【アーツカウンシル東京】新機構長就任のお知らせ
[22/03/31]
提供元:PRTIMES
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公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京では、2022年4月1日より、新機構長に、青柳正規氏が就任しますので、お知らせいたします。
世界的文化都市東京の実現を目指し、2012年に誕生した当機構は、今年で発足10年を迎えます。この間、助成事業を中心とした芸術文化の活動支援や多くの方が参加・体験する機会の提供、未来を担う人材の育成など多様な事業を展開してきました。
東京に注目が集まった2021年には、「Tokyo Tokyo FESTIVAL」として多彩なプログラムを展開したところです。このレガシーを継承し、アーツカウンシル東京は新体制のもと、東京のアートシーンを支え、創造し、芸術文化による東京の魅力を発信していきます。
就任にあたって
このたび2022年4月1日付で、東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京の機構長に就任いたします。
不確実と言われる時代の中で、私たちは社会における芸術文化の存在意義について考え、その課題と対峙してきました。ただ、悲観することばかりではなく、新しい表現の可能性が広がるなどチャンスを見出すこともできました。あたりまえと感じていた日々の大切さに気づくとともに、自分自身の生き方や社会のあり方を見つめ直す機会と捉えることができるかもしれません。
東京には芸術文化のポテンシャルが十分にありますが、アーツカウンシルの機能により芸術文化の持つ大きな可能性がより開花するよう、希望のある次代に向け尽力する次第です。
どうぞよろしくお願いいたします。
新機構長プロフィール
[画像: https://prtimes.jp/i/38211/340/resize/d38211-340-dcf6a088bd0be9340b34-0.png ]
青柳正規(あおやぎ まさのり)
1944年、大連生まれ。古代ローマ美術・考古学を専攻。東京大学文学部教授、国立西洋美術館館長、文化庁長官、東京オリンピック・パラリンピック 文化・教育委員会委員長などを務め、現在、東京大学名誉教授、日本学士院会員、山梨県立美術館館長、東京芸術文化評議会会長、学校法人多摩美術大学理事長、奈良県立橿原考古学研究所所長、石川県立美術館館長、他。50年に亘りイタリアの古代ローマの遺跡発掘に携わる。国内では、地中海学会賞(1978年)、マルコ・ポーロ賞(1991年)、浜田青陵賞(1991年)、毎日出版文化賞(1993年)、紫綬褒章(2006年)、日本放送協会放送文化賞(2011年)、瑞宝重光章(2017年)などを受賞、文化功労者顕彰(2021年)。海外では、イタリア ポルト・エンペドクレ賞(1984年)、イタリア共和国功績正騎士勲章(2002年)、イタリア Sebetia Ter国際賞(2008年)、イタリア Torquato Tasso国際賞(2017年)、イタリア Amedeo Maiuri 国際考古学賞(2019年)を受賞。著書は、『皇帝たちの都ローマ』、『ローマ帝国』、『文化立国論』、「人類文明の黎明と暮れ方」他。