【STARTUP DB独自調査】「大学発・研究開発型スタートアップ 徹底解剖」レポートを公開
[23/11/30]
提供元:PRTIMES
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成長産業支援事業を推進するフォースタートアップス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:志水雄一郎 以下、フォースタートアップス)は、国内最大級の成長産業領域に特化した情報プラットフォーム「STARTUP DB (スタートアップデータベース)」において「大学発・研究開発型スタートアップ 徹底解剖」を公開いたしました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/32589/297/resize/d32589-297-d2e46e427f8c3d494d66-2.jpg ]
本レポートは「STARTUP DB」が独自に収集したデータを基に、成長を続ける「大学発・研究開発型スタートアップ」に徹底的にフォーカスした分析レポートを配信しました。資金調達環境はもちろん、「公的資本の獲得」や「直近の資金調達ランキング」などを通じて注目企業をピックアップ。データ分析・最新の政策動向のみならず、スタートアップ経営者、投資家らのインタビューで語られた、現場ならではの視点も網羅しています。
この先、国内エコシステムの主役になると期待される「大学発・研究開発型スタートアップ」。現状を知り、未来を考え、ビジネスに活かすためにぜひご覧ください。以下ページにてダウンロードすることが可能です。
▼無料ダウンロードはこちら
https://lp.startup-db.com/report/insights-of-university-founded-startups
目次
1.序文
2.大学発・研究開発型スタートアップの資金調達金額と調達実施社数
・図表1.資金調達金額、件数グラフ
・図表2.資金調達ランキング
・図表3.資金調達ランキング(2019年〜2023年9月末)
3.公的資本と成長の因果関係
・図表4.公的資金+民間投資のスタートアップ(2020年以降設立)
4.投資家の顔ぶれ
・図表5.投資社数ランキング
5.IPO事例
・図表6.IPO事例
6.関連政策
7.現場の視点
8.特別インタビュー:京都フュージョニアリング「105億円調達のリアルと残された課題」
9.終わりに
レポートより一部転載
国内スタートアップの資金調達環境が冷え込むなか、大学の研究成果などの事業化に挑むスタートアップに限っては調達金額が増加傾向にあることが、STARTUP DBの調査で分かりました。
大学発・研究開発型スタートアップをめぐっては、言語や国境を問わずに事業展開しやすいことや、独自性が高く模倣されにくいといった特徴があります。成長後の大きなリターンを求めて投資が集中している可能性もありそうです。
世界を狙えるスケールの大きさに注目か
国内スタートアップの資金調達環境は世界的な利上げの影響などを受け冷え込んでいます。STARTUP DBの調査によると、23年上半期の資金調達金額は4,485億7,000万円と、調達が活況だった21年上半期と比べて35%程度のマイナスとなっています。調達実施社数も1,884社と2割減です。
これに対し、STARTUP DBが独自に定義した「大学発・研究開発型スタートアップ」865社に絞ってみると、資金調達額は緩やかな上昇カーブを描いています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/32589/297/resize/d32589-297-bedd62b83c8635a861c1-1.png ]
2019年・20年は年間で400億円程度でしたが、2021年下半期を境に上昇し始め、2023年は上半期だけで400億円を突破しました。
大学発・研究開発型スタートアップは脱炭素領域や革新的な医療技術の実現などに取り組みます。言語や国境を問わずサービスを展開できるポテンシャルがあるため見据える市場規模が大きく、なおかつ独自の技術や研究成果を起点としているため模倣されにくいとされています。
国内では資金調達環境の冷え込みを受け、投資先の厳選が進んでいるとの指摘もあります。また、2023年はIPO市場も活況とは言い難く、大きな事業スケールを期待できる大学発・研究開発型スタートアップに投資家の注目が集まっている可能性があります。
投資家からは「地方の研究開発型スタートアップに資金を振り向ける動きが起きている」といった声も聞かれました。
資金調達ランキング:脱炭素と医療に集中
では、どのようなスタートアップに投資マネーが集まっているのでしょうか。
STARTUP DBでは、創業から2023年9月末までの累計資金調達金額が大きいスタートアップをランキング形式で整理しました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/32589/297/resize/d32589-297-67d08c0202eceb549d8f-0.png ]
全体として脱炭素関連分野(6社)と医療・創薬分野(12社)に大別されます。
1位は核融合炉の周辺装置やプラントエンジニアリングを手がける京都フュージョニアリングで123億2,600万円です。同社は23年5月に105億円の資金調達を発表しています。政府系ファンドのJIC・ベンチャー・グロース・インベストメンツをリード投資家とし、独立系VC、金融系VC、CVC、事業会社と多様な顔ぶれが参加しています。
