SMBC日興証券、営業情報システム基盤と災害復旧環境をOracle Cloud Infrastructureで構築
[24/04/07]
提供元:PRTIMES
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全社員約10,000人が利用する営業情報システムをOracle Exadata Database Serviceでクラウド化
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、取締役 執行役 社長:三澤 智光)は、SMBC日興証券株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長(CEO):吉岡 秀二)が、同社の全社員約10,000人が利用する情報システム基盤を「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」上に移行したことを発表します。オンプレミスの「Oracle Exadata」で稼働していた従前環境を「Oracle Exadata Database Service」を活用しクラウド化することで、ユーザー数やデータ量の増加に対応可能な優れた柔軟性と拡張性を備えたシステムに刷新しました。また、東京、大阪リージョンを活用した災害復旧(DR)兼検証環境も新たに構築しながら、運用コストを大幅に低減しています。
2024年4月2日
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、取締役 執行役 社長:三澤 智光)は、SMBC日興証券株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長(CEO):吉岡 秀二)( https://www.smbcnikko.co.jp/index.html )が、同社の全社員約10,000人が利用する情報システム基盤を「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」( https://www.oracle.com/jp/cloud/ )上に移行したことを発表します。オンプレミスの「Oracle Exadata」( https://www.oracle.com/jp/engineered-systems/exadata/ )で稼働していた従前環境を「Oracle Exadata Database Service」( https://www.oracle.com/jp/engineered-systems/exadata/database-service/ )を活用しクラウド化することで、ユーザー数やデータ量の増加に対応可能な優れた柔軟性と拡張性を備えたシステムに刷新しました。また、東京、大阪リージョンを活用した災害復旧(DR)兼検証環境も新たに構築しながら、運用コストを大幅に低減しています。
SMBC日興証券は、データセンター利用とIT運用コストの最適化を図るため、システムの集約、統合およびクラウド化を推進しています。システムの単純更改ではなく、セキュリティ強化やシステム拡張などに人材やコストなどのITリソースをシフトする方針のもと、システムの最新化を図っています。その一環として、全社員約10,000人が利用する営業情報システムを、今後のユーザー数やデータ量の増加に対応可能なシステムに刷新するため、クラウド化を検討していました。従前環境の「Oracle Exadata」と同等の性能、ユーザーへの影響を極小化した確実かつ短期間での移行、可用性の向上に加え、BCP対策強化のためのDR環境と定期的なバージョンアップを推進する検証環境が新たに求められていました。SMBC日興証券は、複数のクラウドサービスを検討した結果、高い性能と安定性、移行の容易性、東京、大阪の2リージョンでの利用が可能な点を評価し、「Oracle Exadata Database Service」を選定しました。
このシステム移行は、日興システムソリューションズ株式会社が、東京リージョンでの本番環境と大阪リージョンでのDR/検証環境の設計、構築を行いました。アクセンチュア株式会社が、このシステム移行全体の戦略策定、プロジェクト推進、設計、構築を支援しました。また、株式会社NTTデータが提供するパブリッククラウド活用ソリューション「A-gate」の導入により、高度なセキュリティカバナンスおよび情報漏洩を防ぐセキュリティ対策を実現しました。データベース移行は、日本オラクルのコンサルティング部門が支援し、従前システムから約40TBのデータ移行を短い停止時間で実行するため、「OCI GoldenGate」( https://www.oracle.com/jp/integration/goldengate/ )を活用しました。クラウド化された本番環境では、従前環境と同等以上の性能を実現しながら、柔軟なリソース変動が可能になり、データ量やユーザー数の増加に伴うシステム拡張も迅速に行えるようになりました。また、新たなDR/検証環境では、「Oracle Data Guard」( https://www.oracle.com/jp/database/data-guard/ )で本番環境とのリアルタイムなデータ連携を実現し、可用性を強化しています。検証環境を活用し、定期的なバージョンアップを行うことで、従来の一斉大規模更改から脱却し、セキュリティ向上も実現しています。さらにコスト面でも、今後5年間で2億円程度の運用コスト低減が見込まれています。
