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南スーダン:民間人保護区域で武力衝突、少なくとも18人が死亡、うち2人はMSFスタッフ

南スーダン・上ナイル州の州都マラカルにある国連民間人保護区域で2月17日夜、武力衝突が起き少なくとも18人が犠牲となった。そのうち2人は国境なき医師団(MSF)の現地スタッフで、自宅で襲撃され命を落とした。MSFの病院にはその夜、MSFスタッフ1人を含む36人の負傷者が次々に運ばれ、現在も多くの負傷者が到着している。




[画像: http://prtimes.jp/i/4782/316/resize/d4782-316-440503-1.jpg ]

最初の戦闘は約3時間続き、約600人(大部分は女性と子ども)がMSF病院内に避難して来た。MSFは徹夜で負傷者を治療。当初来院した患者のうち、少なくとも25人が銃創を負い、うち8人は手術を必要としていた。

MSFのプロジェクト・コーディネーター、マーカス・バックマンは「今回の市民に対する攻撃は非道です。私たちは武装勢力に対し、これらの攻撃を止めるように要求します」と訴え、「保護を受けるための国連民間人保護区域は、どの紛争当事者からも避難所として尊重されなければなりません」と強調した。

マラカルの国連民間人保護区域には現在、約4万人が避難生活を送っている。多くは何ヵ月も援助がなかった地域から着の身着のままで避難して来た人びとだ。この区域には、2013年12月に紛争がこの地域でぼっ発して以降人びとが避難を始めたが、2015年には4月に1万人、7月と8月に合計1万6000人が避難し、避難者の総数は1年の間に倍増した。

MSFはマラカルで、24時間稼動の救急処置室を備えたベッド数50床の病院、および国連民間人保護区域内で救急処置室を1室運営している。MSFは1983年、現在の南スーダン共和国を構成するスーダン南部で活動を開始。現在2937人の南スーダンの現地スタッフと329人の外国人スタッフが多岐にわたる医療上の緊急事態に対応し、無償で質の高い医療を南スーダン各地に設置した18のプログラムで提供。現在の活動地は同国10州のうち7州とアビエイ特別行政区となっている。
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