渋沢栄一の注目の高まりを受けて紙芝居「幻の将軍 徳川昭武」
[20/11/11]
提供元:PRTIMES
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松戸市・戸定邸で渋沢の命日11 月11 日に初お披露目
千葉県松戸市は、紙芝居「幻の将軍 徳川昭武(あきたけ)」を制作しました。徳川昭武の生涯をつづった内容で、フランス万博渡欧と留学、倒幕と帰国、水戸藩主を経て、隠居の地である戸定邸に住まう生涯を紹介する内容です。途中にクイズを交えることで演者と対話し楽しめる、紙芝居ならではの工夫を凝らしています。徳川昭武と松戸市の魅力を伝えるために、楽しくわかりやすい、紙芝居を作りました。松戸市・戸定歴史館で11月11日に開催されるプレスツアーで初披露します。
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[画像2: https://prtimes.jp/i/15010/297/resize/d15010-297-959323-1.jpg ]
新紙幣の図柄に起用が予定されており、NHK大河ドラマ「青天を衝
(つ)け」の主人公として注目の高まる渋沢栄一。渋沢は戸定邸の主・徳川昭武の世話係として1867年、パリ万博へ派遣されました。渋沢に大きな影響を与えた渡欧時に仕えた、徳川昭武が主人公の紙芝居です。※11月11日は渋沢栄一の命日です。
■幅広い世代に受け入れられる絵柄
今回の紙芝居は、親しみやすさだけでなく落ちつきもある画風で、歴史的な内容も分かりやすく表現しました。「戸定歴史館」所蔵の資料写真などを参考に作画しています。お子さまにはクイズに挑戦しながら歴史に触れるファーストステップ的な教材として、また、大人の方にも気軽に楽しんでいただけます。
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【紙芝居「幻の将軍 徳川昭武」概要】
■サイズ:八つ切りサイズ(天地270mm ? 左右380mm)
■仕 様:表面カラー10ページ、裏面モノクロ10ページ
■制 作:株式会社漫画家学会
■著 作:松戸市
■原案をまとめた戸定歴史館の学芸員・小川滋子さんコメント
学習指導要領の改訂に伴い、もっと「戸定歴史館」を広くアピールするために、社会科見学や校外活動誘致の方法を検討していました。
そのようななか、新型コロナウイルス感染症の流行が始まり、学校でも卒業式や入学式が中止・縮小になったことを受け、今年度は間に合わなくても将来、卒園や入学のお祝いになるようなものを製作できたら、と職員同士で話していました。
「年長さん〜小学校低学年の児童を対象に、戸定邸や徳川昭武を知ってもらいたい。良いイメージをもってもらいたい」という思いから構想をあたため、2020年4月ごろに原案となる文章がまとまりました。
紙芝居は、小学校の社会科見学などで引き続き活用させていただく予定で、お子さま向けの戸定邸紹介ツアーを企画するかもしれません。
今回の情報発信をきっかけにして多くの方に、戸定邸と松戸の魅力に目を向けていただきたいと思っています。
戸定邸と庭園は、国指定重要文化財、国指定名勝として高い評価を受け、戸定歴史館では年3回、徳川昭武資料を中心にした展覧会を実施しています。
戸定が丘は、整備された自然豊かな公園で一年を通じてゆったりした時間を過ごせます。戸定が丘歴史公園には芝生エリアや東屋があり、小さいお子さまを連れた方にもおすすめです。春は梅・桜、秋は紅葉の隠れた名所でもあるうえに、松戸駅から徒歩10分の好立地で、駐車場も無料です。
歴史に興味のある方もない方も、是非一度、戸定が丘歴史公園へお越しください。
■原案・小川滋子 プロフィール
[画像7: https://prtimes.jp/i/15010/297/resize/d15010-297-203241-6.jpg ]
略歴:千葉県出身。國學院大學大学院博士課程前期・史学専攻(博物館学)で修士号取得、同学博士課程後期・史学専攻(美学美術史)を単位取得・満期退学。江戸川区郷土資料室、明星大学資料図書館・明星ギャラリー(開設スタッフ/広報室所属)勤務を経て、2016年に松戸市役所入庁、戸定歴史館に配属、学芸員として勤務。
■徳川昭武について
徳川昭武は、徳川斉昭の18男として生まれました。1867年、15代将軍・徳川慶喜の名代としてパリ万博参加と留学のためフランスへ渡ります。万博で日本はたいへんな人気を博し、昭武は「プリンス・トクガワ」と紹介されます。昭武は、フランス人教師のもとで学び、フランス皇帝・ナポレオン三世と皇太子、各国の王族たちと交流を深めます。
