調剤業務の大幅な効率化を実現する 全自動散薬分割分包機“AX930"を発売
[18/01/24]
提供元:PRTIMES
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キヤノンマーケテイングジヤパングループのキヤノンライフケアソリューションズ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:石渡幸治、以下キヤノンLCS)は、調剤業務の効率化を実現する全自動散薬分割分包機“AX930"を1月25日より提供を開始します。キヤノンLCSは、薬剤師の業務負荷を軽減することで患者さまへのCS向上と働き方改革を支援します。
[画像: https://prtimes.jp/i/13943/339/resize/d13943-339-313158-0.jpg ]
近年、薬局を取り巻く環境は、薬剤師の不足や調剤医療費の抑制、大手異業種からの参入など大きく変化しています。加えて、厚生労働省はかかりつけ薬剤師制度や地域医療連携への積極的な参加などを推進しており、薬剤師の求められる役割や業務も多様化しています。2018年の診療・介護報酬改定では薬局の服薬指導などの対面業務が重視され、調剤業務の効率化のため作業の機械化や自動化などが注目されています。
キヤノンLCSは1965年より薬剤分包機の開発、販売を行っており、その経験とノウハウを活かして2009年に全自動散薬分割分包機「E-FAS」を発売し調剤業務の自動化・省力化を実現しました。
このたび「E-FAS」の後継機として発売する“AX930”は、「E-FAS」の最大の特長である回転ホッパーとトリプルホッパーを継承し機能をチューンアップすることで、精度の安定と分包時間の短縮を実現しました。タッチパネルを標準で搭載し、分包条件の入力から名前や服用時期などの印字まで誰でも簡単に操作でき、分包作業の標準化が可能です。
■ 新発想 回転ホッパーで高速、高精度に散薬を配分
散薬を正確に分包するためには回転ホッパーからR円盤に均等に撒く必要があり、少しずつ配分するため時間がかかりすぎる点が課題でした。“AX930”はホッパーとR円盤を逆回転させることで※1、高速、高精度に配分することが可能になります。
※1 従来の固定式に比べ、同じスピードで逆に回転させることによって移動距離は2倍となります。
■PCレスで分包機の操作や分包紙への印字入力が可能
“AX930”は5.7インチ液晶カラータッチパネルディスプレイを搭載し、PCレスで包数や種別などの分包条件や、名前、服用時期、日付などの分包紙に印字する情報の入力、登録も可能です。タッチパネルは防塵性、耐久性に優れ、本体の省スペース化を実現し調剤室内での様々なレイアウトに対応することが可能です。また、オプションの印字ソフト“EP7”を使えば、印字項目の追加やレセプトコンピュータとのデータ連携に対応します。
■価格
・全自動散薬分割分包機“AX930” 450万円(税別)
・分包機用印字ソフト“EP7” 60万円(税別)
※別途PC、専用架台が必要です。
● 報道関係者/一般の方のお問い合わせ先:
キヤノンライフケアソリューションズ株式会社 マーケティング部 医療機器企画課
03-6719-7040(直通)
● キヤノンライフケアソリューションズホームページ::http://www.canon-lcs.co.jp/
<”AX930”の主な特長>
1.スピーディーで正確な均等配分
散薬を正確に分割して分包するためには、R円盤に散薬が均等に撒かれていることが必要となります。ホッパー内のフィーダーを利用して均等に配分する場合、少しずつゆっくり配分すればそれだけ精度はよくなります。しかしその場合、すべての散薬が落ちるまでに時間を要してしまい全体の分包時間が長くなってしまいます。この点がR円盤を使った分包機の弱点ともなっています。
高精度と短時間という反する要素を回転ホッパ―により“AX930”は高いレベルで実現しました。R円盤とホッパーを逆回転させる※1ことで互いの相対速度を上げるとともに距離が確保でき、ゆっくり時間をかけて配分した場合と同等の精度でスピーディーに配分することができます。
※1 従来の固定式に比べ、同じスピードで逆に回転させることによって移動距離は2倍となります。
2.トリプルホッパーを搭載
“AX930”はクラスで唯一、3つの散薬投入ホッパーを搭載しました。
小児などの散薬の混合する分包※2を行う際に、乳鉢を使用して一度撹拌する必要がありましたが、“AX930”のトリプルホッパーはそれぞれに散薬を投入することで1度に配分することを可能とし作業時間の短縮を実現しています。
※2 種類の異なる散薬を1つにまとめる
3.見やすくシンプルな5.7インチ液晶カラータッチパネルを搭載
分包機本体に搭載された5.7インチ液晶カラータッチパネルは、包数や種別などの分包条件の他、名前や服用時期、日付などの基本的な印字指示も可能で専用のPCを必要としません。入力情報を集約することで少ないタッチ数で分包を開始することができ、簡単操作で更なる作業時間の短縮が可能となります。
その他の印刷項目やレセプトコンピュータなど上位からのデータ連動が必要な場合はオプションで専用の印字ソフトをご利用いただけます。
タッチパネルは“AX930”専用に設計され防塵性、耐久性に優れています。調剤室内で省スペースを実現し様々なレイアウトに対応することが可能です。