今後、SMBC日興証券では、基幹システムのモダナイゼーションにもOCIを活用していく予定です。適材適所での環境選択のもと、パブリック・クラウドやプライベート・クラウドも活用した次世代システム基盤を検討しています。
本発表に向けたお客様からのコメント:
「これまで多くのコストと人材を要していた運用や大規模更改から脱却し、業務に合ったシステムやシステムに合ったインフラ運用にコストと人材をシフトして行く方針のもと、情報システム基盤のクラウド化を行いました。約10,000人のユーザーへの影響を最小限に抑えて移行できたのは、OCIの高い性能と移行性によるものと実感しています。OCI移行後は、ハードの調達やサポート切れの心配から開放され、検証環境での計画的なパッチ適用に変更することで、大規模更改のコストインパクトも抑制しています。今回のケースを成功例として、OCIの多様なクラウド展開やサービスを活用し、システムに合ったモダナイゼーションを推進していきます。」
SMBC日興証券株式会社 執行役員 システム担当 吉岡 伸輔 氏
日本オラクルについて
私たちのミッションは、人々が新たな方法でデータを理解し、本質を見極め、無限の可能性を解き放てるよう支援していくことです。データ・ドリブンなアプローチにより情報価値を最大化するクラウド・サービス、それらの利用を支援する各種サービスを提供しています。オラクル・コーポレーションの日本法人。東証スタンダード市場上場(証券コード:4716)。URL https://www.oracle.com/jp
オラクルについて
オラクルは、広範かつ統合されたアプリケーション群に加え、セキュリティを備えた自律型のインフラストラクチャをOracle Cloudとして提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、https://www.oracle.com をご覧ください。
商標
Oracle、Java、MySQL及びNetSuiteは、Oracle Corporation、その子会社及び関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。NetSuiteは、クラウド・コンピューティングの新時代を切り開いたクラウド・カンパニーです。
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、取締役 執行役 社長:三澤 智光)は、SMBC日興証券株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長(CEO):吉岡 秀二)が、同社の全社員約10,000人が利用する情報システム基盤を「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」上に移行したことを発表します。オンプレミスの「Oracle Exadata」で稼働していた従前環境を「Oracle Exadata Database Service」を活用しクラウド化することで、ユーザー数やデータ量の増加に対応可能な優れた柔軟性と拡張性を備えたシステムに刷新しました。また、東京、大阪リージョンを活用した災害復旧(DR)兼検証環境も新たに構築しながら、運用コストを大幅に低減しています。
2024年4月2日
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、取締役 執行役 社長:三澤 智光)は、SMBC日興証券株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長(CEO):吉岡 秀二)( https://www.smbcnikko.co.jp/index.html )が、同社の全社員約10,000人が利用する情報システム基盤を「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」( https://www.oracle.com/jp/cloud/ )上に移行したことを発表します。オンプレミスの「Oracle Exadata」( https://www.oracle.com/jp/engineered-systems/exadata/ )で稼働していた従前環境を「Oracle Exadata Database Service」( https://www.oracle.com/jp/engineered-systems/exadata/database-service/ )を活用しクラウド化することで、ユーザー数やデータ量の増加に対応可能な優れた柔軟性と拡張性を備えたシステムに刷新しました。また、東京、大阪リージョンを活用した災害復旧(DR)兼検証環境も新たに構築しながら、運用コストを大幅に低減しています。
