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Telestream 社、タイミングおよびリファレンスシステム SPG9000 の独立した 2 系統の PTP ソースと広域衛星接続で IP / ハイブリッドタイミングを推進

SDI/IP ハイブリッド環境および IP ベースの環境におけるビデオ同期を実現

Telestream 社は新しいタイミングおよびリファレンスシステム SPG9000 を発表しました。SPG9000 には豊富な機能が搭載され、世界各地の SDI/IP ハイブリッドおよび IP ベースのビデオ施設が直面している、信号のタイミングや同期に関する複雑な課題を解決します。
独立した 2 系統の 1G/10G IPポート を備えることで、ST2110 をはじめ IP ビデオ規格で広く使われている PTP (Precision Time Protocol) メッセージを、異なるネットワーク間であってもすべてのクロックとデバイスに送信し、グランドマスタークロックリファレンスとして指定したデバイスとの同期を保つことができます。




[画像: https://prtimes.jp/i/8686/341/resize/d8686-341-6e1f577d6065dd25cf82-0.jpg ]

株式会社アスク (本社:東京都千代田区) は、同社が日本正規代理店を務める Telestream 社の最新の製品情報を公開しました。

ビデオ制作および配信におけるワークフロー自動化、メディアプロセッシング、品質監視、テスト、同期ソリューションで世界をリードする Telestream(R) 社は本日、新しいタイミングおよびリファレンスシステム SPG9000 を発表しました。強力な機能が豊富に搭載され、世界各地の SDI/IP ハイブリッドおよび IP ベースのビデオ施設が直面している、信号のタイミングや同期に関する複雑な課題を解決します。

SPG9000 は、Telestream 社の最も先進的な同期化製品です。タイミング合わせおよび同期化ツールは数多くありますが、SPG9000 の特長は 2 系統の独立した 1G/10G IP ポートです。ST2110 をはじめ IP ビデオ規格で広く使われている PTP (Precision Time Protocol) メッセージを、異なるネットワーク間であってもすべてのクロックとデバイスに送信し、グランドマスタークロックリファレンスとして指定したデバイスとの同期を保ちます。

SPG9000 は、グランドマスター、リーダー、またはフォロワーとして機能します。また、SPG9000 に組み込まれた、デュアルバンドのマルチシステム GNSS (Global Navigation Satellite System : 全球測位衛星システム) 受信機で正確にタイミングを合わせる方法も利用できます。世界中の主要な複数の衛星をクロックソースとして使用するため、グローバル市場のニーズに対応できます。

ビデオテスト、同期化、品質保証ビジネス部門のシニアバイスプレジデント Charlie Dunn 氏は次のように述べています。
「ビデオ業界は、SDI から IP ベースのプラットフォームに移行している最中にいます。IP ベースのビデオ、オーディオ、アンシラリーデータ信号と SDI が混在可能なハイブリッド環境は、この先数年間は求められ続けると予想されます。

デュアル PTP 経路、各種 GNSS リファレンスクロックソースなど、充実した機能セットを備えた SPG9000 は、世界中の IP / ハイブリッドビデオ設備が直面している懸念や課題を解決できる他に類を見ない製品です。」


Telestream 社のビデオテスト & 同期製品ポートフォリオの最新モデル、SPG9000 には以下の機能を搭載予定です。

独立した PTP 用 1G/10G ポート× 2
デュアルリーダー、デュアルフォロワー、フォロワー + リーダーの各構成をサポートする PTP (Precision Time Protocol) ネットワーク構成
アナログゲンロック入力、複数のブラックおよびタイムコード出力 (従来の設備およびハイブリッド SDI/IP 設備に対応)
デュアルバンドのマルチシステム GNSS 受信機 : NAVSTAR GPS、ロシアの GLONASS、EU の Galileo、中国の BeiDou、日本の準天頂衛星システム (QZSS : みちびき) に基づいてタイミングを確立


Ordinary Clock モードでは、システムがリーダーモードとフォロワーモードを動的に切り替えます。また、グランドマスターのバックアップとして使用すると、SPG9000 はアクティブなグランドマスターと同期した状態を維持します。GNSS 接続やブラックバーストは必要ありません。


