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OKI、高速ディープラーニング推論処理をエッジで実現し、クラウドと連携するAIエッジコンピューター「AE2100」を販売開始

汎用性が高くオープンなAI実行環境と耐環境性に優れた高信頼のAI環境を提供




[画像1: https://prtimes.jp/i/17036/315/resize/d17036-315-861042-0.jpg ]

OKIは、IoTの進展に伴いAIによるリアルタイムなデータ活用がクラウドからエッジ領域にシフトしていく市場の要求に合わせ、高速ディープラーニング推論処理をエッジで実現する、耐環境性に優れたAIエッジコンピューター「AE2100」の販売を本日より開始します。本商品は、ディープラーニングの推論環境を提供するインテル社のOpenVINO™ ツールキット(注1)とAIアクセラレーター(注2)である「インテル(R) Movidius™ Myriad™ X VPU」を搭載する、国内初のコンピューターアーキテクチャーを有しています。また、各種センサーを収容する豊富なインターフェースや多様な通信方式に対応しているほか、クラウドとの連携機能としてマイクロソフト社のMicrosoft Azure IoT Edge(注3)認定を取得しており、クラウドで作成されたAIモデルのエッジへの展開・利用が可能で、IoT活用現場でニーズが高まっている「Intelligent Edge, Intelligent Cloud(注4)」のシナリオが実現できます。OKIは「AE2100」により、戦略的パートナーであるインテル社およびマイクロソフト社とともに、IoT構築に必要な信頼性と市場ニーズが高いオープンなAI環境を実現していきます。

近年、5Gに代表される通信技術とデバイス技術の進化により、より現場に近い場所でのリアルタイムなデータ活用が可能となりつつあります。これに伴い、AI機能は、クラウド領域からエッジ領域に移り変わろうとしています。そのためには、ディープラーニングの学習モデル処理をクラウドで行い、エッジ領域ではその学習モデルを利用した推論処理を素早く実行して、その結果をクラウドにフィードバックすることが必須となります。また、全てのAI機能をエッジ領域で動作させるのではなく、新たな学習モデルをクラウドから配信するなど、クラウド側との連携が可能なAIエッジ装置も必要となります。さらに、より多くのAIソリューションの提供においては、用途に合った最適なセンサー機器を収容し、さまざまな通信機能をもつAIエッジ装置が求められています。

OKIは、創業以来、社会インフラのエッジ領域において、さまざまな業務特化型の情報端末を提供してきました。近年では製造、建設/インフラ、防災、金融・流通、交通、海洋の各注力分野に特化し、センシング技術、ネットワーク技術、データ処理技術の強みを活かし、エッジ領域において、IoTとAIを活用した多くのユースケースを保有しています。これらのノウハウをベースに開発された「AE2100」は、社会のインフラに対応するために過酷な屋外設置にも耐える環境性能を具備し、OKIの注力分野におけるAI活用ニーズのみならず、AIエッジコンピューティング市場の多様なニーズに活用可能な、汎用的なAI推論エンジンの実行環境を提供します。

OKIは、今後、お客様の課題解決とデジタル変革のニーズに応えるべく、パートナー企業とのエコシステムとして、「AIエッジパートナーシップ」を推進していきます。本パートナーシップでは、パートナー企業と協力し「AE2100」を中核としたAIエッジコンピューティングの活用領域をさらに広げ、さまざまなソリューション創出に向けた活動を進めることにより、高度IoT化社会の実現を目指します。

OKIは本商品を活用したAIソリューションを、10月15日から幕張メッセで開催されるCEATEC 2019(OKIブース:ホール4【トータルソリューションエリア】小間番号:A005)に出展します。

今回の新商品開発における戦略的パートナーであるインテル株式会社と日本マイクロソフト株式会社より、賛同のメッセージをいただいています。

<インテル株式会社>
インテルは沖電気工業様のAE2100製品発表を歓迎します。Intel Atom(R) x7-E3950 プロセッサーとインテル(R) Movidius™ Myriad™ X VPUを搭載し、OpenVINO™ ツールキットや沖電気工業様が持つソフトウェアを活用した本プラットフォームを通じて、エッジにおけるAIの処理を可能にし、社会基盤の効率化を実現していきます。

                                          インテル株式会社
                                      代表取締役社長 鈴木 国正

<日本マイクロソフト株式会社>
「AE2100」製品発表、おめでとうございます。マイクロソフトはIoT分野において、クラウド+エッジのハイブリットなソリューション提供が重要と考えております。「AE2100」をMicrosoft Azure IoT Edgeに対応頂く事により生まれる、沖電気工業様、販売パートナー様との、IoT分野での新しい協業に期待しております。