4.分包条件に応じて選択できる分割ブレード(“AX930”の新機能)
散薬を掻き出すブレードを標準タイプとワイドタイプの2種類から選択できます。1包に多量の散薬を分包する際や、顆粒などの流動性の高い散薬を分包する際の散薬の掻き残しを最小限に抑え精度の確保にお役立ていただけます。
[画像: https://prtimes.jp/i/13943/339/resize/d13943-339-313158-0.jpg ]
近年、薬局を取り巻く環境は、薬剤師の不足や調剤医療費の抑制、大手異業種からの参入など大きく変化しています。加えて、厚生労働省はかかりつけ薬剤師制度や地域医療連携への積極的な参加などを推進しており、薬剤師の求められる役割や業務も多様化しています。2018年の診療・介護報酬改定では薬局の服薬指導などの対面業務が重視され、調剤業務の効率化のため作業の機械化や自動化などが注目されています。
キヤノンLCSは1965年より薬剤分包機の開発、販売を行っており、その経験とノウハウを活かして2009年に全自動散薬分割分包機「E-FAS」を発売し調剤業務の自動化・省力化を実現しました。
このたび「E-FAS」の後継機として発売する“AX930”は、「E-FAS」の最大の特長である回転ホッパーとトリプルホッパーを継承し機能をチューンアップすることで、精度の安定と分包時間の短縮を実現しました。タッチパネルを標準で搭載し、分包条件の入力から名前や服用時期などの印字まで誰でも簡単に操作でき、分包作業の標準化が可能です。
■ 新発想 回転ホッパーで高速、高精度に散薬を配分
散薬を正確に分包するためには回転ホッパーからR円盤に均等に撒く必要があり、少しずつ配分するため時間がかかりすぎる点が課題でした。“AX930”はホッパーとR円盤を逆回転させることで※1、高速、高精度に配分することが可能になります。
※1 従来の固定式に比べ、同じスピードで逆に回転させることによって移動距離は2倍となります。
■PCレスで分包機の操作や分包紙への印字入力が可能
“AX930”は5.7インチ液晶カラータッチパネルディスプレイを搭載し、PCレスで包数や種別などの分包条件や、名前、服用時期、日付などの分包紙に印字する情報の入力、登録も可能です。タッチパネルは防塵性、耐久性に優れ、本体の省スペース化を実現し調剤室内での様々なレイアウトに対応することが可能です。また、オプションの印字ソフト“EP7”を使えば、印字項目の追加やレセプトコンピュータとのデータ連携に対応します。
■価格
・全自動散薬分割分包機“AX930” 450万円(税別)
・分包機用印字ソフト“EP7” 60万円(税別)
※別途PC、専用架台が必要です。
● 報道関係者/一般の方のお問い合わせ先:
キヤノンライフケアソリューションズ株式会社 マーケティング部 医療機器企画課
03-6719-7040(直通)
● キヤノンライフケアソリューションズホームページ::http://www.canon-lcs.co.jp/
<”AX930”の主な特長>
1.スピーディーで正確な均等配分
散薬を正確に分割して分包するためには、R円盤に散薬が均等に撒かれていることが必要となります。ホッパー内のフィーダーを利用して均等に配分する場合、少しずつゆっくり配分すればそれだけ精度はよくなります。しかしその場合、すべての散薬が落ちるまでに時間を要してしまい全体の分包時間が長くなってしまいます。この点がR円盤を使った分包機の弱点ともなっています。
高精度と短時間という反する要素を回転ホッパ―により“AX930”は高いレベルで実現しました。R円盤とホッパーを逆回転させる※1ことで互いの相対速度を上げるとともに距離が確保でき、ゆっくり時間をかけて配分した場合と同等の精度でスピーディーに配分することができます。
※1 従来の固定式に比べ、同じスピードで逆に回転させることによって移動距離は2倍となります。
2.トリプルホッパーを搭載
“AX930”はクラスで唯一、3つの散薬投入ホッパーを搭載しました。
小児などの散薬の混合する分包※2を行う際に、乳鉢を使用して一度撹拌する必要がありましたが、“AX930”のトリプルホッパーはそれぞれに散薬を投入することで1度に配分することを可能とし作業時間の短縮を実現しています。
※2 種類の異なる散薬を1つにまとめる
3.見やすくシンプルな5.7インチ液晶カラータッチパネルを搭載
分包機本体に搭載された5.7インチ液晶カラータッチパネルは、包数や種別などの分包条件の他、名前や服用時期、日付などの基本的な印字指示も可能で専用のPCを必要としません。入力情報を集約することで少ないタッチ数で分包を開始することができ、簡単操作で更なる作業時間の短縮が可能となります。
その他の印刷項目やレセプトコンピュータなど上位からのデータ連動が必要な場合はオプションで専用の印字ソフトをご利用いただけます。
タッチパネルは“AX930”専用に設計され防塵性、耐久性に優れています。調剤室内で省スペースを実現し様々なレイアウトに対応することが可能です。
4.分包条件に応じて選択できる分割ブレード(“AX930”の新機能)
散薬を掻き出すブレードを標準タイプとワイドタイプの2種類から選択できます。1包に多量の散薬を分包する際や、顆粒などの流動性の高い散薬を分包する際の散薬の掻き残しを最小限に抑え精度の確保にお役立ていただけます。