SMBC日興証券は、データセンター利用とIT運用コストの最適化を図るため、システムの集約、統合およびクラウド化を推進しています。システムの単純更改ではなく、セキュリティ強化やシステム拡張などに人材やコストなどのITリソースをシフトする方針のもと、システムの最新化を図っています。その一環として、全社員約10,000人が利用する営業情報システムを、今後のユーザー数やデータ量の増加に対応可能なシステムに刷新するため、クラウド化を検討していました。従前環境の「Oracle Exadata」と同等の性能、ユーザーへの影響を極小化した確実かつ短期間での移行、可用性の向上に加え、BCP対策強化のためのDR環境と定期的なバージョンアップを推進する検証環境が新たに求められていました。SMBC日興証券は、複数のクラウドサービスを検討した結果、高い性能と安定性、移行の容易性、東京、大阪の2リージョンでの利用が可能な点を評価し、「Oracle Exadata Database Service」を選定しました。
このシステム移行は、日興システムソリューションズ株式会社が、東京リージョンでの本番環境と大阪リージョンでのDR/検証環境の設計、構築を行いました。アクセンチュア株式会社が、このシステム移行全体の戦略策定、プロジェクト推進、設計、構築を支援しました。また、株式会社NTTデータが提供するパブリッククラウド活用ソリューション「A-gate」の導入により、高度なセキュリティカバナンスおよび情報漏洩を防ぐセキュリティ対策を実現しました。データベース移行は、日本オラクルのコンサルティング部門が支援し、従前システムから約40TBのデータ移行を短い停止時間で実行するため、「OCI GoldenGate」( https://www.oracle.com/jp/integration/goldengate/ )を活用しました。クラウド化された本番環境では、従前環境と同等以上の性能を実現しながら、柔軟なリソース変動が可能になり、データ量やユーザー数の増加に伴うシステム拡張も迅速に行えるようになりました。また、新たなDR/検証環境では、「Oracle Data Guard」( https://www.oracle.com/jp/database/data-guard/ )で本番環境とのリアルタイムなデータ連携を実現し、可用性を強化しています。検証環境を活用し、定期的なバージョンアップを行うことで、従来の一斉大規模更改から脱却し、セキュリティ向上も実現しています。さらにコスト面でも、今後5年間で2億円程度の運用コスト低減が見込まれています。
今後、SMBC日興証券では、基幹システムのモダナイゼーションにもOCIを活用していく予定です。適材適所での環境選択のもと、パブリック・クラウドやプライベート・クラウドも活用した次世代システム基盤を検討しています。
本発表に向けたお客様からのコメント:
「これまで多くのコストと人材を要していた運用や大規模更改から脱却し、業務に合ったシステムやシステムに合ったインフラ運用にコストと人材をシフトして行く方針のもと、情報システム基盤のクラウド化を行いました。約10,000人のユーザーへの影響を最小限に抑えて移行できたのは、OCIの高い性能と移行性によるものと実感しています。OCI移行後は、ハードの調達やサポート切れの心配から開放され、検証環境での計画的なパッチ適用に変更することで、大規模更改のコストインパクトも抑制しています。今回のケースを成功例として、OCIの多様なクラウド展開やサービスを活用し、システムに合ったモダナイゼーションを推進していきます。」
SMBC日興証券株式会社 執行役員 システム担当 吉岡 伸輔 氏
日本オラクルについて
私たちのミッションは、人々が新たな方法でデータを理解し、本質を見極め、無限の可能性を解き放てるよう支援していくことです。データ・ドリブンなアプローチにより情報価値を最大化するクラウド・サービス、それらの利用を支援する各種サービスを提供しています。オラクル・コーポレーションの日本法人。東証スタンダード市場上場(証券コード:4716)。URL https://www.oracle.com/jp
オラクルについて
オラクルは、広範かつ統合されたアプリケーション群に加え、セキュリティを備えた自律型のインフラストラクチャをOracle Cloudとして提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、https://www.oracle.com をご覧ください。
商標
Oracle、Java、MySQL及びNetSuiteは、Oracle Corporation、その子会社及び関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。NetSuiteは、クラウド・コンピューティングの新時代を切り開いたクラウド・カンパニーです。