日本人が苦手な「打ち解ける」「間を埋める」「盛り上げる」を世界の一流ビジネスマンはどうやっているのか? 元グーグル人材育成統括部長が教える「武器としての雑談の使い方」
[23/03/31]
提供元:PRTIMES
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成果が上がる! 年収が上がる! 会話の中身とは?
ビジネス書や実用書を中心に出版する株式会社クロスメディア・パブリッシング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:小早川幸一郎)は、2023年3月31日に書籍『世界の一流は「雑談」で何を話しているのか』を刊行します。本書は、グーグルで人材育成統括部長を務めた後、現在は経営コンサルタントとして人材・組織開発のための研修などを手掛けるピョートル・フェリクス・グジバチ氏が、世界のビジネスマンの「雑談」との向き合い方や、日本との考え方の違いを明らかにすることで、雑談のスキル向上だけでなく、仕事のクオリティを高めることを意図した一冊です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/80658/306/resize/d80658-306-ac11be0b97096ec81fb4-1.jpg ]
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/80658/table/306_1_f369d5770fd0b8794eae70fc349a05f2.jpg ]
日本人は雑談を世間話や無駄話と考えている
日本では、取引先との商談などを始める際に、本題に入る前のイントロダクションとして雑談を交わすのが一般的です。天気の話に始まり、SNSで話題になっていることや、お互いの業界のウワサ話など、そのほとんどが「とりとめのない会話」です。
ビジネスパーソンは雑談を本題に入る前の「潤滑油」と考え、その場を和ませたり、無駄な緊張感を取り除いて、相手との距離感を縮めることを期待しています。お互いの関係性を深めるのは大事なことですが、筆者は「それだけでは、あまりにももったいない」と考えています。なぜならば、そこが「ビジネスの場」であるからです。
グーグル流・雑談の特徴とは?
筆者が働いていたグーグルでは、明確な意図を持って目の前の相手と向き合い、仕事のパフォーマンスを上げ、成果を出すことを強く意識しています。
そのため「Let's chat!」というフレーズが頻繁に飛び交っていました。あえて直訳すれば、「雑談しましょう!」という意味になりますが、世間話や無駄話をするわけではありません。
アジェンダ(行動計画)が成立していない段階で、お互いのプランや課題をシェアして、「どんなプロジェクトができるのか? 」「どんなアウトプット(成果)を目指すのか?」などについて、オープンで「ざっくばらん」な情報交換をすることが目的です。
世界のビジネスシーンで、一流のビジネスパーソンが交わしているのは、日本的な雑談ではなく、「対話」に近いものです。単なる情報のやりとりだけでなく、話す側と聞く側がお互いに理解を深めながら、行動や意識を変化させるような創造的なコミュニケーションを目指した会話です。
日本のビジネスマンの雑談には、こうした戦略的な視点がスッポリと抜け落ちているのです。
相手の表情やその日の様子を確認する
世界のビジネスパーソンは、相手の表情やたたずまい、服装、仕事などを冷静に観察して、その場で確認の言葉を投げかけます。例えば、
「お疲れのご様子ですが、何かありましたか?」
「実は、小学生の息子がけがをしちゃって、午前中は半休を取っていたんです」
「息子さん、どうされたんですか?」
「野球をやっていて、骨折したんです」
「それは心配ですね」
仕事のできるビジネスパーソンは、相手の心情を無視して、無理にビジネスの話に踏み込むようなことはしません。彼らは相手のコンディションを度外視してビジネスを進めても、いい結果が得られないことを熟知しているからです。
信頼関係は一度や二度くらい会っただけで築けるものではありませんから、「この先」を見据えて、長期的な視野を持つことも大切です。そのためには、目の前の相手の状態をちきんと観察し続けて、常に実直な行動を心がける必要があるのです。
目的さえはっきりすれば雑談を楽しめる
