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クラスターメタバース研究所、VR分野のトップ国際会議「IEEEVR 2025」にて、東京大学、仏 IMT Atratiqueとワークショップを主催 拡張現実感分野における論文を募集〜2年連続で〜

本ワークショップを通じて、VRアバターによる身体性の拡張を、現実とシームレスに連携するための研究を加速します。




[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/17626/318/17626-318-c72cade58cacc33d1648079668a11a10-512x190.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


イベント累計動員数3,500万人を超える、国内最大級のメタバースプラットフォーム「cluster」を運営するクラスター株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:加藤直人、以下「クラスター」)は、2021年に日本におけるメタバースの創造、発展を目指して設立した産学連携プロジェクト「メタバース研究所」について、VR分野で最大かつ最も権威ある国際会議である「IEEE VR 2025」にて、所属研究員がワークショップを主催することをお知らせします。

「IEEE VR ※1」は、1993年より毎年開催されているバーチャルリアリティ(VR)および拡張現実感(AR)分野のトップ国際会議であり、2025年は3月8日から12日にかけての5日間、フランス・サンマロにて開催されます。


「IEEE VR 2025」では、昨年に引き続き、クラスターメタバース研究所シニアリサーチサイエンティストの廣井裕一と平木剛史が主催者となり、東京大学の伊藤勇太特任准教授、フランス IMT AtrantiqueのEtienne Peillard助教との共同主催により、ARアバターに関するワークショップ「2nd Workshop on Seamless Reality (WSR): AR Technologies for Seamless Perception and Cognition between Cyber and Physical Spaces」を開催いたします。
 また、ワークショップの開催に際して、ARディスプレイシステム、視覚認知や心理学に基づくAR表現、触覚提示システムなどのAR表現との物理インタラクション技術など、AR分野に関する論文を幅広く募集します。


■ワークショップについて
「2nd Workshop on Seamless Reality: AR Technologies for Seamless Perception and Cognition between Cyber and Physical Spaces」
https://sites.google.com/cluster.mu/2nd-ws-seamless-reality/


〈概要〉
 本ワークショップでは、VR/AR映像技術と知覚理解の発展を受けて、継ぎ目のないサイバー・フィジカル空間の融合を目指す「Seamless Reality」をテーマとする。
 我々は「Seamless Reality」を、サイバー・フィジカル間で、物理的な知覚に加えて行動や認知をも継ぎ目なく連携する概念として定義する。例えば、VR空間におけるアバター技術は、物理的な身体性を自在に上書きすることで、自己認知や行動を増強できる「プロテウス効果」(※2) が知られている。Seamless Realityは、このような効果を現実とシームレスに連携する考え方であり、例えばARを通して物理的な身体性を上書きする「ARアバター」が実現できれば、現実世界でも自己認知や行動を増強でき、理想的な自己が表現されうる。
 本ワークショップでは、Seamless Realityを実現する要素技術として、ヴァーチャル映像の実在感を高めるAR ディスプレイシステム、視覚認知や心理の知見を応用したAR表現設計、フィジカル空間の形状変化や触覚提示に基づくAR表現との物理インタラクションに関する研究を促進することを目指す。


■論文募集要項
本ワークショップでは、「Seamless Reality」の要素技術に関する幅広い分野の論文を募集します。対象となるテーマは以下の通りですが、これらに限定されるものではありません。
・AR/VRディスプレイ技術
・AR/VR環境におけるアバター技術
・AR/VR環境におけるユーザー、知覚研究
・ARを用いた人間拡張技術
・触覚フィードバック、触覚インタフェース、タンジブルインタフェース
・インタラクティブシステムのエンジニアリングおよび評価
・ヒューマンコンピュータインタラクション
・マルチモーダルインタフェース


投稿フォーマットの詳細はワークショップのwebサイトをご覧ください。投稿論文はシングルブラインド査読を経て、採択論文はIEEE Digital Libraryにプロシーディング論文として掲載されます。


〈スケジュール〉
・提出期限      :2024年12月20日 (GMT-12, Anywhere on Earth)
・通知        :2025年1月6日 (GMT-12)
・カメラレディ原稿締切:2025年1月13日 (GMT-12)
・ワークショップ開催日:2025年3月8日または9日(未定、GMT+1)



クラスターメタバース研究所は、「人類の創造力を加速する」というクラスター全体の目標を先導する研究機関として、ソーシャルVR上のアバターコミュニティを「人類史で初めて身体を自由に変えられる時代」と捉え、その活用や応用範囲を探求しています。
 本ワークショップは、JST先端国際共同研究推進事業「次世代のためのASPIRE」に採択された研究課題「シームレス・リアリティ:実世界指向アバターによるサイバー・フィジカル空間の接合技術基盤」に関連する取り組みです。本ワークショップを通じて、VRアバターによる身体性の拡張を、現実とシームレスに連携するための研究を加速します。



[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/17626/318/17626-318-9ab8a2abd43758f2db01f98d21bdeaf5-1280x280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]




■クラスターメタバース研究所について
クラスターメタバース研究所は、「人類の創造力を加速する」というクラスター全体の目標を先導します。科学的な知見やプラットフォームに蓄積されるデータをもとに、CV/CG/HCI/VR/BMIおよび、全体をまたぐML領域の研究に取り組み、プラットフォームであるクラスターに短期的・長期的を問わず還元していく成果と、人類全体を前に進めるアカデミックな成果も生み出し、融合していくことを目指しています。https://lab.cluster.mu/ja/



※1 The IEEE Conference on Virtual Reality and 3D User Interfaces)
※2 N. Yee, J. Bailenson, The Proteus Effect: The Effect of Transformed Self-Representation on Behavior, Human Communication Research, Volume 33, Issue 3, 1 July 2007, Pages 271-290, https://doi.org/10.1111/j.1468-2958.2007.00299.x


 
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