【ミャンマー】施設老朽化と資金不足により十分な生活環境にない子どもたちのために―養育施設の建替えプロジェクト始動!里親追加募集も決定
[24/12/03]
提供元:PRTIMES
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天井が剥がれ落ちたままの施設
日本発祥の国際医療NGOである特定非営利活動法人ジャパンハート(東京都台東区 理事長:吉岡春菜 以下ジャパンハート)は、ミャンマー・ヤンゴンで運営する養育施設「Dream Train」の建替えプロジェクトを本格始動しました。
「Dream Train」は、家庭や経済的な理由で学校に通えない人身売買のリスクのある5歳〜18歳の子どもたちを受け入れ、家族と暮らすことが困難な児童を守り、育て、自立を支援する養育施設です。現在120名※の子どもたちが在所しています。※2024年11月時点
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2010年に設立以来、限られた予算内で修繕や増設を繰り返してきましたが、雨季のたびに発生する雨漏りや排水不足による冠水で衛生環境が悪化、天井が剥がれ落ちている箇所もあります。開所当初28名だった在所数も、現在はその約5倍近い120名にも増え、子どもたちはなんとかスペースを確保して自主学習や読書に励んでいますが、十分な生活環境を提供できなくなっているのが現状です。
そこで、大規模な新棟建設プロジェクトを始動させる運びとなりました。総費用は約1億円見込まれるため、より多くの賛同者を募ります。2026年夏頃の完成を予定し、子どもたちが心身ともに安定しながら教育を継続していける新生活を目指します。
また、これまで定員に達していたため募集停止となっていた里親制度も、毎年春の新規児童の入所に向け、募集を再開することが決定しました。応募開始は2025年春予定、Dream Trainサポーター(既存支援者)への優先先行案内ののち、一般受付を開始いたします。
<Dream Train里親制度紹介>
https://www.japanheart.org/donate/foster-parent/myanmar/
なお、12月6日(金)には、イベント『【Dream Train 創立15周年記念】ミャンマーの未来を育む児童養育施設 〜Dream Train活動報告会(オンライン)〜』を開催します。2014年よりミャンマーで活動し、10年間、駐在スタッフとしてDream Trainを支え続けた、日本人スタッフ(以下記載)と現地ミャンマー人のスタッフが、これまでのDream Trainと今後の展望について語ります。
イベントに申し込む
〜取材受付中〜那須田玲菜(なすだれいな) : ミャンマー養育施設「Dream Train」プロジェクトディレクター。静岡県浜松市出身、2014年よりミャンマー・ヤンゴン駐在。高校卒業後、アメリカのニューヨークにダンス留学。アフリカ系アメリカ人が生活に苦しんでいる現状に影響を受け、国際協力の道を志す。東日本大震災や友人の病気をきっかけに「後悔なく生きよう」と思い、2013年、ジャパンハートにインターンとして参画。翌年ミャンマーに渡り、現職。結婚・出産後もミャンマーでの生活を続けている。
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