千葉大生が小学生向けエコ教室の教材「お買い物診断」を開発
[19/03/26]
提供元:PRTIMES
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NPO法人千葉大学環境ISO学生委員会では、小学生向けの出前授業「エコ教室」を実施しています。このたび、そのエコ教室に使用する新教材「お買い物診断」を、セブン-イレブン記念財団から助成を受けて開発しました。
「エコ教室」とは
[画像1: https://prtimes.jp/i/15177/338/resize/d15177-338-648404-4.jpg ]
NPO法人千葉大学環境ISO学生委員会の事業の一つです。小中学生の子どもたちを対象に、環境問題について説明し、ゲームなどを通して環境にやさしい行動ができる人材を育成する出前授業で、同委員会が2008年度より東京都・千葉県の小学校を中心に行っています。近年は主に、環境ラベルなどを用いた環境に配慮した商品を選択できる消費者の育成を目指した授業を行っています。
児童の主体性を引き出す新教材「お買い物診断」
[画像2: https://prtimes.jp/i/15177/338/resize/d15177-338-660501-5.jpg ]
今回この「エコ教室」の中で使用するための新教材を、セブン-イレブン記念財団から助成を受けて開発しました。また、この教材はベネッセコーポレーションから助言を頂きながら開発を進めました。
新教材「お買い物診断」はカードゲーム形式で、カードを用いて行う「買い物シミュレーション」では、“おつかい”という設定のもと、「値段」「環境」「思いやり」それぞれに重点が置かれた商品の中から自分で商品を選びます。その結果はレーダーチャートの作成によって「自分が買い物をするときに何を重視しているか」を可視化できます。さらに、環境ラベルが描かれたカードを用い、児童が楽しみながらそれぞれのラベルの意味を理解していくことができるように工夫されています。
授業とはいえ、カードゲーム感覚で取り組むことができるため、児童の主体性を引き出し、より深い学びへとつながっていくことが期待できます。
新教材を使用して「エコ教室」を実施
[画像3: https://prtimes.jp/i/15177/338/resize/d15177-338-847334-2.jpg ]
2019年3月19日(火)に、自由学園しののめ茶寮で児童10名を対象に「エコ教室」を実施しました。
児童は買い物のシミュレーションを通じて、普段の買い物で、自分は何を大切にして商品を選んでいたのかということに気づき、そのなかでも、「環境にやさしい買い物」をするためには、どのようなことに気をつければよいのかということについて、楽しみながら学んでいました。
環境に配慮した買い物をするための指標である「環境ラベル」は、多くの児童にとっては初めて学ぶ機会であり、興味津々といった様子で耳を傾けていました。
担当した学生の声
[画像4: https://prtimes.jp/i/15177/338/resize/d15177-338-313217-0.jpg ]
「教材開発の段階では、子どもたちがどのような反応を示すのかを予想するのが難しく、つくるのに苦労したが、完成した教材を用いて、実際に子どもたちに授業を届けられてよかった。授業を受けた直後だけでなく、子どもたちそれぞれのこれから先の生活に少しでも変化を与えられたなら嬉しい。」
(授業担当者・教育学部3年・落合優衣さん)
「買い物をするとき、値段や受け取る相手の事を考えたりするのと同様に、環境の視点を取り入れようとするきっかけをエコ教室が担っていきたい。エコ教室を様々な場所で行い、環境にやさしい買い物をする子どもたちの輪を広げていきたいと考えている。」
(「エコ教室」事業リーダー・教育学部1年・森日香さん)
「エコ教室」実施校募集
NPO法人千葉大学環境ISO学生委員会では「エコ教室」を実施させていただける小学校、学童クラブを募集しています。夏休みのサマースクールの一環としての授業等も対応可能です。お気軽にご相談ください。
場所:関東地方の小学校、学童クラブ
対象:小学校 中・高学年
時間:2コマ(90分)
費用:無料(遠方での実施の場合、交通費を負担していただく場合がございます。)
NPO法人千葉大学環境ISO学生委員会について
千葉大学は環境とエネルギーの国際規格ISO14001とISO50001の認証を取得しており、「環境ISO学生委員会」がISO規格に基づく環境マネジメントシステムの運用や学内の環境活動を主体的に担っています。同委員会は、毎年1〜3年生まで約180名が所属。エネルギー班、紙班、ごみ班、堆肥化班、学内緑化班、構内美化班、学外教育班、環境報告書班など、活動の内容に応じて20ほどの班や担当があり、環境負荷削減の意識啓発活動や、附属小中学校幼稚園への環境教育活動、緑化や堆肥化といった活動、エコグッズの作成など、幅広い活動を行っています。
同委員会はその活動の幅を広げることや、法人経営の経験のために、2009年にNPO法人格を取得し、学内組織だけでなくNPO法人としても活動を行っています。「NPO法人千葉大学環境ISO学生委員会」として、企業と協力して里山保全活動を行ったり、企業等の環境活動を推進するお手伝いを行ったり、地域の学校へ出前授業を行ったりしています。
