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日本オラクルとアシスト、エネルギー会社の全社データ利活用基盤をOracle Cloud Infrastructureで刷新

Oracle Autonomous DatabaseとOCIを活用し、コストとデータベース運用管理負荷を軽減 ビジネスの成長や変化に対し柔軟に増強可能なデータ基盤を実現

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、取締役 執行役 社長:三澤 智光)と株式会社アシスト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚 辰男)は、大阪ガス株式会社(本社:大阪府大阪市中央区、代表取締役社長:藤原 正隆)の全社的なデータ利活用基盤「Data Utilization Support & Help(DUSH)」におけるデータウェアハウスを「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」で刷新したことを発表します。日本オラクルとアシストの両社は、大阪ガスが2010年から「Oracle Exadata」上で運用してきたデータウェアハウスをOCI上の「Oracle Autonomous Database」へ移行しました。従前のオンプレミス環境と変わらぬ性能と可用性を維持しながら、ビジネスの変化や拡大にも柔軟に拡張可能な環境へ刷新し、全社でのデータ活用をさらに促進していくことを支援していきます。

東京 - 2024年3月25日

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、取締役 執行役 社長:三澤 智光)と株式会社アシスト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚 辰男)( https://www.ashisuto.co.jp/ )は、大阪ガス株式会社(本社:大阪府大阪市中央区、代表取締役社長:藤原 正隆)( https://www.osakagas.co.jp/ )の全社的なデータ利活用基盤「Data Utilization Support & Help(DUSH)」におけるデータウェアハウスを「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」( https://www.oracle.com/jp/cloud/ )で刷新したことを発表します。日本オラクルとアシストの両社は、大阪ガスが2010年から「Oracle Exadata」( https://www.oracle.com/jp/engineered-systems/exadata/ )上で運用してきたデータウェアハウスをOCI上の「Oracle Autonomous Database」へ移行しました。従前のオンプレミス環境と変わらぬ性能と可用性を維持しながら、ビジネスの変化や拡大にも柔軟に拡張可能な環境へ刷新し、全社でのデータ活用をさらに促進していくことを支援していきます。

大阪ガスは2010年、DUSHの中核を担い、全社で使用可能なデータウェアハウスを「Oracle Exadata」にて構築し、経営や各事業部の意思決定の迅速化、スタッフによるデータ活用力の強化を推進しました。大阪ガスが2020年からDUSHを更改するに当たり、日本オラクルは、今後のビジネス変化に柔軟に拡張、増強が可能なクラウドによるインフラストラクチャへの移行を提案しました。その結果、約6,000個のテーブルと4,000前後の処理を担うデータ分析基盤として、これまで利用してきた「Oracle Exadata」と同等の性能や「Oracle Real Application Clusters(RAC)」( https://www.oracle.com/jp/database/real-application-clusters/ )構成をクラウドで実現でき、最小限のデータベース変更で移行が可能なことからOCIの採用が決まりました。その際に、最小構成利用から柔軟なリソース増減、自律機能による運用自動化を評価し「Oracle Autonomous Database」を導入することになりました。

大阪ガスが、グループ向けシステムの構築・保守・運用を担う株式会社オージス総研及び外部ベンダーと共に、従前システムから約20TBのデータウェアハウス移行を短い停止時間で実行するために、日本オラクルは「OCI GoldenGate」( https://www.oracle.com/jp/integration/goldengate/ )の活用を提案し採用に至りました。クラウドのメリットを生かし、開発期間中はストレージ容量を段階的に増加させ、稼働後は自動スケーリングにより利用していない時間のリソースを縮退させる機動性により、コスト最適化を実現しました。また、ライセンスのサポート費用を低減可能な「Oracle Support Rewards」( https://www.oracle.com/jp/cloud/rewards/ )を活用することで、さらにコスト削減にも寄与することができました。2024年2月の本番切り替え完了後は、オージス総研とアシストが運用支援および継続的な技術サポートを行っています。運用管理では、「Oracle Autonomous Database」ならではのSQLチューニングやパッチ適用などの自律機能により、オンプレミス環境では必要だった性能劣化やアラートへの対応が不要となり、日々の運用工数を劇的に軽減し、セキュリティ強化にもつながっています。「Oracle Exadata」の高性能な基盤を利用したい時にすぐに使える点も、「Oracle Autonomous Database」のメリットとして日本オラクルのサービスは高い評価を受けています。

本発表に向けたお客様からのコメント:
「大阪ガスは、長年にわたり全社でのデータ利活用に注力しています。ビジネス変化に対して柔軟に拡張、増強できるデータ分析基盤に刷新する上で、システムの特性、要件に合った運用環境を活用し、最適化しました。『Oracle Autonomous Database』を選定したことで、オンプレミス環境と同等の性能とこれまで利用してきたBIツールとの連携を維持しながら、機動性に優れたデータ基盤へと進化させることができました。今後は、AIも含めOCIの機能活用に取り組みながら、社内のデータ利活用をさらに促進していきます。」
大阪ガス株式会社 次世代DUSH構築プロジェクトチーム マネジャー 岡村 智仁 氏

日本オラクルについて
私たちのミッションは、人々が新たな方法でデータを理解し、本質を見極め、無限の可能性を解き放てるよう支援していくことです。データ・ドリブンなアプローチにより情報価値を最大化するクラウド・サービス、それらの利用を支援する各種サービスを提供しています。オラクル・コーポレーションの日本法人。東証スタンダード市場上場(証券コード:4716)。URL https://www.oracle.com/jp

オラクルについて
オラクルは、広範かつ統合されたアプリケーション群に加え、セキュリティを備えた自律型のインフラストラクチャをOracle Cloudとして提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、https://www.oracle.com をご覧ください。

アシストについて
アシストは、特定のハードウェア・メーカーやソフトウェア・ベンダーに偏らない、幅広いパッケージ・ソフトウェアを取り扱う会社です。複数のソフトウェアと支援サービスにアシストのノウハウを組み合わせ、企業の情報システムを情報活用、運用、データベースを中心に、近年では動画活用、生成AI分野なども拡充し支援しています。2018年から、さらなる顧客志向を目指した「超サポ愉快カンパニー」をビジョンとし、アシストの強みを生かした付加価値の最大化を図っています。

商標
Oracle、Java、MySQL及びNetSuiteは、Oracle Corporation、その子会社及び関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。NetSuiteは、クラウド・コンピューティングの新時代を切り開いたクラウド・カンパニーです。
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