世界初*のNFTアートを活用した膿疱性乾癬啓発プロジェクト「Illuminate Tomorrow」始動
[23/01/20]
提供元:PRTIMES
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〜膿疱性乾癬(GPP)患者さんの声をもとに、グラミー賞受賞プロデューサー「ジョン・エッチェン」率いるクリエイティブチーム、およびNFTメタバース事業を行う「Anifie Inc.」と共創〜
[画像1: https://prtimes.jp/i/2981/349/resize/d2981-349-ed7884fe07acb9093e4c-0.jpg ]
※画像はイメージです
2023年1月20 日本/東京
日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役 医薬事業ユニット統括社長:ヤンシュテファン・シェルド、以下「日本ベーリンガーインゲルハイム」)は、日本ベーリンガーインゲルハイムが掲げる“Patient Centricity”の取り組みの一つとして、NFTを活用した膿疱性乾癬(のうほうせいかんせん、GPP:[Generalized Pustular Psoriasis])の患者さんの未来を照らす、世界初*のデジタルアートプロジェクト『Illuminate Tomorrow』を本格始動します。
?プロジェクトサイトURL https://illuminate-tomorrow.com/
本プロジェクトは、NFTを融合したメタバース開発ソリューションを提供するAnifie Inc.と、グラミー賞受賞プロデューサー「ジョン・エッチェン」率いるクリエイティブチームがタッグを組み、一般社団法人INSPIRE JAPAN WPD乾癬啓発普及協会の皆様と共に、企画立案、デジタルアート制作を行いました。
本プロジェクトについて、一般社団法人INSPIRE JAPAN WPD乾癬啓発普及協会の代表 奥瀬正紀氏は「膿疱性乾癬(GPP)は、患者数は少ないものの、乾癬の中で唯一指定難病とされる病気で、皮膚の症状に加えて発熱や倦怠感といった全身の症状からくるつらさがあります。Illuminate Tomorrowではデジタルアートで膿疱性乾癬(GPP)の症状や患者さんの悩みを表現しています。この取り組みを通じて少しでも膿疱性乾癬(GPP)患者さんへの理解や患者同士のつながりがすすむことを期待しています」と述べています。
プロデューサーであるジョン・エッチェン氏は「膿疱性乾癬(GPP)の患者さんの体験談を聞いているとき、心が痛みました。この難病によるつらい経験を伝える作品をつくることで、少しでも啓発に貢献できれば光栄に思います。私はこれまで、数々の素晴らしい映像などの作品を制作指揮する機会に恵まれました。その人生経験を活かして、このプロジェクトで患者さんをサポートできればと思います」と述べています。
NFTを融合したメタバース開発ソリューションを提供するAnifie Inc.代表である岩崎洋平氏は「私は、ブロックチェーンやNFTは、人と人を繋ぐための技術だと思っています。シリコンバレーでも、最近では日本でも、そのために、NFTをSNSのプロファイル写真に載せて繋がるのが主流でした。しかし、本当は、人々はメッセージや想いを通じて繋がるのではないでしょうか。今回のプロジェクトは、参加者の方々の想いと、デジタルランタンや音楽のアーティストの想いが、文字やアートの形でメッセージとなり、ブロックチェーンの上で、一緒になり、永久に残る形です。ブロックチェーンやNFTの転換点になる意義深いプロジェクトだと考えております」と述べています。
日本ベーリンガーインゲルハイム 代表取締役 医薬事業ユニット統括社長 ヤンシュテファン・シェルドは「この活動を通じて一般生活者の方々に膿疱性乾癬(GPP)という疾患や患者さんの悩みやご負担を認知してもらい、必要なサポートが行えるような社会づくりを目指しています。この活動を通じて患者さんのご負担を少しでも軽減できるよう力を尽くして参ります」と述べています。
*医療用医薬品製造販売会社として。当社調べ。2023年1月20日現在
■世界初のNFTアートを活用した膿疱性乾癬(GPP)啓発プロジェクト
[画像2: https://prtimes.jp/i/2981/349/resize/d2981-349-d8fe7e3b0f41d2efd615-1.jpg ]
本プロジェクトは、難病である膿疱性乾癬(GPP)の具体的な悩みや患者さんの声を通じ、社会に啓発そして患者さんをサポートする、新たな仕組みとなるプロジェクトです。
大切な皮膚がただれていく症状や、ときに病名もわからないまま、思い悩む患者さんの孤独に光を当て、患者さん一人ひとりの未来まで明るく照らし出す、つまり「患者さんとその未来をIlluminateしたい」。そんな想いから、光を照らす象徴である「ランタン」をシンボルにしたデジタルアートをアーティスト と制作しました。参加者誰もがそのランタンをサイト上で灯すことでご参加いただけます。たくさんの人にランタンを灯していただくことで、暗い荒野であったWEB空間が、どんどん明るく照らし出されていきます。
