世界初のデュアルコア・ジャイロ・センサを発表
[12/01/13]
提供元:PRTIMES
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携帯電話・タブレットのスマート・ユーザ・インタフェースおよび
手ブレ補正機能を実現
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エレクトロニクス分野の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的
半導体メーカーで、コンスーマ機器および携帯型機器向けMEMS
(Micro-Electro-Mechanical System)の主要サプライヤ(1)であるSTマイクロ
エレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、ユーザのモーション検知および
カメラの手ブレ補正機能の両方を可能にする、市場初のデュアルコア・ジャイロ・
センサを発表しました。この製品の革新的システム・アーキテクチャにより、
1個のジャイロ・センサで2種類の異なる機能を実現できるため、携帯電話、
タブレット、その他スマート・コンスーマ機器の小型化、システム簡略化、
およびコスト低減が可能になります。
STのデュアルコア・ジャイロ・センサは、その革新的な設計により、2種類の
機能向けに最適化された個別の出力経路が4 x 4 x 1mmのパッケージに搭載されて
います。この製品は、モーション検知とモバイル・カメラの写真をより鮮明に
する光学手ブレ補正機能に同時に対応します。
STのコーポレート・バイスプレジデント 兼 アナログ・MEMS・センサ・グループ
ジェネラル・マネージャであるBenedetto Vignaは、次の様にコメントして
います。「STのデュアルコア・ジャイロ・センサは、1個で2種類の役割を
果たします。携帯電話・タブレットのメーカーは、著しく仕様の異なる2種類の
専用センサの代わりに、1個のジャイロ・センサでモーション検知とカメラの手ブレ
補正の両方を実現できるため、動作信頼性の向上、外形のスリム化および低コスト化が
可能になります。」
STの新しいジャイロ・センサは、バッテリ駆動の携帯型機器の低消費電力化に
向け、パワーダウン / スリープ・モードの他、より高度な電源管理を可能に
するFIFO(first-in first-out)メモリ・ブロックを内蔵しています。この製品
は個別のI2C・SPIインタフェースを通してデータ出力を行い、設定可能な
ローパス / ハイパス・フィルタ等のデジタル機能を搭載している他、温度セン
サも内蔵しており、動作電源電圧は2.4〜3.6Vです。
STのデュアルコア・ジャイロ・センサL3G4ISは、現在サンプル出荷中で、2012年
第2四半期に量産を開始する予定です。単価は、大量購入時に約3.9ドルです。
(1) IHS iSuppli社「H1 2011 Consumer and Mobile MEMS Market Tracker」
2011年8月
STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに革新的な半導体
ソリューションを提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、高度な
技術力と設計ノウハウ、そして幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォ
リオ、戦略的パートナーシップ、大規模な製造力を駆使することにより、マルチ
メディア・コンバージェンスとパワー・アプリケーションにおいて他社の追随を
許さないリーダーとなることを目指しています。2010年の売上は103.5億ドルで
した。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )
をご覧ください。
◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
APMグループ
TEL: 03-5783-8250 FAX: 03-5783-8216