2位は次世代有機EL材料の開発に取り組む九州大学発スタートアップ・Kyulux。累計調達額は120億7,500万円でした。2023年3月にJST(国立研究開発法人科学技術振興機構)の「A-STEP 実装支援 (返済型)」に採択されたと発表したほか、9月には香港を本拠地とする投資運用グループの運営する「九州発ジャパン・エボリューション・ファンド」から2億円を調達しています。
3位は京都大学と東京大学で開発された技術の臨床応用を目指し設立されたメガカリオン。 血小板製剤の大量生産を目標に掲げています。2020年2月のシリーズD(28億円)が公表ベースでは最後の調達となっています。
・速報レポートはこちら:
https://journal.startup-db.com/articles/university-founded-research-driven-startups-1
【調査概要】
タイトル:STARTUP DB独自調査「大学発・研究開発型スタートアップ 徹底解剖」レポート
・調査機関(調査主体):自社調査:フォースタートアップス株式会社
・調査対象 :当社サービス『STARTUP DB』が取得した登記簿謄本、プレスリリース、ニュース情報に記載している情報
・有効回答数(サンプル数) :22,000社
・調査方法(集計方法、算出方法) :期間内のデータを集計
※当社が取得した登記簿謄本に記載している情報を元に参考値として算出しておりますが、当社は、本情報の正確性、信頼性、完全性を保証するものではなく、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。
STARTUP DB(スタートアップデータベース)について
成長産業領域に特化した国内最大級の情報プラットフォームです。22,000社以上のスタートアップ・ベンチャー企業のファイナンス情報や事業内容を網羅するほか、詳細な特許情報も閲覧頂けます。
蓄積されたデータの分析結果や、注目のスタートアップについて深く知ることのできる取材記事も随時掲載しています。
また、世界的なベンチャー企業データベース「Crunchbase」とデータ連携し、日本企業の情報を海外のプロフェッショナルに届けることで、国内の成長産業領域市場の発展に貢献しています。
https://startup-db.com/
【フォースタートアップス株式会社 概要】
社名:フォースタートアップス株式会社
代表者:代表取締役社長 志水雄一郎
設立:2016年9月1日
事業内容:成長産業支援事業
証券コード:7089(東証グロース市場上場)
所在地:東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー36F
https://forstartups.com/
フォースタートアップスは、「(共に)進化の中心へ」というミッションを掲げ、「for Startups」というビジョンのもと、国内有力VCとの連携による起業支援や、スタートアップ企業の組織構築を含めた人材支援を中核に、戦略的資金支援も行うハイブリッドキャピタルとして成長産業支援事業を展開。また、成長産業領域に特化した情報プラットフォーム「STARTUP DB」を中心とした産官学共創モデルによるスタートアップエコシステム構築にも取り組んでいます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/32589/297/resize/d32589-297-d2e46e427f8c3d494d66-2.jpg ]
本レポートは「STARTUP DB」が独自に収集したデータを基に、成長を続ける「大学発・研究開発型スタートアップ」に徹底的にフォーカスした分析レポートを配信しました。資金調達環境はもちろん、「公的資本の獲得」や「直近の資金調達ランキング」などを通じて注目企業をピックアップ。データ分析・最新の政策動向のみならず、スタートアップ経営者、投資家らのインタビューで語られた、現場ならではの視点も網羅しています。
この先、国内エコシステムの主役になると期待される「大学発・研究開発型スタートアップ」。現状を知り、未来を考え、ビジネスに活かすためにぜひご覧ください。以下ページにてダウンロードすることが可能です。
▼無料ダウンロードはこちら
https://lp.startup-db.com/report/insights-of-university-founded-startups
目次
1.序文
2.大学発・研究開発型スタートアップの資金調達金額と調達実施社数
・図表1.資金調達金額、件数グラフ
・図表2.資金調達ランキング
・図表3.資金調達ランキング(2019年〜2023年9月末)
3.公的資本と成長の因果関係
・図表4.公的資金+民間投資のスタートアップ(2020年以降設立)
4.投資家の顔ぶれ
・図表5.投資社数ランキング
5.IPO事例
・図表6.IPO事例
6.関連政策
7.現場の視点
8.特別インタビュー:京都フュージョニアリング「105億円調達のリアルと残された課題」
9.終わりに
レポートより一部転載
国内スタートアップの資金調達環境が冷え込むなか、大学の研究成果などの事業化に挑むスタートアップに限っては調達金額が増加傾向にあることが、STARTUP DBの調査で分かりました。
大学発・研究開発型スタートアップをめぐっては、言語や国境を問わずに事業展開しやすいことや、独自性が高く模倣されにくいといった特徴があります。成長後の大きなリターンを求めて投資が集中している可能性もありそうです。
世界を狙えるスケールの大きさに注目か
国内スタートアップの資金調達環境は世界的な利上げの影響などを受け冷え込んでいます。STARTUP DBの調査によると、23年上半期の資金調達金額は4,485億7,000万円と、調達が活況だった21年上半期と比べて35%程度のマイナスとなっています。調達実施社数も1,884社と2割減です。
