今後も増加が予想されるモバイルシステム対応組み込みソフトのコードベース
[08/09/11]
提供元:DreamNews
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先端分野の市場情報を提供する株式会社グローバル インフォメーション(神奈川県川崎市、代表取締役社長:小野 悟)は、米国調査会社Venture Development Corporationの発行する最新の英文調査報告書「EMBEDDED/REAL-TIME AND MOBILE APPLICATION OPERATING SYSTEMS」の販売を開始いたしました。
米国の調査会社Venture Development Corporation(VDC)が発行した報告書「Embedded/Real-time and Mobile Application Operating Systems」によると、組み込みソフトウェアのコードベースが今後毎年およそ9%ずつ増えていく見通しです。
コードのサイズが大きいからといって、必ずしもシステムの機能が複雑であるとは限りません。優れたコーディング手法やシステムリソースの効率的な利用によって、コードベースを小さくすることも可能だからです。しかしこのデータが、システムの複雑化に伴って1回のプロジェクトで作成されるソフトウェアのコードも増えるという見解を裏付けていることも事実です。
VDCは、システムの複雑化とコードベース全体の規模との間にある相関関係を指摘したうえで、市販のOSやオープンソースのOSを利用したプロジェクトが、今後増加すると見られている組み込みソフトウェアコードベースの大半を占めるとの見通しを示しています。またVDCの調査からは、市販のOSやオープンソースOS、自社開発のOSを使ったプロジェクトはもちろん、正式なOS(対象となるシステムで稼動する)を使わないようなプロジェクトに従事している技術者たちも、今後、組み込みシステムを設計する際にはこれまでよりもはるかに多いソフトウェアコードを使うようになると考えていることが明らかになっています。同報告書のデータによると、1回のプロジェクトで使用されるコードの行数の伸び率は昨年よりも小さくなる見通しです。しかし組み込みシステムの技術者たちは、今後行われるプロジェクトで使用されるソフトウェアコードの行数について、平均で20%以上の増加を見込んでいます。
【 英文市場調査報告書 】
EMBEDDED SOFTWARE 2008 MARKET INTELLIGENCE SERVICE TRACK 01 - VOLUME 03: EMBEDDED/REAL-TIME AND MOBILE APPLICATION OPERATING SYSTEMS
組込みソフトウェア市場情報プログラム(2008)トラック1:第3巻:組込み/リアルタイム、モバイルアプリケーションOS
http://www.gii.co.jp/japanese/vd70871-embed-software.html
出版社Venture Development Corporation
出版日2008/07
【 本件に関するお問合せ先 】
株式会社グローバル インフォメーション
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アーシスビル 7階
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