ランタンを灯すプロジェクトにはこちらからご参加ください。
?プロジェクトサイトURL https://illuminate-tomorrow.com/
■ランタンで描かれる、膿疱性乾癬(GPP)患者さんの声
[画像3: https://prtimes.jp/i/2981/349/resize/d2981-349-d7c873e7723e97fa2248-2.png ]
ランタンで表現する灯りや影は、「膿疱」「発熱」「痛み」「孤独」「恐怖」といった患者さんたちが抱える辛さや悩みのストーリーをアーティストが聞き、対話から得たインスピレーションをもとに制作しました。
■参加者全員のランタンによって照らされたWEBの世界は、ひとつの大きな「NFT※」に
ランタンによって明るく照らされたWEBの世界は、2023年2月28日の「Rare Disease Day (世界希少・難治性疾患の日、以下:RDD)」に向けて、参加者のコメントや参加時間などの情報を集約化させた「NFT」の形にされ、永遠に残るかたちで保存されます。啓発に賛同する多くの参加者たちによって完成する、唯一無二のNFTアートです。完成したNFTはその後の啓発活動においてさまざまな形で活用していく予定です。
NFT完成イベントにつきましては、2023年2月末頃に都内にて開催予定です。詳細はあらためて発表いたします。
※ブロックチェーン技術を用いて作成される代替不可能なデジタルアートのこと
■クリエイティブチームプロフィール
このデジタルアートプロジェクトを手掛けるのは、グラミー賞受賞プロデューサー「ジョン・エッチェン」、音楽プロデューサー「パトリック・ウッドランド」、デジタルアーティスト「ジョセフ・バートン」、そしてAnifie社CEO岩崎洋平氏です。
◆ ジョン・エッチェン
Anifie社副社長。オックスフォード大学卒業(経営学修士号)。 Bent Image LabおよびSony Pictures Entertainmentで、エグゼクティブ・プロデューサー。ABCテレビ、Fox、NBC、Apple、インテル、ドルビー、日産、フォードなどと、映画・テレビ番組・コマーシャル・音楽ビデオなどを制作。X Files, Lost, “U Can’t Touch This”などの制作に関与。グラミー賞(ロングフォームミュージックビデオ部門)、プラチナレコード、カンヌ国際広告祭(ブロンズライオン)受賞など。
◆ パトリック・ウッドランド
Anifie社副社長。Sex and the City, CBS 60 Minutes, CBS Sunday Morning, Fanastic4, Oddbodsなどの数多くの著名な映画・テレビ番組・コマーシャル・音楽ビデオなどで、作曲をはじめとした音楽制作に関与。
◆ ジョセフ・バートン
チェコ共和国出身。ゲーム「AD2460」や「Gratuitous Space Battles 2」内のアート制作を手掛けるデジタルアーティスト。
◆ 岩崎 洋平
Anifie社CEO。2004年東京大学法学部卒業。在学中に旧司法試験に合格。西村あさひ法律事務所に弁護士勤務。2008年から2011年にスタンフォード大学留学し、MBAおよびMSを取得。在学中にモアシス社を起業し、スタンフォード大学など、シリコンバレーの様々なビジネスプランコンペティションで優勝、North Bridge Venture Partners(6000億円ファンド)などから資金調達後、事業売却。キュリオン社で日本総責任者として、福島原発の後処理に関与。
【膿疱性乾癬[GPP:Generalized Pustular Psoriasis]について】
GPPは、生命を脅かすおそれのある希少な難治性皮膚疾患であり、尋常性乾癬とは臨床的に区別されます[1,2]。GPPは、好中球(白血球の一種)が皮膚に集積することによって引き起こされ、痛みを伴う無菌性膿疱が全身に多発します[1]。臨床経過には幅があり、急性症状の再発を繰り返す患者さんもいれば、症状が遷延して断続的に症状の悪化が起こる患者さんもいます[1]。GPPの急性症状の重症度は人によって異なりますが、治療せずに放置すると、心不全、腎不全、敗血症や多臓器不全などを引き起こす可能性があり、場合によっては命にかかわります。この慢性かつ全身性の疾患は、患者さんのクオリティオブライフに重大な影響を及ぼし、医療にとって負担となります[3]。GPPは、地域によって罹患率に差があり、男性よりも女性の方が、罹患率が高い傾向にあります[2,4,5,6]。許容できる安全性プロファイルを持ち、GPPの急性症状を迅速かつ完全に解消し、再発を防止する治療薬に対するアンメットニーズが存在します。
ベーリンガーインゲルハイムについて
