2020年3月期中間決算報告
[19/11/27]
提供元:PRTIMES
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株式会社ソラシドエア(本社:宮崎県宮崎市、代表取締役社長:高橋 宏輔)は、本日11月27日(水)、2020年3月期中間決算を取りまとめました。詳細につきましては別紙「2020年3月期中間算短信」をご参照ください。
1.2019年9月中間期(2019年4月1日〜 9月30日)の業績
(1)概況
当中間会計期間における我が国経済は、雇用・所得環境の着実な改善や企業収益の高水準での底堅い推移等により、景気は緩やかに回復しました。今後も当面、弱さが残るものの、緩やかな回復が続くことが期待されますが、海外経済の不確実性、原油価格の上昇や金融資本市場の変動の影響により、我が国の景気が下押しされるリスクについて留意する必要があります。
当社を取り巻く環境は、LCC を含む他社との競争の激化等により、一層厳しさを増しております。このような環境において当社は、「2017〜2020年度中期経営戦略」で掲げた目標を達成するため、安全運航を堅持しつつ、持続的な収益力の確保と更なる成長に繋がる取り組みを続けています。国内外における LCC のネットワーク拡大や空港機能強化等により大きく変化することが見込まれる競争環境の変化に対応しつつ、中長期的な成長を実現するために、2019年5月29日に事業戦略(路便計画、機材計画)の見直しを公表しました。
営業面においては、九州おトク旅!キャンペーンやプラチナスポンサーを務めた『2019ISA ワールドサーフィンゲームス』開催を記念した宮崎「いい波!」キャンペーン等の各種キャンペーンの展開、電力インフラを観光資源としたインフラツーリズム推進への参画による旅行商品の造成等、「九州・沖縄」にこだわった施策に取り組みました。 また、8月に東京(羽田)-沖縄(那覇)の深夜早朝臨時便、9月には熊本-台北(桃園)の国際線チャーター便を実施しました。サービス面においては、オリジナルコーヒー“スマイルブレンド”へのリニューアルをはじめとしたソラシドエアらしさにこだわった機内ドリンクの提供および機内エンターテインメントサービス「ソラタイム」の充実化等により、機内サービスの向上を図りました。
(2)業績状況
当中間会計期間における業績は、営業収入が21,378百万円(前年同期比5.8%増)となりました。事業費は17,704百万円(同8.6%増)、販売費及び一般管理費は2,207百万円(同9.5%増)となり、この結果、営業利益は1,465百万円(同22.8%減)となりました。営業外収益8百万円(同86.0%減)及び営業外費用54百万円(同10.7%増)を加減した経常利益1,419百万円(同25.7%減)は前年同期に比べ491百万円減少しました。税引前中間純利益は1,419百万円(同25.7%減)、中間純利益は1,083百万円(同12.8%減)となり、中間会計期間においては増収減益となりました。
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(3)財務状況
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※ 自己資本比率は小数点第2位以下を切り捨て
(4)運航実績・輸送実績
運航実績は、前年同期に比べ、台風の影響等による欠航の減少、羽田・那覇両空港の空港混雑による遅延の減少および社内での定時性向上を目的とした取り組み等により、就航率・定時出発率ともに前年同期を上回りました。
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輸送実績は、2018年度下期での増便(6便/日)により、提供座席数は1,381,861席(前年同期比3.7%増)となる一方で、有償旅客数が931,600人(同1.3%増)となったことから、有償座席利用率は67.5%(前年同期69.2%)となりました。
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2.2020年3月期の業績予想(2019年4月1日〜2020年3月31日)
今後も大手航空会社・LCC を含めた各社との競争が更に激化することが予想されますが、当社は、当初計画通りの業績目標(当期利益11億円)の達成に向け、営業面での各種施策による旅客需要の喚起および各種コスト削減への取り組み強化等、鋭意努力してまいります。