本件に関するお問い合わせ・出前授業のお申込み
特定非営利法人千葉大学環境ISO学生委員会 エコ教室事業部
千葉市稲毛区弥生町1-33学際研究棟1階学生委員会室
Mail:iso-student@chiba-u.jp
「エコ教室」とは
[画像1: https://prtimes.jp/i/15177/338/resize/d15177-338-648404-4.jpg ]
NPO法人千葉大学環境ISO学生委員会の事業の一つです。小中学生の子どもたちを対象に、環境問題について説明し、ゲームなどを通して環境にやさしい行動ができる人材を育成する出前授業で、同委員会が2008年度より東京都・千葉県の小学校を中心に行っています。近年は主に、環境ラベルなどを用いた環境に配慮した商品を選択できる消費者の育成を目指した授業を行っています。
児童の主体性を引き出す新教材「お買い物診断」
[画像2: https://prtimes.jp/i/15177/338/resize/d15177-338-660501-5.jpg ]
今回この「エコ教室」の中で使用するための新教材を、セブン-イレブン記念財団から助成を受けて開発しました。また、この教材はベネッセコーポレーションから助言を頂きながら開発を進めました。
新教材「お買い物診断」はカードゲーム形式で、カードを用いて行う「買い物シミュレーション」では、“おつかい”という設定のもと、「値段」「環境」「思いやり」それぞれに重点が置かれた商品の中から自分で商品を選びます。その結果はレーダーチャートの作成によって「自分が買い物をするときに何を重視しているか」を可視化できます。さらに、環境ラベルが描かれたカードを用い、児童が楽しみながらそれぞれのラベルの意味を理解していくことができるように工夫されています。
授業とはいえ、カードゲーム感覚で取り組むことができるため、児童の主体性を引き出し、より深い学びへとつながっていくことが期待できます。
新教材を使用して「エコ教室」を実施
[画像3: https://prtimes.jp/i/15177/338/resize/d15177-338-847334-2.jpg ]
2019年3月19日(火)に、自由学園しののめ茶寮で児童10名を対象に「エコ教室」を実施しました。
児童は買い物のシミュレーションを通じて、普段の買い物で、自分は何を大切にして商品を選んでいたのかということに気づき、そのなかでも、「環境にやさしい買い物」をするためには、どのようなことに気をつければよいのかということについて、楽しみながら学んでいました。
環境に配慮した買い物をするための指標である「環境ラベル」は、多くの児童にとっては初めて学ぶ機会であり、興味津々といった様子で耳を傾けていました。
担当した学生の声
[画像4: https://prtimes.jp/i/15177/338/resize/d15177-338-313217-0.jpg ]
「教材開発の段階では、子どもたちがどのような反応を示すのかを予想するのが難しく、つくるのに苦労したが、完成した教材を用いて、実際に子どもたちに授業を届けられてよかった。授業を受けた直後だけでなく、子どもたちそれぞれのこれから先の生活に少しでも変化を与えられたなら嬉しい。」
(授業担当者・教育学部3年・落合優衣さん)
「買い物をするとき、値段や受け取る相手の事を考えたりするのと同様に、環境の視点を取り入れようとするきっかけをエコ教室が担っていきたい。エコ教室を様々な場所で行い、環境にやさしい買い物をする子どもたちの輪を広げていきたいと考えている。」
(「エコ教室」事業リーダー・教育学部1年・森日香さん)
「エコ教室」実施校募集
NPO法人千葉大学環境ISO学生委員会では「エコ教室」を実施させていただける小学校、学童クラブを募集しています。夏休みのサマースクールの一環としての授業等も対応可能です。お気軽にご相談ください。
場所:関東地方の小学校、学童クラブ
対象:小学校 中・高学年
時間:2コマ(90分)
費用:無料(遠方での実施の場合、交通費を負担していただく場合がございます。)
NPO法人千葉大学環境ISO学生委員会について
千葉大学は環境とエネルギーの国際規格ISO14001とISO50001の認証を取得しており、「環境ISO学生委員会」がISO規格に基づく環境マネジメントシステムの運用や学内の環境活動を主体的に担っています。同委員会は、毎年1〜3年生まで約180名が所属。エネルギー班、紙班、ごみ班、堆肥化班、学内緑化班、構内美化班、学外教育班、環境報告書班など、活動の内容に応じて20ほどの班や担当があり、環境負荷削減の意識啓発活動や、附属小中学校幼稚園への環境教育活動、緑化や堆肥化といった活動、エコグッズの作成など、幅広い活動を行っています。
同委員会はその活動の幅を広げることや、法人経営の経験のために、2009年にNPO法人格を取得し、学内組織だけでなくNPO法人としても活動を行っています。「NPO法人千葉大学環境ISO学生委員会」として、企業と協力して里山保全活動を行ったり、企業等の環境活動を推進するお手伝いを行ったり、地域の学校へ出前授業を行ったりしています。
本件に関するお問い合わせ・出前授業のお申込み
特定非営利法人千葉大学環境ISO学生委員会 エコ教室事業部
千葉市稲毛区弥生町1-33学際研究棟1階学生委員会室
Mail:iso-student@chiba-u.jp