ベーリンガーインゲルハイムは、今日そして次世代にわたり、暮らしを変革する画期的な医薬品や治療法の開発に取り組んでいます。研究開発主導型のバイオ製薬企業のリーディンクカンパニーとして、アンメットメディカルニーズの高い分野において、イノベーションによる価値の創出に日々取り組んでいます。1885年の創立以来、ベーリンガーインゲルハイムは、株式を公開しない独立した企業形態により長期的視野を維持しています。医療用医薬品、アニマルヘルスおよびバイオ医薬品受託製造の3つの事業分野において、52,000人以上の社員が世界130ヵ国以上の市場で事業を展開しています。
詳細は、下記をご参照ください。
https://www.boehringer-ingelheim.com/
(ベーリンガーインゲルハイム)
https://www.boehringer-ingelheim.jp/
(ベーリンガーインゲルハイム ジャパン)
https://annualreport.boehringer-ingelheim.com
(アニュアルレポート 英語)
References
1. Navarini AA, et al. European consensus statement on phenotypes of pustular psoriasis. JEADV. 2017;31:1792-1799.
2. Crowley JJ, et al. A brief guide to pustular psoriasis for primary care providers, Postgraduate Medicine. 2021;133(3):330-344.
3. Hanna M, et al. Economic burden of generalized pustular psoriasis and palmoplantar pustulosis in the United States. Curr Med Res Opin. 2021. 37(5):735-742
4. Ohkawara A et al. Generalized pustular psoriasis in Japan: two distinct groups formed by differences in symptoms and genetic background. Acta Derm Venereol. 1996 Jan;76(1):68–71.
5. Augey F, et al. Generalized pustular psoriasis (Zumbusch): a French epidemiological survey. European Journal of Dermatology. 2006; 16(6):669-673.
6. Jin H, et al. Clinical features and course of generalized pustular psoriasis in Korea. The Journal of Dermatology. 2015; 42(7):674-678.
[画像1: https://prtimes.jp/i/2981/349/resize/d2981-349-ed7884fe07acb9093e4c-0.jpg ]
※画像はイメージです
2023年1月20 日本/東京
日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役 医薬事業ユニット統括社長:ヤンシュテファン・シェルド、以下「日本ベーリンガーインゲルハイム」)は、日本ベーリンガーインゲルハイムが掲げる“Patient Centricity”の取り組みの一つとして、NFTを活用した膿疱性乾癬(のうほうせいかんせん、GPP:[Generalized Pustular Psoriasis])の患者さんの未来を照らす、世界初*のデジタルアートプロジェクト『Illuminate Tomorrow』を本格始動します。
?プロジェクトサイトURL https://illuminate-tomorrow.com/
本プロジェクトは、NFTを融合したメタバース開発ソリューションを提供するAnifie Inc.と、グラミー賞受賞プロデューサー「ジョン・エッチェン」率いるクリエイティブチームがタッグを組み、一般社団法人INSPIRE JAPAN WPD乾癬啓発普及協会の皆様と共に、企画立案、デジタルアート制作を行いました。
本プロジェクトについて、一般社団法人INSPIRE JAPAN WPD乾癬啓発普及協会の代表 奥瀬正紀氏は「膿疱性乾癬(GPP)は、患者数は少ないものの、乾癬の中で唯一指定難病とされる病気で、皮膚の症状に加えて発熱や倦怠感といった全身の症状からくるつらさがあります。Illuminate Tomorrowではデジタルアートで膿疱性乾癬(GPP)の症状や患者さんの悩みを表現しています。この取り組みを通じて少しでも膿疱性乾癬(GPP)患者さんへの理解や患者同士のつながりがすすむことを期待しています」と述べています。
プロデューサーであるジョン・エッチェン氏は「膿疱性乾癬(GPP)の患者さんの体験談を聞いているとき、心が痛みました。この難病によるつらい経験を伝える作品をつくることで、少しでも啓発に貢献できれば光栄に思います。私はこれまで、数々の素晴らしい映像などの作品を制作指揮する機会に恵まれました。その人生経験を活かして、このプロジェクトで患者さんをサポートできればと思います」と述べています。
