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5年間のAWS利用動向について国内最大級の請求代行サービスの登録アカウントから調査

技術トレンド、コロナ禍によって急速に伸びたサービスを分析

クラスメソッド株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:横田 聡、以下「クラスメソッド」)は、アマゾン ウェブ サービス(AWS)の技術支援ならびに請求代行サービスを10年以上提供してきており、2021年11月現在は1万4000以上のAWSアカウントへのサポートを行っています。このたび、AWS総合支援サービス「クラスメソッドメンバーズ」登録アカウントへの請求情報に基づき、2016年1月から2021年6月までのAWS利用状況について利用サービス別分析およびランキングを発表します。




対象期間:2016年1月1日〜2021年06月30日
集計対象:AWS総合支援「クラスメソッドメンバーズ」請求代行サービス利用額
 https://classmethod.jp/services/members/
発表項目:AWSサービスカテゴリ別利用費推移、カテゴリ別ランキング、2020年4月の緊急事態宣言後に利用急増したサービス分析 等
発表者:クラスメソッド株式会社

【サービスカテゴリ別 利用額ランキング】
AWSからは、現在、全26サービスカテゴリにおいて、200を超えるサービスが提供されています。2021年上半期のサービスカテゴリ別利用費ランキング上位15件は下記の通りです。

<2021年1月〜6月の利用額ランキング>

[表1: https://prtimes.jp/data/corp/14901/table/267_1_c910397c916124ff5431762075c0a62b.jpg ]


[表2: https://prtimes.jp/data/corp/14901/table/267_2_a79fdf5fea33b1b74a63bb8316700a3d.jpg ]



【AWSサービスカテゴリ別 利用費の推移】
利用費総額のランキングで上位となったサービスカテゴリについて利用費の推移を、2016年第1四半期(2016年1月〜3月)の利用額を1とする成長率をグラフにしました。AWS利用費総額の成長率との比較により、カテゴリごとの特徴がわかります。
全体的にいずれのサービスも増加傾向ですが、特に変化が目立つのはコンテナの急伸、2020年第1四半期からのエンドユーザーコンピューティングの急増、2020年第2四半期からのネットワーキングとコンテンツ配信の増加加速です。エンドユーザーコンピューティングと、ネットワーキングとコンテンツ配信の成長は、新型コロナウイルス感染症によるテレワーク(リモートワーク、在宅勤務)の広がりの影響と考えられます。

*全サービスカテゴリを比較するため、縦軸を最大値1000の対数に統一して表示しています。成長率が1000を超えてしまっているコンテナについては、別グラフにて解説します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/14901/267/resize/d14901-267-2ef07b091d58c481f9bc-1.png ]


【業種別 利用AWSサービス比較】
利用費額上位となったAWSサービスカテゴリについて、業種ごとの利用状況の比較も行いました。
業種ごと、AWSサービスカテゴリ別に利用費を合計して、各カテゴリの利用費比率を比較しています。

2020年は、エンドユーザーコンピューティングの利用比率に業種ごとのテレワークの導入しやすさが表れました。また、金融業や外食・中食業においては、他業界よりも分析の活用が進んでいます。不動産業では、業界リーダー企業がAWSを積極的に導入しており、コンテナの活用も大きく進んでいることから、業界全体の合計額にも影響を与えています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/14901/267/resize/d14901-267-ac0a1f4e7d828ef45a6a-2.png ]


【AWSサービスカテゴリ別 利用費推移の背景】
サービスカテゴリ別の利用費推移について、特徴的な成長があった「コンテナ」、「エンドユーザーコンピューティング」、「ネットワーキングとコンテンツ配信」、「セキュリティ、ID、およびコンプライアンス」、「管理とガバナンス」の各カテゴリについて紹介します。


<コンテナ>

[画像3: https://prtimes.jp/i/14901/267/resize/d14901-267-0dc2d7a287e5cf019a35-3.png ]


コンテナは、アプリケーションの実行に必要なプログラムを全てパッケージングし、特にクラウド上で簡単に展開・実行できるようにする技術です。
AWSのコンテナ基盤サービスであるAmazon ECSは2015年4月から一般提供されていましたが、2017年末に開催されたAWS re:invent 2017で、大型アップデートとなるAWS FargateとAmazon EKSが発表されたのを機に注目が集まっています。
クラスメソッドでもコンテナ/サーバーレスに特化した「モダンアプリケーション開発支援」サービスを提供開始しており、問い合わせも徐々に増加してきています。


<エンドユーザーコンピューティング>
[画像4: https://prtimes.jp/i/14901/267/resize/d14901-267-d2f38a8f711156186655-4.png ]


2020年はコロナ禍においてテレワーク需要が高まり、フルマネージド仮想デスクトップ環境(VDI)サービスであるAmazon WorkSpacesに注目が集まりました。当社でも第一回目の緊急事態宣言時には、導入スピード優先の導入支援の依頼を数多く受けました。
2021年になり、緊急対応としての構築ニーズは一旦落ち着きましたが、2020年に構築した環境については継続的に利用されている様子がうかがえます。現在いただく新規構築の依頼は、IT管理者によるリモート環境からの運用など、テレワークを継続する中で利用シーンをより具体的に特定したものへ変化しています。


<ネットワーキングとコンテンツ配信>

[画像5: https://prtimes.jp/i/14901/267/resize/d14901-267-a353979727bef7decccd-5.png ]


