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東京国立博物館と凸版印刷、VR作品『日本工芸の名宝 色絵月梅図茶壺・八橋蒔絵螺鈿硯箱』を再上演

TNM & TOPPAN ミュージアムシアターにて、名工が作り出した世界観を仮想体験

 独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館(所在地:東京都台東区、館長:銭谷 眞美、以下 東京国立博物館)、独立行政法人国立文化財機構文化財活用センター(所在地:東京都台東区、センター長:旭 充、以下 文化財活用センター)と凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長: 麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、東京国立博物館東洋館内TNM & TOPPAN ミュージアムシアターにて、2020年1月2日(木)から3月8日(日)まで、VR作品『日本工芸の名宝 色絵月梅図茶壺・八橋蒔絵螺鈿硯箱』を再上演します。




[動画: https://www.youtube.com/watch?v=qI2ILTV2qyQ ]



 また、東京国立博物館では1月28日(火)から4月19日(日)まで、本館8室にて重要文化財「色絵月梅図茶壺」が展示されます。1月28日(火)から3月8日(日)までの期間は、実物とVR双方を鑑賞できます。
 
 本VR作品は、日本工芸を代表する名品である重要文化財「色絵月梅図茶壺(いろえげつばいずちゃつぼ)」と国宝「八橋蒔絵螺鈿硯箱(やつはしまきえらでんすずりばこ)」の細部や、内側から意匠を透かした姿を見ることで、バーチャルリアリティならではの工芸品鑑賞を可能にしています。2016年に初上演された際には、「硯箱や壺の中に入って、内側から絵柄を見るという体験は新鮮で驚いた」「大きく拡大したり、360度さまざまな角度で見たりできたのがとても面白かった」など好評をいただきました。
 今回の再上演では、初めての試みとしてVR作品の特長を活かし、上演するナビゲーターごとにBGMを使いわけます。BGMが変わることで複数回鑑賞しても作品の印象が変わり、それぞれ異なった雰囲気を持つ上演との一期一会の出会いを楽しむことができます。

 上演終了後は、スクリーンに映し出されたVR映像を記念撮影することが可能です。撮影した写真をSNSに投稿した方には、ミュージアムシアターオリジナルのステッカーをプレゼントします。
 1月2日(木)、3日(金)のお正月上演では、作品を鑑賞したお客さま全員に、シアター特製クリアファイルとシアター鑑賞引換券をプレゼントします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/33034/350/resize/d33034-350-332830-1.jpg ]


■ 上演案内

[表: https://prtimes.jp/data/corp/33034/table/350_1.jpg ]



■ VR作品『日本工芸の名宝 色絵月梅図茶壺・八橋蒔絵螺鈿硯箱』について
 仁清の重要文化財「色絵月梅図茶壺」と尾形光琳作の国宝「八橋蒔絵螺鈿硯箱」は、いずれも江戸時代に作られた日本を代表する工芸品です。
 本作品では、この2つの名品をVRならではの方法で鑑賞します。細部を拡大し微細な螺鈿細工を鑑賞したり、硯箱と壺それぞれの内側に入り込む仮想体験によって、名工が作り出した絶対的な美の世界を鑑賞することができ、日本が誇る名宝の美しさを堪能することができます。

・光や視点の変化に応じた金や螺鈿の見え方を表現
 凸版印刷のVR技術により、光の変化に応じた金蒔絵のきらめきや、見る角度に応じた螺鈿細工の色の変化を表現しています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/33034/350/resize/d33034-350-846103-10.jpg ]


・工芸品の表面の凹凸まで精緻に再現
 CTスキャンなどのデータを活用し、作品の造形だけでなく金泥のわずかな盛り上がりなども再現しています。

[画像3: https://prtimes.jp/i/33034/350/resize/d33034-350-904677-9.jpg ]


・工芸品の中に入り、内側から絵柄を鑑賞
 硯箱と壺それぞれの中に入り込む仮想体験によって、名工が作品の中に作り出した世界観を堪能することができます。


[画像4: https://prtimes.jp/i/33034/350/resize/d33034-350-604724-12.jpg ]


■ 重要文化財「色絵月梅図茶壺」・国宝「八橋蒔絵螺鈿硯箱」について

 重要文化財「色絵月梅図茶壺」 仁清 東京国立博物館蔵
 仁清は天皇や公家など身分の高い人々のために作品を作り、色絵によって焼き物の新境地を開きました。その代表作である「色絵月梅図茶壺」には、絵画のように色彩豊かに満月と紅白梅が描かれています。
[画像5: https://prtimes.jp/i/33034/350/resize/d33034-350-429551-4.jpg ]


 国宝「八橋蒔絵螺鈿硯箱」 尾形光琳作 東京国立博物館蔵
 尾形光琳は琳派を代表する天才作家で、数々の名作を生み出しました。漆芸の代表作「八橋蒔絵螺鈿硯箱」は、外側には燕子花と八橋が、内側には水の流れがデザイン的に表わされています。
[画像6: https://prtimes.jp/i/33034/350/resize/d33034-350-579860-3.jpg ]


■ SNSハッシュタグ投稿でステッカープレゼント
 上演終了後には、高精細なVRデータを活用した本作品ならではの映像を週替わりでスクリーンに投影します。
 撮影した写真や感想などにハッシュタグ「♯トーハクでVR月梅八橋」または「#MuseumTheaterVR」をつけてSNSに投稿した方には、ミュージアムシアター限定オリジナルステッカーをプレゼントします。
[画像7: https://prtimes.jp/i/33034/350/resize/d33034-350-833627-11.jpg ]

[画像8: https://prtimes.jp/i/33034/350/resize/d33034-350-422079-6.jpg ]


※交換日時:2020年1月 2日(木)〜3月 8日(日)のシアター上演日9:30〜17:00
※月曜日・火曜日はシアター休演日(祝日を除く)
○対象SNS:Twitter/Facebook/Instagramなど
○交換方法:投稿した画面をカウンタースタッフに提示

■ お正月記念上演実施&オリジナルグッズをプレゼント
 2020年1月2日(木)、3(金)はお正月を記念して、11時回に追加上演を行います。
 また、当日同VR作品をご覧いただいたお客様には、これまでシアターで上演してきた文化財をあしらった特製クリアファイルと、シアター鑑賞引換券をプレゼントします。
[画像9: https://prtimes.jp/i/33034/350/resize/d33034-350-941561-7.jpg ]

■ 「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」について
 「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」は、VRによる文化財の新しい鑑賞方法を体験できる施設です。「バーチャルリアリティで時空を超える」をコンセプトに、東京国立博物館の収蔵品を中心とする文化財デジタルアーカイブをVR技術で可視化。専属ナビゲーターがライブでVRを操作する上演で、あたかもコンピュータが生成する三次元空間の中にいるかのような感覚で文化財を鑑賞できます。文化財の往時の姿の再現や肉眼では鑑賞することが難しい細かなディテールの拡大など、デジタルならではの文化財との新たな出会いと楽しみ方を提供する空間です。
・超高精細4KプロジェクタによるVR映像投映
・スクリーンサイズ: 300インチ(横幅6.6m、高さ3.7m)
・シアターHP: http://www.toppan-vr.jp/mt/

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* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以  上
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