テラドローン子会社「Unifly」、5年間のアントワープ・ブルージュ港へのUTM導入の成果を発表
[24/10/04]
提供元:PRTIMES
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直近3年間で7,336回のドローン飛行を実現、港湾業務のオペレーションの効率化に貢献
Terra Drone株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:徳重 徹、以下 テラドローン)は、子会社でベルギーに拠点を置く運航管理システム(UTM)(※1)プロバイダーのリーディングカンパニー Unifly NV(以下 ユニフライ)が、ヨーロッパ最大級の港であるアントワープ・ブルージュ港(PoAB)への自社UTMの試験導入から5年を迎え、港湾業務の効率性と安全性を大幅に向上させたことを発表しました。
※1 運航管理システム(UTM):同じ空域を飛行する複数の無人航空機を安心・安全・効率的に運航するためのプラットフォーム
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20194/316/20194-316-3d30ceb43f00cd2920a75c5252000223-1466x768.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
導入背景
U-Space(※2)を実際の環境や社会と統合していくことを目的としたSAFIRプロジェクトの一環として、2018年にドローンの安全かつ柔軟な運用を目指した実証実験が開始されました。2019年にはPoABにおいて、UniflyのUTMを活用し、複数のドローンの運用や衝突回避のデモンストレーションが実施され、良好な結果を得ました。この成果を受け、2020年にPoABとUniflyとの間で正式導入のための契約が締結され、UniflyのUTMが本格的に使用されることになりました。
※2 U-space:EUのドローン実装のための規制の枠組みまで含めた運航管理に関する概念
導入結果
SAFIRプロジェクトでは、PoABの120 km?にわたる広大なエリアで、監視飛行、小包配送、医療輸送、インフラマッピングなど、複数のドローンの運用が安全かつ効率的に行えることが実証されました。これにより、PoABの港湾当局は広範囲を迅速かつ確実に管理・検査・制御できるようになり、港の安全性と運用効率が大幅に向上しました。
こうしたSAFIRプロジェクトの成功を受け、PoABは、管轄内のエリアにおいてドローン運用の監視・規制を戦略的に行う役割を担うことになり、ユニフライのUTMを正式に導入することになりました。ユニフライのUTMを使うことで、リアルタイムでのドローン飛行の監視や調整、管理を行えるようになり、PoABではドローン飛行の状況認識と運航管理が劇的に向上し、ベルギーにおいて最も多くのドローン飛行が行われる先進的なスマート港湾としての地位を確立しました。
また、PoABではユニフライのUTM導入により直近3年間で、BVLOSを含む7,336件のドローン飛行が行われました。この飛行実績は、PoABがドローン技術の統合に成功し、港湾業務のオペレーションの効率化を実現したことを証明しています。
さらに、ユニフライのUTMの導入により、ドローン運用の安全性と効率性が向上しただけでなく、PoABはスマートポート技術分野で新たなビジネス機会を生み出し、技術革新のリーダーとしての役割をになっています。
代表コメント
<アントワープ・ブルージュ港 ドローン・プロジェクト・リーダー ボブ・スパノゲ(Bob Spanoghe)>
次世代の港では、自律型ドローンがネットワークを形成し、1日に何度も港湾エリア上空をBVLOSで飛行し、リアルタイムでデータを送信するようになります。SAFIRプロジェクトやUniflyのUTM導入は、これを実現するための大きな一歩となりました。
<ユニフライ CEO アンドレス・ヴァン・サルム(Andres Van Salm)>
アントワープ・ブルージュ港でのBVLOS飛行の成功は、ドローン技術の可能性を証明しました。私たちは、UTMとU-spaceに準拠したサービスを統合することで、港湾の空域を安全かつ効率的に管理できるようにして、新たなビジネスの機会を生み出しました。これからも、UTMや次世代エアモビリティ(AAM)の新しい基準を作り出していくことに邁進していきます。
Unifly NV(ユニフライ)
ベルギーに本社を置くUTM(Unmanned Aircraft System Traffic Management)テクノロジープロバイダーであり、主にドローンや空飛ぶクルマの運航管理システムを開発しています。欧米8カ国で国全体へのUTM導入実績があり、同分野における世界的なリーディングカンパニーです。テラドローンは2016年に戦略的パートナーシップ契約を締結、資本提携も行い、2023年には51%の株式を取得して子会社化。ドイツ政府傘下のANSP(航空管制サービスプロバイダー)であるDFSも同社の知見や技術力を高く評価し、2018年に出資して第二筆頭株主となっています。
詳しくは https://www.unifly.aero/
Terra Drone株式会社
「Unlock “X” Dimensions(異なる次元を融合し、豊かな未来を創造する)」というミッションを掲げ、2016年に創業した空飛ぶクルマやドローンの開発及びソリューションを提供するサービスプロバイダーです。東京に本社を置き、国内外の11か国において、特許取得済みである自社開発製の測量用・点検用ドローンを石油ガス・化学・建設業界などへ提供しています。ドローンを用いた非破壊検査作業に関して、世界各国での豊富な実績と高い研究開発力を有しています。また、運航管理システム(UTM)を展開し、世界8か国で導入された実績があります。
詳しくは http://www.terra-drone.net