NFTを融合したメタバース開発ソリューションを提供するAnifie Inc.代表である岩崎洋平氏は「私は、ブロックチェーンやNFTは、人と人を繋ぐための技術だと思っています。シリコンバレーでも、最近では日本でも、そのために、NFTをSNSのプロファイル写真に載せて繋がるのが主流でした。しかし、本当は、人々はメッセージや想いを通じて繋がるのではないでしょうか。今回のプロジェクトは、参加者の方々の想いと、デジタルランタンや音楽のアーティストの想いが、文字やアートの形でメッセージとなり、ブロックチェーンの上で、一緒になり、永久に残る形です。ブロックチェーンやNFTの転換点になる意義深いプロジェクトだと考えております」と述べています。
日本ベーリンガーインゲルハイム 代表取締役 医薬事業ユニット統括社長 ヤンシュテファン・シェルドは「この活動を通じて一般生活者の方々に膿疱性乾癬(GPP)という疾患や患者さんの悩みやご負担を認知してもらい、必要なサポートが行えるような社会づくりを目指しています。この活動を通じて患者さんのご負担を少しでも軽減できるよう力を尽くして参ります」と述べています。
*医療用医薬品製造販売会社として。当社調べ。2023年1月20日現在
■世界初のNFTアートを活用した膿疱性乾癬(GPP)啓発プロジェクト
[画像2: https://prtimes.jp/i/2981/349/resize/d2981-349-d8fe7e3b0f41d2efd615-1.jpg ]
本プロジェクトは、難病である膿疱性乾癬(GPP)の具体的な悩みや患者さんの声を通じ、社会に啓発そして患者さんをサポートする、新たな仕組みとなるプロジェクトです。
大切な皮膚がただれていく症状や、ときに病名もわからないまま、思い悩む患者さんの孤独に光を当て、患者さん一人ひとりの未来まで明るく照らし出す、つまり「患者さんとその未来をIlluminateしたい」。そんな想いから、光を照らす象徴である「ランタン」をシンボルにしたデジタルアートをアーティスト と制作しました。参加者誰もがそのランタンをサイト上で灯すことでご参加いただけます。たくさんの人にランタンを灯していただくことで、暗い荒野であったWEB空間が、どんどん明るく照らし出されていきます。
ランタンを灯すプロジェクトにはこちらからご参加ください。
?プロジェクトサイトURL https://illuminate-tomorrow.com/
■ランタンで描かれる、膿疱性乾癬(GPP)患者さんの声
[画像3: https://prtimes.jp/i/2981/349/resize/d2981-349-d7c873e7723e97fa2248-2.png ]
ランタンで表現する灯りや影は、「膿疱」「発熱」「痛み」「孤独」「恐怖」といった患者さんたちが抱える辛さや悩みのストーリーをアーティストが聞き、対話から得たインスピレーションをもとに制作しました。
■参加者全員のランタンによって照らされたWEBの世界は、ひとつの大きな「NFT※」に
ランタンによって明るく照らされたWEBの世界は、2023年2月28日の「Rare Disease Day (世界希少・難治性疾患の日、以下:RDD)」に向けて、参加者のコメントや参加時間などの情報を集約化させた「NFT」の形にされ、永遠に残るかたちで保存されます。啓発に賛同する多くの参加者たちによって完成する、唯一無二のNFTアートです。完成したNFTはその後の啓発活動においてさまざまな形で活用していく予定です。
NFT完成イベントにつきましては、2023年2月末頃に都内にて開催予定です。詳細はあらためて発表いたします。
※ブロックチェーン技術を用いて作成される代替不可能なデジタルアートのこと
■クリエイティブチームプロフィール
このデジタルアートプロジェクトを手掛けるのは、グラミー賞受賞プロデューサー「ジョン・エッチェン」、音楽プロデューサー「パトリック・ウッドランド」、デジタルアーティスト「ジョセフ・バートン」、そしてAnifie社CEO岩崎洋平氏です。
◆ ジョン・エッチェン
Anifie社副社長。オックスフォード大学卒業(経営学修士号)。 Bent Image LabおよびSony Pictures Entertainmentで、エグゼクティブ・プロデューサー。ABCテレビ、Fox、NBC、Apple、インテル、ドルビー、日産、フォードなどと、映画・テレビ番組・コマーシャル・音楽ビデオなどを制作。X Files, Lost, “U Can’t Touch This”などの制作に関与。グラミー賞(ロングフォームミュージックビデオ部門)、プラチナレコード、カンヌ国際広告祭(ブロンズライオン)受賞など。
◆ パトリック・ウッドランド
Anifie社副社長。Sex and the City, CBS 60 Minutes, CBS Sunday Morning, Fanastic4, Oddbodsなどの数多くの著名な映画・テレビ番組・コマーシャル・音楽ビデオなどで、作曲をはじめとした音楽制作に関与。