SPG9000 には、IP と SDI の両方に対応した包括的なテスト信号生成機能がオプションで用意されています。ソフトウェアライセンスを追加すると以下の機能を有効にできます。

SD から HD/2K、UHD/4K までのフォーマットに対応した、複数のビデオ / オーディオ / データテスト信号ジェネレーター
4 系統の独立したマルチレート(270M、1.5G、3G、6G、12G) SDI 出力用のビデオ、オーディオ、アンシラリーデータジェネレーター
ST 2022-7 の冗長化に対応した、2 系統の ST 2110 テスト信号ストリーム用 10G/25G イーサネットポート
IP 送信構成の NMOS (Networked Media Open Specifications) 管理

注記 : 信号ジェネレーターは、アップグレード可能なファームウェアライセンスとして、後日提供予定です。ハードウェアへの変更は必要ありません。

従来の多くのデバイスとは異なり SPG9000 の電源は冗長化されています。アクティブな電源とアイドル状態のバックアップ電源を搭載しています。つまり、このアーキテクチャでは、2 つの電源の使用頻度が異なります。その結果、劣化速度も異なるため、両方が同時に故障する可能性を最小化できます。

Dunn 氏は次のように述べています。
「高性能 PTP、GNSS、2 基の 1G/10G ポートなど、SPG9000 には、世界の IP / ハイブリッドビデオ業界の同期化のニーズに応える機能が搭載されています。現在の市場で最も強力かつ包括的な信号タイミングソリューションです。」

Telestream 社は、2022 年 9 月 9 日から 12 日まで RAI アムステルダムで開催された IBC 2022 で、SPG9000 を発表しました。本体およびオプションは、2022 年 9 月よりご注文いただける予定です。

詳細は、Telestream の SGP9000 ページをご覧ください。
https://www.telestream.net/video/SPG9000.htm


※ 当資料は、現地時間 2022 年 9 月 8 日にメーカー発表されたプレスリリースの抄訳版です。
メーカーリリース原文 : https://www.telestream.net/company/press/2022-09-08-SPG9000.htm

<Telestream 社について>
Telestream(R) 社は、20 年以上にわたり、デジタルビデオ業界の革新を牽引しています。同社は、ライブキャプチャ、ストリーミング、プロダクション、ビデオの品質保証、アーカイブ、コンテンツ管理など、メディアプロセッシングおよびワークフローのオーケストレーション関連の製品を開発しています。また、ビデオおよびオーディオテストソリューションは、制作、配信、視聴方法に関わらず、あらゆる視聴者にビデオコンテンツを確実に提供するためのソリューションです。Telestream 社のソリューションは、オンプレミスおよびクラウド、あるいは両者のハイブリッドで提供します。Telestream は株式非公開企業で、カリフォルニア州ネバダシティとマサチューセッツ州ウェストウッドに本社を置いています。
・ウェブサイト : http://www.telestream.net
・ウェブサイト [日本語] : http://www.ask-media.jp/telestream.html

<株式会社アスク 概要>
株式会社アスクは、目的に応じたソリューションとサービスを提供する総合商社です。主に米国、ヨーロッパ、台湾、韓国などの最先端かつユニークな製品を皆様に紹介・提供。取り扱い製品はコンピュータ周辺機器、携帯電話周辺機器、サーバ・ストレージ関連機器、業務用映像機器と多岐にわたり、Advanced Micro Devices, Inc.(AMD), AJA Video Systems, ASUSTeK Computer, ASRock, ATTO Technology, AVerMedia, CORSAIR, Cooler Master, Crucial, ELSA JAPAN, HTC VIVE, Micro-Star International(MSI), Micron, NVIDIA, NewTek, Synology, SAPPHIRE TECHNOLOGY, Supermicro, Tripp Lite(旧Keyspan), Thermaltake, ZOTAC Technology Limited など多数の海外メーカーの代理店をしております。
URL:https://www.ask-corp.jp/

<本ニュースリリースに関するお問い合せ先>
株式会社アスク 製品担当:前田 善弘
TEL:03-5215-5676、FAX:03-6672-6858
〒102-0076 東京都千代田区九段南4-8-21 山脇ビル11階
株式会社アスク WEB URL:http://www.ask-media.jp/
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