マルチコア・プロセッサが急速に組込みマザーボードに普及
[08/10/08]
提供元:DreamNews
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先端分野の市場情報を提供する株式会社グローバル インフォメーション(神奈川県川崎市、代表取締役社長:小野 悟)は、米国調査会社VDC Research Group発行の最新英文調査報告書「(MCBREA): 2008 MARKET INTELLIGENCE SERVICE VOLUME 02: EMBEDDED MOTHERBOARDS」の販売を開始致しました。
米国の調査会社VDC Research Groupが発行した調査報告書「MERCHANT COMPUTER BOARDS FOR REAL-TIME AND EMBEDDED APPLICATIONS (MCBREA):2008 MARKET INTELLIGENCE SERVICE VOLUME 02: EMBEDDED MOTHERBOARDS」によると、マルチコア・プロセッサが組込みマザーボード市場において勢いを増しており、まもなくこうした基板の多くに搭載されるプロセッサ・ソケットを独占すると見られています。最初のマルチコア・プロセッサは2年前に組込み市場に登場しました。2007年当時は、まだ組込みデスクトップフォームファクター(ATX、microATX、FlexATX、Mini-ITX、およびそれらの派生製品)マザーボードの2割程度しかマルチコアx86プロセッサを搭載していない状況でした。
しかしこの割合は2010年までに増加する見込みで、組込みデスクトップフォームファクター・マザーボード全体の5割近くになるでしょう。Mini-ITXなど新たな小型フォームファクター・マザーボードの普及によって、組込みマザーボード市場におけるマルチコア・プロセッサの導入が加速しています。こうした新たなフォームファクターセグメントの市場シェアを広げるため、供給業者は新デザインを発表しなければなりません。というのも、それらは新たなフォームファクターとなるため、マルチコア・プロセッサを採用できる未開発分野のフォームファクターを設計しようとするからです。
マルチコア製品に対する消費者の需要と、組込みプロセッサの供給業者が製品ポートフォリオとロードマップをマルチコアに移行させようとしていることも後押しとなるほか、マルチコア・プロセッサの高い処理能力と電力効率もまた組込みマザーボードへの急速な導入を牽引しています。
組込みマザーボード市場はマルチコアに移行しつつ組込み基板市場の中で最も急速に拡大するセグメントのひとつで、これはコモディティ基板市場が急速に変化する商業市場に密接に関連しているためです。しかしながら、スロットシングルボードコンピュータやメザニン、COMなどその他の組込み基板市場セグメントも急速に変化しており、マルチコアの付加的利点を模索しています。
【 英文市場調査報告書 】
MERCHANT COMPUTER BOARDS FOR REAL-TIME AND EMBEDDED APPLICATIONS 2008 MARKET INTELLIGENCE SERVICE VOLUME 02: EMBEDDED MOTHERBOARDS
リアルタイム・組込みアプリケーション向け商用コンピューターボード市場:第2巻 組込み用マザーボード
http://www.infoshop-japan.com/study/vd67617-motherboards.html
出版社VDC Research Group
出版日2008/07
【 本件に関するお問合せ先 】
株式会社グローバル インフォメーション
〒215-0004 川崎市麻生区万福寺 1-2-3
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