◆ ジョセフ・バートン
チェコ共和国出身。ゲーム「AD2460」や「Gratuitous Space Battles 2」内のアート制作を手掛けるデジタルアーティスト。
◆ 岩崎 洋平
Anifie社CEO。2004年東京大学法学部卒業。在学中に旧司法試験に合格。西村あさひ法律事務所に弁護士勤務。2008年から2011年にスタンフォード大学留学し、MBAおよびMSを取得。在学中にモアシス社を起業し、スタンフォード大学など、シリコンバレーの様々なビジネスプランコンペティションで優勝、North Bridge Venture Partners(6000億円ファンド)などから資金調達後、事業売却。キュリオン社で日本総責任者として、福島原発の後処理に関与。
【膿疱性乾癬[GPP:Generalized Pustular Psoriasis]について】
GPPは、生命を脅かすおそれのある希少な難治性皮膚疾患であり、尋常性乾癬とは臨床的に区別されます[1,2]。GPPは、好中球(白血球の一種)が皮膚に集積することによって引き起こされ、痛みを伴う無菌性膿疱が全身に多発します[1]。臨床経過には幅があり、急性症状の再発を繰り返す患者さんもいれば、症状が遷延して断続的に症状の悪化が起こる患者さんもいます[1]。GPPの急性症状の重症度は人によって異なりますが、治療せずに放置すると、心不全、腎不全、敗血症や多臓器不全などを引き起こす可能性があり、場合によっては命にかかわります。この慢性かつ全身性の疾患は、患者さんのクオリティオブライフに重大な影響を及ぼし、医療にとって負担となります[3]。GPPは、地域によって罹患率に差があり、男性よりも女性の方が、罹患率が高い傾向にあります[2,4,5,6]。許容できる安全性プロファイルを持ち、GPPの急性症状を迅速かつ完全に解消し、再発を防止する治療薬に対するアンメットニーズが存在します。
ベーリンガーインゲルハイムについて
ベーリンガーインゲルハイムは、今日そして次世代にわたり、暮らしを変革する画期的な医薬品や治療法の開発に取り組んでいます。研究開発主導型のバイオ製薬企業のリーディンクカンパニーとして、アンメットメディカルニーズの高い分野において、イノベーションによる価値の創出に日々取り組んでいます。1885年の創立以来、ベーリンガーインゲルハイムは、株式を公開しない独立した企業形態により長期的視野を維持しています。医療用医薬品、アニマルヘルスおよびバイオ医薬品受託製造の3つの事業分野において、52,000人以上の社員が世界130ヵ国以上の市場で事業を展開しています。
詳細は、下記をご参照ください。
https://www.boehringer-ingelheim.com/
(ベーリンガーインゲルハイム)
https://www.boehringer-ingelheim.jp/
(ベーリンガーインゲルハイム ジャパン)
https://annualreport.boehringer-ingelheim.com
(アニュアルレポート 英語)
References
1. Navarini AA, et al. European consensus statement on phenotypes of pustular psoriasis. JEADV. 2017;31:1792-1799.
2. Crowley JJ, et al. A brief guide to pustular psoriasis for primary care providers, Postgraduate Medicine. 2021;133(3):330-344.
3. Hanna M, et al. Economic burden of generalized pustular psoriasis and palmoplantar pustulosis in the United States. Curr Med Res Opin. 2021. 37(5):735-742
4. Ohkawara A et al. Generalized pustular psoriasis in Japan: two distinct groups formed by differences in symptoms and genetic background. Acta Derm Venereol. 1996 Jan;76(1):68–71.
5. Augey F, et al. Generalized pustular psoriasis (Zumbusch): a French epidemiological survey. European Journal of Dermatology. 2006; 16(6):669-673.
6. Jin H, et al. Clinical features and course of generalized pustular psoriasis in Korea. The Journal of Dermatology. 2015; 42(7):674-678.