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Microsoft Azure(※1)上でANSYSソフトウェアに最適化されたクラウド環境「ANSYS Cloud」販売開始のお知らせ

ハイ・パフォーマンス・コンピューティング(HPC)へワンクリックアクセス!大規模計算を手軽に実行し、設計プロセスの生産性を飛躍的に向上させます。

サイバネットシステム株式会社(本社:東京都、代表取締役 社長執行役員:安江 令子、以下「サイバネット」)は、ANSYS, Inc.(本社:米国ペンシルベニア州(以下「ANSYS」))が開発・販売・サポートする「ANSYS(R) Cloud (アンシスクラウド)」の販売および技術サポートを2019年5月29日から開始することをお知らせします。




[表: https://prtimes.jp/data/corp/4714/table/348_1.jpg ]



ANSYS CloudはMicrosoft Azure上でANSYSソフトウェアに最適化されたクラウド環境で、既にサービスを開始している海外6拠点のデータセンターでは広く利用されています。
この度、世界7拠点目として日本国内のデータセンターでサービスが開始されることで、スタートアップ企業からエンタープライズ企業まで国内のあらゆる規模の企業において、オンデマンドシミュレーションやハイ・パフォーマンス・コンピューティング(HPC)の活用が可能となります。より短時間かつ最小限のITリソースで、高精度のシミュレーション結果の取得やより多くの設計バリエーションの検討を可能にし、ビジネスを加速させる優れた製品設計を実現させます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/4714/348/resize/d4714-348-177098-0.png ]

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アンシス・ジャパン株式会社
パートナー営業部 ディレクター 井内 俊彦 氏のコメント
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「サイバネットシステム様がANSYS Cloudの販売を開始されたことについて心より歓迎いたします。
ANSYS Cloudは当社のフラグシップ製品であるANSYS(R) Mechanical™(※2)やANSYS(R) Fluent(R)(※3)からクラウド上のハードウェア及びソフトウェアにオンデマンドでアクセスし、短時間に大規模なシミュレーションモデルを解析して製品設計について優れた洞察を得ることを可能にします。ANSYS Cloudは、ANSYSソフトウェアとMicrosoft AzureサービスおよびHPCインフラストラクチャーに完全にインテグレーションされており、ユーザーはクラウドでの計算処理に関しての複雑な手続きを全く意識することなく完全にシームレスかつ安全で高性能な処理を行うことが可能になっています。
当社はサイバネットシステム様と協調し、高性能な製品を短期間に開発し市場投入したいがHPCでの高速な計算メリットをまだ享受していないお客様や計算機リソースが繁忙期に不足するといった課題をお持ちのお客様に対してANSYS Cloudの堅牢かつ安全で高性能なシミュレーション技術を提供していきます。」

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日本マイクロソフト株式会社 執行役員 パートナー事業本部
パートナービジネス統括本部長 金古 毅 氏のコメント
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「日本マイクロソフトは、サイバネットシステム様がMicrosoft Azure東京リージョン上でANSYSソフトウェアに最適化されたクラウド環境「ANSYS Cloud」の販売を開始されたことを心より歓迎いたします。
本サービスによって、お客様がANSYSソフトウェアから直接かつ簡単にMicrosoft Azureに解析ジョブを投入し、ハードウェアを用意しなくても即時に解析結果が得られるようになります。さらに、より大規模で複雑なモデルを迅速かつ容易に解析することが可能になり、従来とは違った次元で飛躍的な生産性の向上を実現することができます。今後も日本マイクロソフトは、サイバネットシステム様と連携し、クラウドを活用したCAEのデジタルトランスフォーメーションとお客様のビジネスの成長に貢献して参ります。」


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◆ ANSYS Cloudの特長
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■現状のサーバー環境にとらわれず、誰でも簡単にHPCを利用可能
HPCクラスターや社内データセンターなど、大規模計算を行うために通常必要な環境の準備やメンテナンスは必要ありません。慣れ親しんだANSYSソフトウェアからワンクリックでANSYS Cloudにジョブを投入可能です。これにより、あらゆるエンジニアが簡単にHPCを活用することができます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/4714/348/resize/d4714-348-616209-1.jpg ]


■ANSYS用に最適化されており、すぐにシミュレーションを実行可能
ANSYS Cloudはエンジニアが実際にシミュレーションを実行することを考慮して設計されています。ANSYSソフトウェアのソルバーを使用してシミュレーションを実施する際のANSYS Cloud上のハードウェア構成は、最も高いパフォーマンスが出るように、あらかじめ最適化されています。
そのため、ハードウェアの知見がないエンジニアでも、シミュレーションの規模に応じてハードウェア構成をSmall、Medium、Largeから選択するだけで、そのまま利用することができます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/4714/348/resize/d4714-348-440254-3.png ]