雑談が苦手と感じている人の多くは、「目的のない会話」が不得意な人たちです。どこに向かっているのかわからないような、ダラダラと長いだけの会話を毛嫌いしている人もいることでしょう。
視点を変えれば、無目的に何かをするのが不得意な人というのは、しっかりとした目的が定まっていれば、最大限に強みを発揮できる人たちだと考えられます。明確な意図を持って相手に接すれば、苦手な雑談を武器に変えることができるのです。
本書では、雑談を社内や社外の人間関係の構築に活かし、仕事で成果を出すための考え方や実践法を徹底的に掘り下げて詳しくお伝えします。
著者紹介
ピョートル・フェリクス・グジバチ Piotr Feliks Grzywacz
連続起業家、投資家、経営コンサルタント、執筆者。プロノイア・グループ株式会社 代表取締役、株式会社TimeLeap取締役、株式会社GA Technologies社外取締役。
モルガン・スタンレーを経て、Googleで人材開発・組織改革・リーダーシップマネジメントに従事。2015年に独立し、未来創造企業のプロノイア・グループを設立。2016年にHRテクノロジー企業モティファイを共同創立し、2020年にエグジット。2019年に起業家教育事業のTimeLeapを共同創立。ベストセラー『NEW ELITE』他、『パラダイムシフト 新しい世界をつくる本質的な問いを議論しよう』『世界最高のコーチ』など執筆。ポーランド出身。
書籍情報
『世界の一流は「雑談」で何を話しているのか』
[画像2: https://prtimes.jp/i/80658/306/resize/d80658-306-ea3934b84b2e3327bc8a-0.jpg ]
著者:ピョートル・フェリクス・グジバチ
定価 : 1,738円(本体1,580円+税)
体裁 : 四六判 / 240ページ
ISBN:978-4-295-40810-9
発行:株式会社クロスメディア・パブリッシング(クロスメディアグループ株式会社)
発売日:2023年 3月31 日
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/80658/table/306_2_a2e8031a0e3177f119bb1745f9b5cc07.jpg ]
▼リンク一覧(クロスメディアグループ)
株式会社クロスメディア・パブリッシング https://www.cm-publishing.co.jp/
株式会社クロスメディア・マーケティング https://book.cm-marketing.jp/
クロスメディアグループ株式会社 https://cm-group.jp/
ビジネス書や実用書を中心に出版する株式会社クロスメディア・パブリッシング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:小早川幸一郎)は、2023年3月31日に書籍『世界の一流は「雑談」で何を話しているのか』を刊行します。本書は、グーグルで人材育成統括部長を務めた後、現在は経営コンサルタントとして人材・組織開発のための研修などを手掛けるピョートル・フェリクス・グジバチ氏が、世界のビジネスマンの「雑談」との向き合い方や、日本との考え方の違いを明らかにすることで、雑談のスキル向上だけでなく、仕事のクオリティを高めることを意図した一冊です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/80658/306/resize/d80658-306-ac11be0b97096ec81fb4-1.jpg ]
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/80658/table/306_1_f369d5770fd0b8794eae70fc349a05f2.jpg ]
日本人は雑談を世間話や無駄話と考えている
日本では、取引先との商談などを始める際に、本題に入る前のイントロダクションとして雑談を交わすのが一般的です。天気の話に始まり、SNSで話題になっていることや、お互いの業界のウワサ話など、そのほとんどが「とりとめのない会話」です。
ビジネスパーソンは雑談を本題に入る前の「潤滑油」と考え、その場を和ませたり、無駄な緊張感を取り除いて、相手との距離感を縮めることを期待しています。お互いの関係性を深めるのは大事なことですが、筆者は「それだけでは、あまりにももったいない」と考えています。なぜならば、そこが「ビジネスの場」であるからです。
グーグル流・雑談の特徴とは?