留学中に大政奉還を迎え、慶喜からの命で一度はそのまま留学を続けますが、日本に帰国し、水戸藩主となりました。北海道開拓にたずさわったあと、陸軍少尉となり、1876年、アメリカ派遣を機に再度フランスに留学。約5年を経て帰国し、結婚します。その後は、水戸徳川家当主として、牧場経営や植林事業に注力しました。
明治維新後15年を経て徳川慶喜と再会を果たし、29歳で当主を退き隠居の身となり、松戸の戸定が丘に「戸定邸」を建てて移り住みます。
慶喜をはじめとする徳川家だけでなく、皇太子時代の大正天皇や皇族も戸定邸を訪れたといわれ、当時珍しかった自転車での外出や、釣り、陶芸、写真撮影などをたしなみ、56歳で亡くなるまで松戸の地で多くの時間を過ごしました。
訪欧使節団一行のなかには、のちに「近代日本経済の父」といわれる渋沢栄一、敵味方分け隔てなく治療することから日本の赤十字活動の先駆けといわれる高松凌雲(りょううん)などがいます。近代日本の激動の時代、初の外交デビューを果たした徳川昭武に注目が集まっています。
<「松戸市戸定歴史館」施設案内>
■戸定歴史館
戸定邸に隣接する博物館。戸定邸と庭園の公開や徳川昭武の遺品を中心とする松戸徳川家伝来品、1867年パリ万国博覧会関係資料の展示を行っています。
徳川昭武が将軍名代として派遣された万国博覧会に関する資料や幕末から明治にかけての古写真、戸定邸の歴史を語る文書や調度品、徳川昭武の遺品などを順次公開しています。年に数回、展示替えのため、休館期間があります(戸定邸は開館)。
■戸定邸
水戸藩最後の藩主・徳川昭武が明治時代に建てた戸定邸の敷地の内、約三分の一は戸定が丘歴史公園として整備公開されています。
公園内には徳川昭武と彼の兄徳川慶喜の資料を展示する戸定歴史館、徳川昭武が住んでいた戸定邸(国指定重要文化財)と庭園(国指定名勝)、昭和53年に松戸市が市制施行35周年を記念して建設したお茶室の松雲亭があります。
<関連リンク>
戸定歴史館
https://www.city.matsudo.chiba.jp/tojo/
戸定邸バーチャルツアー(ストリートビュー)
戸定が丘歴史公園と戸定邸・庭園をGoogleストリートビューで見ることができます。戸定邸の内部は、表座敷だけでなく奥居間や離座敷も見ることができます。
戸定邸の日には、表座敷からは、美しい庭園にも出ることができます
https://www.city.matsudo.chiba.jp/tojo/tojotei_shoukai/virtual/index.html
千葉県松戸市は、紙芝居「幻の将軍 徳川昭武(あきたけ)」を制作しました。徳川昭武の生涯をつづった内容で、フランス万博渡欧と留学、倒幕と帰国、水戸藩主を経て、隠居の地である戸定邸に住まう生涯を紹介する内容です。途中にクイズを交えることで演者と対話し楽しめる、紙芝居ならではの工夫を凝らしています。徳川昭武と松戸市の魅力を伝えるために、楽しくわかりやすい、紙芝居を作りました。松戸市・戸定歴史館で11月11日に開催されるプレスツアーで初披露します。
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[画像2: https://prtimes.jp/i/15010/297/resize/d15010-297-959323-1.jpg ]
新紙幣の図柄に起用が予定されており、NHK大河ドラマ「青天を衝
(つ)け」の主人公として注目の高まる渋沢栄一。渋沢は戸定邸の主・徳川昭武の世話係として1867年、パリ万博へ派遣されました。渋沢に大きな影響を与えた渡欧時に仕えた、徳川昭武が主人公の紙芝居です。※11月11日は渋沢栄一の命日です。
■幅広い世代に受け入れられる絵柄
今回の紙芝居は、親しみやすさだけでなく落ちつきもある画風で、歴史的な内容も分かりやすく表現しました。「戸定歴史館」所蔵の資料写真などを参考に作画しています。お子さまにはクイズに挑戦しながら歴史に触れるファーストステップ的な教材として、また、大人の方にも気軽に楽しんでいただけます。
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【紙芝居「幻の将軍 徳川昭武」概要】
■サイズ:八つ切りサイズ(天地270mm ? 左右380mm)
■仕 様:表面カラー10ページ、裏面モノクロ10ページ
■制 作:株式会社漫画家学会
■著 作:松戸市
■原案をまとめた戸定歴史館の学芸員・小川滋子さんコメント
学習指導要領の改訂に伴い、もっと「戸定歴史館」を広くアピールするために、社会科見学や校外活動誘致の方法を検討していました。
