『能登半島地震から1年、地域に寄り添う支援の軌跡』あの日からの1年を振り返り、これからの災害支援を考える
[24/11/30]
提供元:PRTIMES
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ゲストに能登を支える「地域の支援者」をお迎えし、12/21(土)オンラインイベント実施
日本発祥の国際医療NGOである(認定)特定非営利活動法人ジャパンハート(東京都台東区 理事長:吉岡春菜 以下ジャパンハート)は、令和6年能登半島地震から1年を迎える2024年1月を前に、地域と共に歩んだ災害支援活動の軌跡を報告し、これからの災害支援を考えるオンラインイベントを2024年12月21日(土)14時30分から開催します。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12298/341/12298-341-f6ddea2af9addacc542018962502b0da-1600x900.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
このイベントでは、令和6年能登半島地震から1年を迎えるにあたり、ジャパンハートだけでなく「被災者」でありながら「支援者」として活動を行う地域医療者や自治体職員にフォーカスを当て、今後の災害においてジャパンハートを始めとする外部の支援団体が「支援者の支援」を行う上での在り方を再考する機会となることを目指します。能登町で発災直後からいち早く避難所に救護所を開設し現在もクリニック運営の傍ら支援活動を行う瀬島照弘医師、輪島市門前総合支所で避難所運営を担当してきた松下明氏をゲストに迎え、災害発生直後から今現在までの「地域に寄り添った支援」の実態を振り返ります。
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【令和6年能登半島地震、令和6年奥能登豪雨における支援】
ジャパンハートは2024年1月1日の発災直後より現地の支援ニーズ調査を開始し、翌2日以降で富山県氷見市、射水市および石川県中能登地域避難所に対して高齢者や乳幼児向け支援パックを100ケース以上寄贈しました。
そして1月4日には医療支援チームが現場入りし、輪島市、珠洲市、能登町、七尾市の計8カ所の避難所・診療所に看護師常駐支援を行ったほか、輪島市門前地区では医師・看護師による15カ所以上の避難所巡回診療を実施。フェーズが変わり多くの医療支援チームが2月末には撤収していくなか、4月20日まで医療を越えて安心を届けるため地域に寄り添う支援を継続しました。6月からは中長期支援として、仮設住宅における孤立を防ぐため「おしゃべり喫茶」と題したサロン企画を輪島市門前および能登町において継続的に実施しています。
また令和6年奥能登豪雨発災時には、発災当日9月21日から医療支援チームが現場入りし、10月11日まで輪島市内計15カ所の避難所を巡回のうえ環境整備や健康観察を行いました。今後も現地の支援ニーズを踏まえ、地域の方々に寄り添った支援活動を継続する予定です。
【『能登半島地震から1年、地域に寄り添う支援の軌跡』概要】
■開催日時:2024年12月21日(土)14時30分〜16時00分
■会場:完全オンライン
■プログラム
-14時30分〜:「ジャパンハートの能登における活動について」
-14時50分〜:【講演】輪島市 門前総合支所 松下 明氏
「門前と災害、地方自治体の受援体制について」
-15時05分〜:【講演】能登町小木クリニック院長 瀬島照弘医師
「被災者として支援者になること、外部支援者に求めること」
-15時20分〜:【パネルディスカッション】
「本当に必要な支援について考える」
-15時50分〜:【質疑応答】
■登壇者:松下明氏(輪島市 門前総合支所)、瀬島照弘医師(能登町小木クリニック院長)
高橋茉莉子(ジャパンハート災害支援・対策セクション 部長)
■参加費:無料
■申し込み方法:以下お申し込みページより必要事項をご記入ください。
※後日zoomリンクをお送りします。
お申込みはこちら
〈ジャパンハートのこれまでの主な国内緊急救援活動〉
ジャパンハートの災害支援・対策セクションでは、国内外で発生した大規模災害に対応し、緊急医療支援を実施しています。
■2011年3月〜2014年3月 東日本大震災緊急支援
3月17日に被災地へ入り、現地では、避難所の巡回診療、医療物資の運搬、被災者の心のケア、ボランティアの派遣等を実施しました。
