フローティングリニア技術を利用した加飾成形技術をinterpack 2023に出展
[23/05/31]
提供元:PRTIMES
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花王株式会社(社長・長谷部佳宏)とB&R株式会社(代表取締役・小野雅史)は、さまざまなニーズに対応したパーソナライズ商品の提案を可能とする、フローティングリニア技術を利用した加飾成形システムを、国際加工・包装産業展interpack 2023に出展しました。
世界最大の包装・加工業界見本市であるinterpack 2023は、ドイツのデュッセルドルフで2023年5月4日から10日まで開催され、世界61カ国から2,807の出展者と、156カ国から約143,000人の来場者が、最新の技術やソリューションについて活発に交流しました。
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このたび花王が出展したシステムは、B&R社のフローティングリニア技術を用いて、お客さま一人ひとりの要望にあわせたデザインが加飾成形可能な画期的な装置です。
新たな価値を提案できるパーソナライズ商品の提供を実現し、必要なものを必要なだけ届けることにより、循環型社会に貢献するESG視点のよきモノづくりを推進します。
■ 出展の概要
interpack 2023では、B&R社のブースに花王の加飾成形機を展示しました。デザインのベースとなる化粧用コンパクトをセットしたシャトルを浮上させ、1つずつ高精度に移動・回転・傾斜させて、ノズルからファンデーション成分を吐出してデザインを制作します。自由度の高い6次元のモーションコントロール技術と、精密な射出技術の組み合わせにより、一つひとつ異なる作品を仕上げることが可能です。
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最先端技術とDXの推進により柔軟で効率的な生産を実現し、サステナブルなサプライチェーンの実現をめざす花王と、革新的なソリューションを創造するB&R社の連携による、持続可能なモノづくりへの取り組みと最先端技術の融合を来場者の皆さまに体感いただきました。
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展示会場には、化粧品や日用品、食品などさまざまな業種から多数の参加者が来場し、システムへの高い評価を受けるとともに、今後のパーソナライズ対応や効果的な多品種少量生産への活用など有意義な意見交換の場とすることができました。
持続可能な社会の実現に向けて、ESG視点のよきモノづくりに取り組む花王の考え方や技術をグローバルに発信し、広く連携の機会として、社会課題を解決するオープンイノベーションを進めていきます。
■ 花王がめざすサプライチェーン
花王グループは、「豊かな共生世界の実現」をパーパスに、2019年にESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」(キレイライフスタイルプラン)を策定し、2021年より「未来のいのちを守る〜Sustainability as the only path」をビジョンに掲げた中期経営計画「K25」に取り組んでいます。
私たちは、資源や環境への負担が少ないESG視点でのよきモノづくりを推進し、人々のこころ豊かな暮らしと、持続的に発展し循環する思いやりある社会の実現に取り組んでいます。
急速に進化するデジタル技術の活用や多様なパートナーとの協働により、革新的な技術を開発し、社会の期待に応える、人と社会と地球にやさしい持続可能なサプライチェーンの構築をめざしています。
■ 関連情報
・B&R株式会社 interpack 2023出展について
https://www.br-automation.com/ja/news/events/interpack-2023/
・フローティングリニア技術を活用 多様なニーズに対応できるレジリエントな新しい生産システムを構築
https://www.kao.com/jp/newsroom/news/release/2022/20221110-001/