これに対し、STARTUP DBが独自に定義した「大学発・研究開発型スタートアップ」865社に絞ってみると、資金調達額は緩やかな上昇カーブを描いています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/32589/297/resize/d32589-297-bedd62b83c8635a861c1-1.png ]
2019年・20年は年間で400億円程度でしたが、2021年下半期を境に上昇し始め、2023年は上半期だけで400億円を突破しました。
大学発・研究開発型スタートアップは脱炭素領域や革新的な医療技術の実現などに取り組みます。言語や国境を問わずサービスを展開できるポテンシャルがあるため見据える市場規模が大きく、なおかつ独自の技術や研究成果を起点としているため模倣されにくいとされています。
国内では資金調達環境の冷え込みを受け、投資先の厳選が進んでいるとの指摘もあります。また、2023年はIPO市場も活況とは言い難く、大きな事業スケールを期待できる大学発・研究開発型スタートアップに投資家の注目が集まっている可能性があります。
投資家からは「地方の研究開発型スタートアップに資金を振り向ける動きが起きている」といった声も聞かれました。
資金調達ランキング:脱炭素と医療に集中
では、どのようなスタートアップに投資マネーが集まっているのでしょうか。
STARTUP DBでは、創業から2023年9月末までの累計資金調達金額が大きいスタートアップをランキング形式で整理しました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/32589/297/resize/d32589-297-67d08c0202eceb549d8f-0.png ]
全体として脱炭素関連分野(6社)と医療・創薬分野(12社)に大別されます。
1位は核融合炉の周辺装置やプラントエンジニアリングを手がける京都フュージョニアリングで123億2,600万円です。同社は23年5月に105億円の資金調達を発表しています。政府系ファンドのJIC・ベンチャー・グロース・インベストメンツをリード投資家とし、独立系VC、金融系VC、CVC、事業会社と多様な顔ぶれが参加しています。
2位は次世代有機EL材料の開発に取り組む九州大学発スタートアップ・Kyulux。累計調達額は120億7,500万円でした。2023年3月にJST(国立研究開発法人科学技術振興機構)の「A-STEP 実装支援 (返済型)」に採択されたと発表したほか、9月には香港を本拠地とする投資運用グループの運営する「九州発ジャパン・エボリューション・ファンド」から2億円を調達しています。
3位は京都大学と東京大学で開発された技術の臨床応用を目指し設立されたメガカリオン。 血小板製剤の大量生産を目標に掲げています。2020年2月のシリーズD(28億円)が公表ベースでは最後の調達となっています。
・速報レポートはこちら:
https://journal.startup-db.com/articles/university-founded-research-driven-startups-1
【調査概要】
タイトル:STARTUP DB独自調査「大学発・研究開発型スタートアップ 徹底解剖」レポート
・調査機関(調査主体):自社調査:フォースタートアップス株式会社
・調査対象 :当社サービス『STARTUP DB』が取得した登記簿謄本、プレスリリース、ニュース情報に記載している情報
・有効回答数(サンプル数) :22,000社
・調査方法(集計方法、算出方法) :期間内のデータを集計
※当社が取得した登記簿謄本に記載している情報を元に参考値として算出しておりますが、当社は、本情報の正確性、信頼性、完全性を保証するものではなく、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。
STARTUP DB(スタートアップデータベース)について
成長産業領域に特化した国内最大級の情報プラットフォームです。22,000社以上のスタートアップ・ベンチャー企業のファイナンス情報や事業内容を網羅するほか、詳細な特許情報も閲覧頂けます。
蓄積されたデータの分析結果や、注目のスタートアップについて深く知ることのできる取材記事も随時掲載しています。
また、世界的なベンチャー企業データベース「Crunchbase」とデータ連携し、日本企業の情報を海外のプロフェッショナルに届けることで、国内の成長産業領域市場の発展に貢献しています。
https://startup-db.com/
【フォースタートアップス株式会社 概要】
社名:フォースタートアップス株式会社
代表者:代表取締役社長 志水雄一郎
設立:2016年9月1日
事業内容:成長産業支援事業
証券コード:7089(東証グロース市場上場)
所在地:東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー36F
https://forstartups.com/
フォースタートアップスは、「(共に)進化の中心へ」というミッションを掲げ、「for Startups」というビジョンのもと、国内有力VCとの連携による起業支援や、スタートアップ企業の組織構築を含めた人材支援を中核に、戦略的資金支援も行うハイブリッドキャピタルとして成長産業支援事業を展開。また、成長産業領域に特化した情報プラットフォーム「STARTUP DB」を中心とした産官学共創モデルによるスタートアップエコシステム構築にも取り組んでいます。