また、地域開業医の方々をサポートするため、石巻にジャパンハートこども・内科クリニックを開院し、約3年間にわたり地域医療を支えました。
■2016年4月 熊本地震緊急救援
熊本市南区の医療対策本部に入り、医療救護班として避難所の医療巡回支援を行いました。その一方で、南阿蘇の老人介護施設に要介護避難者受け入れの要請が多数発生し、困窮している、と言う情報を受け、現地視察。自分たちの力で脆弱な高齢者を守る福祉避難所を申請した施設の要望にこたえ、看護師チームを派遣しました。
■2020年4月〜2022年9月 新型コロナウイルス感染症緊急救援
1. 医療支援チームの派遣
長崎県から、「コスタ・アトランチカ」の乗組員への医療支援活動に対する要請を受けて4月29日〜5月18日にかけて医療チーム(医師・看護師)を派遣したことを最初の人的支援活動として、2022年9月までの間に全国201か所の医療機関・福祉施設に対し、のべ485名の看護師を中心とする医療チームを派遣しました。
2. 医療用マスクの配布
「#マスクを医療従事者に」プロジェクトとしてクラウドファンディングやチャリティオークションを実施し、1万5千人の方から募った約1億5千万円の資金でマスク200万枚を調達。第一種指定感染症医療機関、三次救急医療機関、特定機能病院を中心とする合計726の機関にマスクを配送しました。
3. 介護福祉施設への感染対策指導
全国の介護福祉現場で働く医療/介護従事者の方向けに、防護具の着脱や施設内のゾーニングに関する感染対策指導を実施。
■2021年 8月 令和3年8月豪雨災害緊急支援
佐賀県の武雄市および大町町の避難所への物的支援と感染対策指導、また地域の在宅避難者の方を巡回する保健衛生活動を実施しました。
■2022年 9月 台風14、15号緊急支援
台風14号により甚大な被害を受けた宮崎県に対し、救急救命士スタッフを派遣し物資の緊急支援を実行しました。また、台風15号により甚大な被害を受けた静岡県静岡市清水区に対し、医療チームを派遣し緊急物資支援を実施しました。
■2023年7月 令和5年九州北部豪雨緊急支援
7月10日以降の豪雨により甚大な被害を受けた九州北部に翌11日より医療チームを派遣のうえ、福岡県久留米市にて支援ニーズの調査および人的・物的な緊急支援を実施しました。
≪取材案内≫
能登半島での災害支援や、ジャパンハートの活動に関する取材依頼を受け付けております。
ご不明な点などございましたら下記の担当までお気軽にお問い合わせください。
日本発祥の国際医療NGOである(認定)特定非営利活動法人ジャパンハート(東京都台東区 理事長:吉岡春菜 以下ジャパンハート)は、令和6年能登半島地震から1年を迎える2024年1月を前に、地域と共に歩んだ災害支援活動の軌跡を報告し、これからの災害支援を考えるオンラインイベントを2024年12月21日(土)14時30分から開催します。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12298/341/12298-341-f6ddea2af9addacc542018962502b0da-1600x900.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
このイベントでは、令和6年能登半島地震から1年を迎えるにあたり、ジャパンハートだけでなく「被災者」でありながら「支援者」として活動を行う地域医療者や自治体職員にフォーカスを当て、今後の災害においてジャパンハートを始めとする外部の支援団体が「支援者の支援」を行う上での在り方を再考する機会となることを目指します。能登町で発災直後からいち早く避難所に救護所を開設し現在もクリニック運営の傍ら支援活動を行う瀬島照弘医師、輪島市門前総合支所で避難所運営を担当してきた松下明氏をゲストに迎え、災害発生直後から今現在までの「地域に寄り添った支援」の実態を振り返ります。
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【令和6年能登半島地震、令和6年奥能登豪雨における支援】
ジャパンハートは2024年1月1日の発災直後より現地の支援ニーズ調査を開始し、翌2日以降で富山県氷見市、射水市および石川県中能登地域避難所に対して高齢者や乳幼児向け支援パックを100ケース以上寄贈しました。
そして1月4日には医療支援チームが現場入りし、輪島市、珠洲市、能登町、七尾市の計8カ所の避難所・診療所に看護師常駐支援を行ったほか、輪島市門前地区では医師・看護師による15カ所以上の避難所巡回診療を実施。フェーズが変わり多くの医療支援チームが2月末には撤収していくなか、4月20日まで医療を越えて安心を届けるため地域に寄り添う支援を継続しました。6月からは中長期支援として、仮設住宅における孤立を防ぐため「おしゃべり喫茶」と題したサロン企画を輪島市門前および能登町において継続的に実施しています。