                                     日本マイクロソフト株式会社
                             業務執行役員 IoTデバイス本部長 菖蒲谷 雄

「AE2100」販売計画
販売価格:オープン価格(市場想定価格:180,000円(税別)〜)
販売開始:2019年10月3日
提供開始:2019年11月30日
販売目標:今後3年間で累計5万台

「AE2100」の主な特長
1、汎用的なAI環境の提供
・インテル社が提供するオープンなディープラーニング推論実行環境であるOpenVINO™ ツールキットを搭載し、さまざまなAIフレームワークでお客様が作成した学習モデルを用いて推論実行が可能。

・カメラや各種センサーからの多量なデータを高速で処理可能なAIアクセラレーター「インテル(R) Movidius™ Myriad™ X VPU」を2チップ搭載可能で、高速なディープラーニング推論処理を実現。

・「AE2100」に搭載したOKIのAIライブラリー(映像解析、波形解析、加速度解析など)を活用したAIソリューションを提供。

2、IoT構築に不可欠なインターフェースの提供
・用途に最適なセンサー機器を収容するため、多様な物理インターフェース(図1参照)を搭載。また、Webブラウザーから簡単に設定・保守ができるWebUI(注5)を標準搭載。

・920MHz帯マルチホップ無線「SmartHop(R)」を搭載し、センサーを繋ぐ自営IoT無線ネットワークの構築が可能。上位ネットワークであるLTE、Wi-Fiも収容し、お客様の環境や設置場所に応じて柔軟に対応。

・「AE2100」でAI処理した結果のクラウド上での可視化、学習モデルのクラウドから「AE2100」への配信といったクラウドサービスとの連携に対応(図2参照)するため、Microsoft Azure IoT Edge認定を取得。

3、セキュリティ対応
・IoT/AIシステムを安全に活用するためのIoTシステム特性を考慮したセキュリティ機能として、セキュアブート対応、TPM(注6)2.0やアクセス制御機能などを搭載。

図1、「AE2100」の対応インターフェース

[画像2: https://prtimes.jp/i/17036/315/resize/d17036-315-967151-1.jpg ]


図2、「AE2100」活用イメージ

[画像3: https://prtimes.jp/i/17036/315/resize/d17036-315-893631-2.jpg ]


用語解説
注1:OpenVINO™ ツールキット(Open Visual Inference & Neural Network Optimization)
インテルが無料で提供しているコンピューター・ビジョンやディープラーニング向けソフトウェア。学習モデルの変換・最適化を行う「モデル・オプティマイザー」と推論エン ジン、コンピューター・ビジョン用のライブラリーが含まれている。

注2:AIアクセラレーター
人工知能アプリケーション、特に人工ニューラルネットワーク、マシンビジョン、および機械学習のためのハードウェアアクセラレーションとして設計されたマイクロプロセッサまたはコンピューターシステムの一種。

注3:Microsoft Azure IoT Edge
マイクロソフトが提供する、「Microsoft Azure」サービスやAI機能、カスタムの機能をIoTデバイス上で展開・実行できるようにするサービス。

注4:Intelligent Edge, Intelligent Cloud
マイクロソフトが提供する「Microsoft Azure」を使用したクラウドからエッジまでをカバーするインテリジェントで一貫性のある包括的なプラットフォーム。
URL:https://azure.microsoft.com/ja-jp/overview/future-of-cloud/

注5:WebUI
Webブラウザーから機器の設定を行うためのインターフェース。「AE2100」の設定や管理機能をWebブラウザーから操作可能。

注6:TPM(Trusted Platform Module)
国際的な業界団体であるTCG(Trusted Computing Group)で策定された、ソフトウェアの改ざん検出や、なりすましが困難な端末認証に利用できるセキュリティ機能。

リリース関連リンク
AIエッジコンピューティング
https://www.oki.com/jp/AIedge/

AIエッジコンピューター「AE2100」
https://www.oki.com/jp/AIedge/ae2100/

AIエッジコンピューティング戦略発表会資料 PDF
https://www.oki.com/jp/topics/2019/1003/AIedge_presentation.pdf


沖電気工業株式会社は通称をOKIとします。
SmartHopは、沖電気工業株式会社の登録商標です。
Intel、インテル、Intel Atom、Movidius、Myriad、OpenVINOは、アメリカ合衆国および/またはその他の国における Intel Corprationまたはその子会社の商標です。
Microsoft Azureは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または、登録商標です。
LTEは、欧州電気通信標準協会(ETSI)の登録商標です。
Wi-Fiは、Wi-Fi Allianceの登録商標です。
Ethernetは、富士ゼロックス株式会社の登録商標です。
その他、本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。


本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
経営企画本部 広報部
電話:03-3501-3835
e-mail:press@oki.com
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
情報通信事業本部 IoTプラットフォーム事業部
お問い合わせフォーム
https://www.oki.com/cgi-bin/inquiryForm.cgi?p=026j
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