そのようななか、新型コロナウイルス感染症の流行が始まり、学校でも卒業式や入学式が中止・縮小になったことを受け、今年度は間に合わなくても将来、卒園や入学のお祝いになるようなものを製作できたら、と職員同士で話していました。
「年長さん〜小学校低学年の児童を対象に、戸定邸や徳川昭武を知ってもらいたい。良いイメージをもってもらいたい」という思いから構想をあたため、2020年4月ごろに原案となる文章がまとまりました。
紙芝居は、小学校の社会科見学などで引き続き活用させていただく予定で、お子さま向けの戸定邸紹介ツアーを企画するかもしれません。
今回の情報発信をきっかけにして多くの方に、戸定邸と松戸の魅力に目を向けていただきたいと思っています。
戸定邸と庭園は、国指定重要文化財、国指定名勝として高い評価を受け、戸定歴史館では年3回、徳川昭武資料を中心にした展覧会を実施しています。
戸定が丘は、整備された自然豊かな公園で一年を通じてゆったりした時間を過ごせます。戸定が丘歴史公園には芝生エリアや東屋があり、小さいお子さまを連れた方にもおすすめです。春は梅・桜、秋は紅葉の隠れた名所でもあるうえに、松戸駅から徒歩10分の好立地で、駐車場も無料です。
歴史に興味のある方もない方も、是非一度、戸定が丘歴史公園へお越しください。
■原案・小川滋子 プロフィール
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略歴:千葉県出身。國學院大學大学院博士課程前期・史学専攻(博物館学)で修士号取得、同学博士課程後期・史学専攻(美学美術史)を単位取得・満期退学。江戸川区郷土資料室、明星大学資料図書館・明星ギャラリー(開設スタッフ/広報室所属)勤務を経て、2016年に松戸市役所入庁、戸定歴史館に配属、学芸員として勤務。
■徳川昭武について
徳川昭武は、徳川斉昭の18男として生まれました。1867年、15代将軍・徳川慶喜の名代としてパリ万博参加と留学のためフランスへ渡ります。万博で日本はたいへんな人気を博し、昭武は「プリンス・トクガワ」と紹介されます。昭武は、フランス人教師のもとで学び、フランス皇帝・ナポレオン三世と皇太子、各国の王族たちと交流を深めます。
留学中に大政奉還を迎え、慶喜からの命で一度はそのまま留学を続けますが、日本に帰国し、水戸藩主となりました。北海道開拓にたずさわったあと、陸軍少尉となり、1876年、アメリカ派遣を機に再度フランスに留学。約5年を経て帰国し、結婚します。その後は、水戸徳川家当主として、牧場経営や植林事業に注力しました。
明治維新後15年を経て徳川慶喜と再会を果たし、29歳で当主を退き隠居の身となり、松戸の戸定が丘に「戸定邸」を建てて移り住みます。
慶喜をはじめとする徳川家だけでなく、皇太子時代の大正天皇や皇族も戸定邸を訪れたといわれ、当時珍しかった自転車での外出や、釣り、陶芸、写真撮影などをたしなみ、56歳で亡くなるまで松戸の地で多くの時間を過ごしました。
訪欧使節団一行のなかには、のちに「近代日本経済の父」といわれる渋沢栄一、敵味方分け隔てなく治療することから日本の赤十字活動の先駆けといわれる高松凌雲(りょううん)などがいます。近代日本の激動の時代、初の外交デビューを果たした徳川昭武に注目が集まっています。
<「松戸市戸定歴史館」施設案内>
■戸定歴史館
戸定邸に隣接する博物館。戸定邸と庭園の公開や徳川昭武の遺品を中心とする松戸徳川家伝来品、1867年パリ万国博覧会関係資料の展示を行っています。
徳川昭武が将軍名代として派遣された万国博覧会に関する資料や幕末から明治にかけての古写真、戸定邸の歴史を語る文書や調度品、徳川昭武の遺品などを順次公開しています。年に数回、展示替えのため、休館期間があります(戸定邸は開館)。
■戸定邸
水戸藩最後の藩主・徳川昭武が明治時代に建てた戸定邸の敷地の内、約三分の一は戸定が丘歴史公園として整備公開されています。
公園内には徳川昭武と彼の兄徳川慶喜の資料を展示する戸定歴史館、徳川昭武が住んでいた戸定邸(国指定重要文化財)と庭園(国指定名勝)、昭和53年に松戸市が市制施行35周年を記念して建設したお茶室の松雲亭があります。
<関連リンク>
戸定歴史館
https://www.city.matsudo.chiba.jp/tojo/
戸定邸バーチャルツアー(ストリートビュー)
戸定が丘歴史公園と戸定邸・庭園をGoogleストリートビューで見ることができます。戸定邸の内部は、表座敷だけでなく奥居間や離座敷も見ることができます。
戸定邸の日には、表座敷からは、美しい庭園にも出ることができます
https://www.city.matsudo.chiba.jp/tojo/tojotei_shoukai/virtual/index.html