■オンプレミス(※4)ライセンスを補完し、ピーク需要の対応が容易に
料金は従量制で、あらかじめANSYS(R) Elastic Units(以下AEU)(※5)を購入しておき、使用した分だけ消費される方式です。従来のライセンス形態と組み合わせて利用することで、シミュレーションへの投資を最適化できます。例えば、オンプレミスのライセンスがフル稼働しているときにのみANSYS Cloudを利用するなど、コストを抑えながらピーク需要に対応できます。

■堅牢かつ安全なクラウド環境
ANSYS Cloudへのアクセスを提供するMicrosoft Azureのプラットフォームは、物理的アクセスの制限、安全なデータ格納、暗号化による機密性の高い製品開発情報の保護などを行っており、堅牢かつ安全にシミュレーションを実行することが可能です。

■いつでもどこでもシミュレーションの進行状況を確認
シミュレーションの進行状況は、モバイル端末やPCからウェブベースのクラウドポータルにアクセスし、リモート・ジョブ・モニターから簡単に確認できます。クラウドポータルを用いて、AEUの総消費量を追跡でき、またシミュレーションの進行状況を他のユーザーと共有することもできます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/4714/348/resize/d4714-348-986346-2.jpg ]

ANSYS Cloudの詳細については、下記Webサイトをご覧ください。
http://www.cybernet.co.jp/ansys/product/lineup/cloud/

ANSYSソフトウェアの詳細については、下記Webサイトをご覧ください。
http://www.cybernet.co.jp/ansys/

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【注釈】
※1:Microsoft Azure:Microsoft社が提供するクラウドプラットフォーム。
※2:ANSYS Mechanical:構造解析と伝熱解析機能を全て備えた構造解析ソルバー。
※3:ANSYS Fluent:乱流、熱伝導、反応、燃焼、空力音響、回転機械、混相流といった多種多様な物理現象をモデル化できる熱流体解析ソルバー。
※4:オンプレミス:サーバーやソフトウェアなどの情報システムを企業が管理する設備内に設置し、運用すること。自社運用とも言う。
※5:ANSYS Elastic Units(AEU):ANSYS Cloudを利用する際に必要となる従量制のライセンス名。
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ANSYSについて
ロケットの打ち上げをご覧になったり、飛行機で空を旅したり、車を運転したり、橋を渡ったり、PCを使ったり、モバイルデバイスの画面にタッチしたり、あるいはウェアラブルデバイスを身に付けたりされたご経験はおありでしょうか。それらの製品は、ANSYSのソフトウェアを使って生み出されたものかもしれません。ANSYSは、工学シミュレーションの世界的リーディングカンパニーとして、今までにない優れた製品の誕生に貢献しています。最高水準の機能と幅広さを備えた工学シミュレーションソフトウェアの提供を通じ、ANSYSは、最も複雑な設計上の課題であっても解決を支援し、製品設計の可能性を想像力の限界まで押し広げています。1970年に設立されたANSYSは、数千人のプロフェッショナルを擁し、その多くは有限要素法解析、数値流体力学、エレクトロニクスおよび半導体、組込みソフトウェア、設計最適化などのエンジニアリング分野で博士号、修士号を取得しています。本社を米国のピッツバーグ南部に置くANSYS は、世界中に75ヵ所以上の戦略的販売拠点を有するとともに、40ヵ国以上のチャネルパートナーとネットワークを築いています。詳細は、 www.ansys.com をご覧ください。

サイバネットについて
サイバネットシステム株式会社は、科学技術計算分野、特にCAE(※)関連の多岐にわたる先端的なソフトウェアソリューションサービスを展開しており、電気機器、輸送用機器、機械、精密機器、医療、教育・研究機関など様々な業種及び適用分野におけるソフトウェア、教育サービス、技術サポート、コンサルティング等を提供しております。また、企業が所有するPC/スマートデバイス管理の効率化を実現するIT資産管理ツールをはじめ、個人情報や機密情報などの漏洩・不正アクセスを防止し、企業のセキュリティレベルを向上させるITソリューションをパッケージやサイバネットクラウドで提供しております。
サイバネットシステム株式会社に関する詳しい情報については、下記Webサイトをご覧ください。
https://www.cybernet.co.jp/

※CAE(Computer Aided Engineering)とは、「ものづくり」における研究・開発時に、従来行われていた試作品によるテストや実験をコンピュータ上の試作品でシミュレーションし分析する技術です。試作や実験の回数を劇的に減らすと共に、様々な問題をもれなく多方面に亘って予想・解決し、試作実験による廃材を激減させる環境に配慮した「ものづくり」の実現に貢献しております。

※記載されている会社名および製品名は、各社の商標および登録商標です。

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本件に関するお問い合わせ先:サイバネットシステム株式会社
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■ 内容および製品の取り扱いについて
メカニカルCAE事業部 戦略企画部/氣仙
TEL:03-5297-3208 E-MAIL:anssales@cybernet.co.jp

■ 報道の方は
コーポレートマーケティング部/新留
TEL:03-5297-3094 E-MAIL: prdreq@cybernet.co.jp

■投資家の方は
経営企画・IR部/目黒
TEL:03-5297-3066 E-MAIL: irquery@cybernet.co.jp
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