本件に関する問い合わせ
Terra Drone株式会社
メール: pr@terra-drone.co.jp
HP : http://www.terra-drone.net
Terra Drone株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:徳重 徹、以下 テラドローン)は、子会社でベルギーに拠点を置く運航管理システム(UTM)(※1)プロバイダーのリーディングカンパニー Unifly NV(以下 ユニフライ)が、ヨーロッパ最大級の港であるアントワープ・ブルージュ港(PoAB)への自社UTMの試験導入から5年を迎え、港湾業務の効率性と安全性を大幅に向上させたことを発表しました。
※1 運航管理システム(UTM):同じ空域を飛行する複数の無人航空機を安心・安全・効率的に運航するためのプラットフォーム
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20194/316/20194-316-3d30ceb43f00cd2920a75c5252000223-1466x768.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
導入背景
U-Space(※2)を実際の環境や社会と統合していくことを目的としたSAFIRプロジェクトの一環として、2018年にドローンの安全かつ柔軟な運用を目指した実証実験が開始されました。2019年にはPoABにおいて、UniflyのUTMを活用し、複数のドローンの運用や衝突回避のデモンストレーションが実施され、良好な結果を得ました。この成果を受け、2020年にPoABとUniflyとの間で正式導入のための契約が締結され、UniflyのUTMが本格的に使用されることになりました。
※2 U-space:EUのドローン実装のための規制の枠組みまで含めた運航管理に関する概念
導入結果
SAFIRプロジェクトでは、PoABの120 km?にわたる広大なエリアで、監視飛行、小包配送、医療輸送、インフラマッピングなど、複数のドローンの運用が安全かつ効率的に行えることが実証されました。これにより、PoABの港湾当局は広範囲を迅速かつ確実に管理・検査・制御できるようになり、港の安全性と運用効率が大幅に向上しました。
こうしたSAFIRプロジェクトの成功を受け、PoABは、管轄内のエリアにおいてドローン運用の監視・規制を戦略的に行う役割を担うことになり、ユニフライのUTMを正式に導入することになりました。ユニフライのUTMを使うことで、リアルタイムでのドローン飛行の監視や調整、管理を行えるようになり、PoABではドローン飛行の状況認識と運航管理が劇的に向上し、ベルギーにおいて最も多くのドローン飛行が行われる先進的なスマート港湾としての地位を確立しました。
また、PoABではユニフライのUTM導入により直近3年間で、BVLOSを含む7,336件のドローン飛行が行われました。この飛行実績は、PoABがドローン技術の統合に成功し、港湾業務のオペレーションの効率化を実現したことを証明しています。
さらに、ユニフライのUTMの導入により、ドローン運用の安全性と効率性が向上しただけでなく、PoABはスマートポート技術分野で新たなビジネス機会を生み出し、技術革新のリーダーとしての役割をになっています。
代表コメント
<アントワープ・ブルージュ港 ドローン・プロジェクト・リーダー ボブ・スパノゲ(Bob Spanoghe)>
次世代の港では、自律型ドローンがネットワークを形成し、1日に何度も港湾エリア上空をBVLOSで飛行し、リアルタイムでデータを送信するようになります。SAFIRプロジェクトやUniflyのUTM導入は、これを実現するための大きな一歩となりました。
<ユニフライ CEO アンドレス・ヴァン・サルム(Andres Van Salm)>
アントワープ・ブルージュ港でのBVLOS飛行の成功は、ドローン技術の可能性を証明しました。私たちは、UTMとU-spaceに準拠したサービスを統合することで、港湾の空域を安全かつ効率的に管理できるようにして、新たなビジネスの機会を生み出しました。これからも、UTMや次世代エアモビリティ(AAM)の新しい基準を作り出していくことに邁進していきます。
Unifly NV(ユニフライ)
ベルギーに本社を置くUTM(Unmanned Aircraft System Traffic Management)テクノロジープロバイダーであり、主にドローンや空飛ぶクルマの運航管理システムを開発しています。欧米8カ国で国全体へのUTM導入実績があり、同分野における世界的なリーディングカンパニーです。テラドローンは2016年に戦略的パートナーシップ契約を締結、資本提携も行い、2023年には51%の株式を取得して子会社化。ドイツ政府傘下のANSP(航空管制サービスプロバイダー)であるDFSも同社の知見や技術力を高く評価し、2018年に出資して第二筆頭株主となっています。
詳しくは https://www.unifly.aero/
Terra Drone株式会社
「Unlock “X” Dimensions(異なる次元を融合し、豊かな未来を創造する)」というミッションを掲げ、2016年に創業した空飛ぶクルマやドローンの開発及びソリューションを提供するサービスプロバイダーです。東京に本社を置き、国内外の11か国において、特許取得済みである自社開発製の測量用・点検用ドローンを石油ガス・化学・建設業界などへ提供しています。ドローンを用いた非破壊検査作業に関して、世界各国での豊富な実績と高い研究開発力を有しています。また、運航管理システム(UTM)を展開し、世界8か国で導入された実績があります。
詳しくは http://www.terra-drone.net
本件に関する問い合わせ
Terra Drone株式会社
メール: pr@terra-drone.co.jp
HP : http://www.terra-drone.net