カナダ・ケベック州ラヴァル大学と包括連携協定。文理融合の心理学部人工知能・認知科学専攻で共同研究加速
[22/12/24]
提供元:PRTIMES
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人の知能メカニズムと人工知能(AI)をつなぐ新たな理工系分野として心理学部心理学科に人工知能・認知科学専攻を2021年に開設した追手門学院大学(略称:追大、大阪府茨木市、学長:真銅正宏)は、さらなる教育・研究の高度化を目指し、ラヴァル大学(カナダ・ケベック州、学長:ソフィー・ダムール)と12月23日に包括連携協定を締結しました。
AI認知科学や神経・人間工学、心理学などの分野において、共同研究や教員・学生の交流などを進めます。
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カナダ・ケベック州にあるラヴァル大学は、1663年に創設された神学校を源流とするカナダ最古の総合大学です。理工学部や社会科学、医学部など17の学部に約47,000人以上の学生が学んでいます。近年では、IoTやロボットなどの最新技術を活用した人間工学や都市工学などの研究や社会実験を積極的に推進しています。
今回の包括協定では、ラヴァル大学の研究と追大のAI認知科学やスポーツ科学などの研究との融合により、新たな価値創出を目指していきます。最初の共同研究テーマとしては、メタバース上であたかも実世界にいるかのように「見たり、聞いたり、動いたり、触って感じる」ことを可能にするヒューマンインターフェースの研究・開発を、ラヴァル大学が進める「遠隔介護」や「遠隔リハビリ」の分野を候補に進めていきます。
また、ケベック州政府が日本の産業界と進める国際共同研究の推進施策の一環で、研究成果の社会実装に向けた州政府からの支援も予定されています。
11月9日には、ラヴァル大学とケベック州政府在日事務所の方々が追大へ来学し、包括協定締結後の取り組みの検討と視察を行いました。
【ポイント】
人工知能・認知科学専攻を中心に教育研究の高度化を目指しラヴァル大学と包括連携協定
AI認知科学や神経・人間工学、心理学の分野で、共同研究や教員・学生の交流などを推進
メタバースと実世界をつなぐヒューマンインターフェースの研究・開発を推進
【連携事項】
教員の交流
学生の交換や派遣
共同研究活動
セミナーへの参加
教育学的および科学的文書の交換
共同トレーニングプログラム
共同出版