プローブデータ提供に関する専用サイトを開設〜“急減速多発地点データ”を提供し、安心・安全な車社会に貢献〜
[16/04/11]
提供元:PRTIMES
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[画像: http://prtimes.jp/i/5670/309/resize/d5670-309-900034-1.jpg ]
パイオニアは、車のIT化が進む中、業界に先駆けてカーナビゲーションシステムの情報端末化に着手し、2006年にプローブデータを活用した独自のネットワークシステム『スマートループ※2』を立ち上げ、カーナビゲーションシステム搭載車間で精度の高い渋滞情報を共有できる「スマートループ渋滞情報TM」などのサービスを提供しています。
当社は渋滞情報の他にも、車載機から収集した走行履歴データなどを分析し、ドライバーが急ブレーキを踏んだと思われる地点をヒヤリハット※3につながる「急減速多発地点データ」として蓄積しています。急ブレーキを踏むことが多い地点と事故発生地点との相関は高いと言われており、ドライバーが急減速する要因を分析し、その改善策を施すことが事故発生件数の低減につながると期待されています。
当社の「急減速多発地点データ」は、事故につながる可能性のある地点として地図上に表示し、道路形状・周辺環境の分析、改善策の検討に活用できます。また、改善策を実施した後に、「急減速多発地点データ」の実施前後の変化を分析することで、改良効果を図ることもできます。本データは、日本全国または都道府県別のデータとして提供することが可能です。
当社は、このたび開設する専用サイトを通じて、公共機関をはじめとするさまざまな団体・企業向けに本データを提供し、事故低減につながるさまざまな取り組みに寄与することで、安心・安全な車社会への貢献を目指しています。
■パイオニア プローブデータ提供について: http://pioneer.jp/carrozzeria/carnavi/smartloop/probedata.php
※プローブデータの詳細については上記サイトでご確認ください。
※1 自動車が走行した位置や車速などの情報から生成された道路交通情報。プローブ交通情報とも呼ばれる。
※2 自動車のさまざまな走行データを、通信機能を搭載したカーナビゲーション経由で専用サーバーに収集し、集積された情報をネットワーク経由でユーザー同士が共有するパイオニア独自のネットワークシステム。国内市販向けカーエレクトロニクス製品のブランドであるカロッツェリアの「サイバーナビ」や「楽ナビ」などに採用。
※3 事故には至らなかったものの飛出しなどの突発的な事象や運転中の判断ミスに「ヒヤリ」としたり、「ハッ」としたりする事例。交通以外にも工事現場や医療現場など広く使われている。