 79%は埋め立てられ、もしくは自然環境に流出していると言われています*1。日本のプラスチックの有効利用率は約86%とされていますが、62%は焼却して発生する熱を発電や給湯に利用する「サーマルリサイクル」で、欧米ではエネルギー回収と呼ばれてリサイクルと認められていません。廃プラスチックをプラスチックのまま原料にして新しい製品をつくる「マテリアルリサイクル」と、ガスや化学原料に替える「ケミカルリサイクル」を合わせた本来のリサイクルの割合は約24%にとどまります*2。プラスチックのリサイクルが進まない現状を踏まえ、2022 年 4 月に「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(以下プラ新法)」施行され、プラスチック使用製品を排出・製造・販売する事業者に対して、それら製品の自主回収と再資源化が求められています。
*1 Geyer, R., Jambeck, J. R., & Law, K. L. (2017). Production, use, and fate of all plastics ever made
*2 2020年 プラスチック製品の生産・廃棄・再資源化・処理処分の現状 (一般社団法人プラスチック循環利用協会)
■ 連携の概要
2021年3月に、TBMは、国内第2プラントとなる多賀城工場(宮城県多賀城市)の工場建設資金および設備の購入資金、事業の運転資金を使途として、商工中金と資本性ローンによる長期融資契約を締結しました。
プラ新法の施行開始によって国内の廃プラスチックのニーズが高まる中、TBMと商工中金はさらに関係を深め、国内の資源循環の促進を目指した連携を開始します。TBMの素材開発の技術と、商工中金の全国の中小企業とのネットワークを組み合わせ、再生材料を50%以上含む素材CirculeXの原料となる全国の事業者から排出される廃プラスチックを回収し、日本国内でのCirculeXの普及を推進します。
■ CirculeXとは
CirculeX(サーキュレックス)は、使用済みのプラスチックやLIMEXなどを原料とした再生素材です。これまで使用後に焼却や廃棄されてきた資源を再生材料として活用することで、石油資源の保全やCO2の排出量削減に貢献できます。世の中に流通しているプラスチック製品などを適切に回収、再資源化し、再製品化する資源循環型社会の実現を促進します。つかいすてない傘「サステナブレラ」や「使えば使うほど世界のプラごみを減らせるゴミ袋」など、全国の小売店でCirculeX製品の取り扱いを開始しています。
■ 株式会社TBM
代表取締役CEO :山崎 敦義
本社 :東京都千代田区有楽町1-2-2 15F
設立 :2011 年
資本金 : 234億2993万円(資本準備金含む)/ 2021年7月時点
事業内容 :環境配慮型の素材開発及び製品の製造、販売、資源循環を促進する事業等
URL :https://tb-m.com/
2013年 経済産業省のイノベーション拠点立地推進事業「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」に採択
2014年 国内特許を取得し、現在、日中米欧を含む30か国以上で登録。その他100件以上の特許出願を実施
2015年 宮城県白石市に年産 6000 トンの LIMEX を製造する第一プラントを建設
2015年 経済産業省の「津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金(製造業等立地支援事業)」に採択
2016年 米国シリコンバレーの「Plug and Play」で初の 『世の中に最も社会的影響を与える企業ソーシャルインパクトアワード』を受賞
2018年 COP24(第24回国連気候変動枠組条約締約国会議)に日本政府代表団として参加
2019年 軽井沢で開催された「G20イノベーション展」に出展。G20大阪サミット2019の会場での運営品としてLIMEX製品が採用
2019年 中国・河南省、モンゴルでのLIMEX事業化に向けた基本合意を締結
2019年 代表取締役 CEOの山崎敦義が、「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2019 ジャパン」Exceptional Growth 部門「大賞」を受賞
2020年 使用済みプラスチックなどの再生材料を50%以上含む素材「CirculeX(サーキュレックス)」を発表
2020年 100%再生可能エネルギーの電力を LIMEX の生産拠点に導入
2020年 BtoC 向けの EC 事業「ZAIMA」を開始
2021年 宮城県多賀城市に年間2万3000 トンの LIMEXを製造する第二プラントを建設
2021年 韓国財閥のSKグループと135億円の資本業務提携を合意
2021年 神奈川県横須賀市で国内最大級のリサイクルプラントのプロジェクトを始動
2021年 自社製造拠点で使用する全電力を実質100%再生可能エネルギーへ転換
*本リリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
*本リリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。