また令和6年奥能登豪雨発災時には、発災当日9月21日から医療支援チームが現場入りし、10月11日まで輪島市内計15カ所の避難所を巡回のうえ環境整備や健康観察を行いました。今後も現地の支援ニーズを踏まえ、地域の方々に寄り添った支援活動を継続する予定です。
【『能登半島地震から1年、地域に寄り添う支援の軌跡』概要】
■開催日時:2024年12月21日(土)14時30分〜16時00分
■会場:完全オンライン
■プログラム
-14時30分〜:「ジャパンハートの能登における活動について」
-14時50分〜:【講演】輪島市 門前総合支所 松下 明氏
「門前と災害、地方自治体の受援体制について」
-15時05分〜:【講演】能登町小木クリニック院長 瀬島照弘医師
「被災者として支援者になること、外部支援者に求めること」
-15時20分〜:【パネルディスカッション】
「本当に必要な支援について考える」
-15時50分〜:【質疑応答】
■登壇者:松下明氏(輪島市 門前総合支所)、瀬島照弘医師(能登町小木クリニック院長)
高橋茉莉子(ジャパンハート災害支援・対策セクション 部長)
■参加費:無料
■申し込み方法:以下お申し込みページより必要事項をご記入ください。
※後日zoomリンクをお送りします。
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〈ジャパンハートのこれまでの主な国内緊急救援活動〉
ジャパンハートの災害支援・対策セクションでは、国内外で発生した大規模災害に対応し、緊急医療支援を実施しています。
■2011年3月〜2014年3月 東日本大震災緊急支援
3月17日に被災地へ入り、現地では、避難所の巡回診療、医療物資の運搬、被災者の心のケア、ボランティアの派遣等を実施しました。
また、地域開業医の方々をサポートするため、石巻にジャパンハートこども・内科クリニックを開院し、約3年間にわたり地域医療を支えました。
■2016年4月 熊本地震緊急救援
熊本市南区の医療対策本部に入り、医療救護班として避難所の医療巡回支援を行いました。その一方で、南阿蘇の老人介護施設に要介護避難者受け入れの要請が多数発生し、困窮している、と言う情報を受け、現地視察。自分たちの力で脆弱な高齢者を守る福祉避難所を申請した施設の要望にこたえ、看護師チームを派遣しました。
■2020年4月〜2022年9月 新型コロナウイルス感染症緊急救援
1. 医療支援チームの派遣
長崎県から、「コスタ・アトランチカ」の乗組員への医療支援活動に対する要請を受けて4月29日〜5月18日にかけて医療チーム(医師・看護師)を派遣したことを最初の人的支援活動として、2022年9月までの間に全国201か所の医療機関・福祉施設に対し、のべ485名の看護師を中心とする医療チームを派遣しました。
2. 医療用マスクの配布
「#マスクを医療従事者に」プロジェクトとしてクラウドファンディングやチャリティオークションを実施し、1万5千人の方から募った約1億5千万円の資金でマスク200万枚を調達。第一種指定感染症医療機関、三次救急医療機関、特定機能病院を中心とする合計726の機関にマスクを配送しました。
3. 介護福祉施設への感染対策指導
全国の介護福祉現場で働く医療/介護従事者の方向けに、防護具の着脱や施設内のゾーニングに関する感染対策指導を実施。
■2021年 8月 令和3年8月豪雨災害緊急支援
佐賀県の武雄市および大町町の避難所への物的支援と感染対策指導、また地域の在宅避難者の方を巡回する保健衛生活動を実施しました。
■2022年 9月 台風14、15号緊急支援
台風14号により甚大な被害を受けた宮崎県に対し、救急救命士スタッフを派遣し物資の緊急支援を実行しました。また、台風15号により甚大な被害を受けた静岡県静岡市清水区に対し、医療チームを派遣し緊急物資支援を実施しました。
■2023年7月 令和5年九州北部豪雨緊急支援
7月10日以降の豪雨により甚大な被害を受けた九州北部に翌11日より医療チームを派遣のうえ、福岡県久留米市にて支援ニーズの調査および人的・物的な緊急支援を実施しました。
≪取材案内≫
能登半島での災害支援や、ジャパンハートの活動に関する取材依頼を受け付けております。
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