ここ数年、画像や動画などのコンテンツ配信ニーズは高くなる傾向にありましたが、2020年はコロナ禍を受けた「巣ごもり消費」により、特にAmazon CloudFrontやAmazon Virtual Private Cloud(VPC)などの利用が伸びました。実際に昨年は「動画配信を始めたい」という問い合わせが増加しており、動画配信に関する事例記事の検索・閲覧も増えていました。
昨年は、Amazon IVSやAWS Elemental Linkなど、動画配信に関する大きなアップデートがあり、注目を浴びていました。また、以前から使用されてきたサービスであるElastic Load Balancing(ELB)が、2020年2Qから独立したサービスとして請求が行われるようになったのも、増加率を押し上げた要因となっています。


<セキュリティ、ID、およびコンプライアンス>

[画像6: https://prtimes.jp/i/14901/267/resize/d14901-267-59e01f3874c2c5837753-6.png ]


「セキュリティ、ID、及びコンプライアンス」は継続的に注目されており、AWS利用費全体よりも高い成長率を示しています。
要因の1つは継続的にセキュリティ系マネージドサービスや機能がリリースされ、よりクラウドネイティブなセキュリティ対策が手法として確立してきたことです。
代表的なものとして、2015年にウェブアプリケーションファイアウォールであるAWS WAF、2017年にAWS上の脅威を検知できるAmazon GuardDuty、2018年にAWSサービスが安全に設定されているかチェックできるAWS Security Hub、2019年にインシデントの調査ができるAmazon Detectiveがリリースされました。AWS WAFは2017年にはセキュリティベンダーのルールを取り入れたマネージドルールをサポートし、アプリケーションセキュリティを強化する主力の機能となりました。
AWS利用者はこれらクラウドネイティブのマネージドサービスを中心にセキュリティ対策を実施しています。


<管理とガバナンス>
[画像7: https://prtimes.jp/i/14901/267/resize/d14901-267-60b4cc328bcc34229fc4-7.png ]


「管理とガバナンス」も継続的に注目されているカテゴリの一つです。
AWS上の操作履歴を記録するAWS CloudTrailや、各種リソースの変更を記録・コンプライアンスチェックを行うAWS Configなど、AWS利用に必須なサービスもこのカテゴリに含まれます。
需要が特に大きいのは多機能なモニタリングサービスであるAmazon CloudWatchです。従来からメトリクスやログの集約先として活用されていましたが、コンテナやサーバーレス需要に比例して直接ログ保存先として利用できるCloudWatch Logsの利用頻度が向上しています。また、マイクロサービス化に伴う複雑な環境に対しオブザーバビリティ(可観測性)の確保にもAWS CloudWatchを始めとした監視サービスが利用されます。


【まとめ】
クラスメソッドメンバーズ登録アカウントのAWS利用費総額は、5年間で26倍以上に成長しました。クラウドの利用目的についても、従来のようにストレージとして使用するのではなく、AWSから提供される様々なサービスを活用してITシステムの内製化を進め、ビジネスの機動力を高めることへと変化してきています。「コンテナ」や「セキュリティ、ID、およびコンプライアンス」「管理とガバナンス」のカテゴリの著しい成長がそれらの動向を特に象徴しています。
業界、業務内容を問わず、業務効率を高めてデジタルトランスフォーメーションを実現する上で、クラウド技術の利用は欠かせないものとなっています。

クラスメソッドでは2,600社以上への技術支援実績や、利用動向・最新技術情報などをもとに、これからもお客様のビジネスやIT開発・運用環境に応じて最適な提案を行うことで、お客様の新たな価値創造を支援していきます。


【クラスメソッドについて】
クラスメソッド株式会社はアマゾン ウェブ サービスをはじめ、データ分析、モバイル、IoT、AI/機械学習等の分野で企業向け技術支援を行っています。AWS支援では2015年から継続して最上位のプレミアコンサルティングパートナーに認定され、2018年と2020年には「AWSコンサルティングパートナー オブ ザ イヤー」を受賞。現在までの支援実績は2,600社1万4,000アカウント以上となりました。社員による技術情報発信にも注力し、オウンドメディア「DevelopersIO」では2万5,000本以上の記事を公開中です。「すべての人々の創造活動に貢献し続ける」という企業理念のもと、最適な技術を提案してまいります。

本社所在地: 東京都千代田区神田佐久間町1-11 産報佐久間ビル8階
代表者  : 代表取締役社長 横田 聡
事業内容 : クラウド導入支援、ビッグデータ基盤構築、モバイルアプリ開発、LINE技術支援、AI/機械学習技術支援
オフィシャルサイト : https://classmethod.jp/
技術ブログ「DevelopersIO」: https://dev.classmethod.jp/
Facebookページ :https://www.facebook.com/classmethod/
公式YouTubeチャンネル : https://www.youtube.com/c/classmethod-yt/

※ アマゾン ウェブ サービス、Amazon Web Services、AWS、Amazon EC2、Amazon RDS、Amazon DynamoDB、Amazon Cloudfront、Amazon VPC、Amazon S3、Amazon EBS、Amazon EFS、Amazon Redshift、Amazon Athena、Amazon Kinesis、Amazon WorkSpaces、Amazon WorkDocs、Amazon CloudWatch、AWS CloudTrail、Amazon ECS、AWS Fargate、AWS WAF、AWS IAM、AWS Security Hub、CloudEndure Migration、AWS Migration Hub、Amazon Connect、Amazon SES、Amazon SageMaker、Amazon Rekognition、AWS Elemental MediaConvert、AWS Elemental MediaLive、AWS Step Functions、Amazon SQS、AWS CodePipeline、AWS CodeStar、Amazon EKS、Amazon Virtual Private Cloud、Amazon IVS、AWS Elemental Link、Amazon GuardDuty、Amazon Detective、およびAWS Configは、米国および/またはその他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ データの集計・加工には、Lookerを使用しています。
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