筆者が働いていたグーグルでは、明確な意図を持って目の前の相手と向き合い、仕事のパフォーマンスを上げ、成果を出すことを強く意識しています。
そのため「Let's chat!」というフレーズが頻繁に飛び交っていました。あえて直訳すれば、「雑談しましょう!」という意味になりますが、世間話や無駄話をするわけではありません。
アジェンダ(行動計画)が成立していない段階で、お互いのプランや課題をシェアして、「どんなプロジェクトができるのか? 」「どんなアウトプット(成果)を目指すのか?」などについて、オープンで「ざっくばらん」な情報交換をすることが目的です。
世界のビジネスシーンで、一流のビジネスパーソンが交わしているのは、日本的な雑談ではなく、「対話」に近いものです。単なる情報のやりとりだけでなく、話す側と聞く側がお互いに理解を深めながら、行動や意識を変化させるような創造的なコミュニケーションを目指した会話です。
日本のビジネスマンの雑談には、こうした戦略的な視点がスッポリと抜け落ちているのです。
相手の表情やその日の様子を確認する
世界のビジネスパーソンは、相手の表情やたたずまい、服装、仕事などを冷静に観察して、その場で確認の言葉を投げかけます。例えば、
「お疲れのご様子ですが、何かありましたか?」
「実は、小学生の息子がけがをしちゃって、午前中は半休を取っていたんです」
「息子さん、どうされたんですか?」
「野球をやっていて、骨折したんです」
「それは心配ですね」
仕事のできるビジネスパーソンは、相手の心情を無視して、無理にビジネスの話に踏み込むようなことはしません。彼らは相手のコンディションを度外視してビジネスを進めても、いい結果が得られないことを熟知しているからです。
信頼関係は一度や二度くらい会っただけで築けるものではありませんから、「この先」を見据えて、長期的な視野を持つことも大切です。そのためには、目の前の相手の状態をちきんと観察し続けて、常に実直な行動を心がける必要があるのです。
目的さえはっきりすれば雑談を楽しめる
雑談が苦手と感じている人の多くは、「目的のない会話」が不得意な人たちです。どこに向かっているのかわからないような、ダラダラと長いだけの会話を毛嫌いしている人もいることでしょう。
視点を変えれば、無目的に何かをするのが不得意な人というのは、しっかりとした目的が定まっていれば、最大限に強みを発揮できる人たちだと考えられます。明確な意図を持って相手に接すれば、苦手な雑談を武器に変えることができるのです。
本書では、雑談を社内や社外の人間関係の構築に活かし、仕事で成果を出すための考え方や実践法を徹底的に掘り下げて詳しくお伝えします。
著者紹介
ピョートル・フェリクス・グジバチ Piotr Feliks Grzywacz
連続起業家、投資家、経営コンサルタント、執筆者。プロノイア・グループ株式会社 代表取締役、株式会社TimeLeap取締役、株式会社GA Technologies社外取締役。
モルガン・スタンレーを経て、Googleで人材開発・組織改革・リーダーシップマネジメントに従事。2015年に独立し、未来創造企業のプロノイア・グループを設立。2016年にHRテクノロジー企業モティファイを共同創立し、2020年にエグジット。2019年に起業家教育事業のTimeLeapを共同創立。ベストセラー『NEW ELITE』他、『パラダイムシフト 新しい世界をつくる本質的な問いを議論しよう』『世界最高のコーチ』など執筆。ポーランド出身。
書籍情報
『世界の一流は「雑談」で何を話しているのか』
[画像2: https://prtimes.jp/i/80658/306/resize/d80658-306-ea3934b84b2e3327bc8a-0.jpg ]
著者:ピョートル・フェリクス・グジバチ
定価 : 1,738円(本体1,580円+税)
体裁 : 四六判 / 240ページ
ISBN:978-4-295-40810-9
発行:株式会社クロスメディア・パブリッシング(クロスメディアグループ株式会社)
発売日:2023年 3月31 日
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/80658/table/306_2_a2e8031a0e3177f119bb1745f9b5cc07.jpg ]
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株式会社クロスメディア・マーケティング https://book.cm-marketing.jp/
クロスメディアグループ株式会社 https://cm-group.jp/