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【導入事例】ベネッセ、自社データセンターをクラウドへ本格移行

〜2,500超の仮想サーバーをMicrosoft Azureへ、全社レベルで利用可能な共通基盤を構築〜

ソフトバンク・テクノロジー株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:阿多 親市、以下SBT)は、株式会社ベネッセコーポレーション(所在地:岡山市北区、代表取締役社長:小林 仁、以下ベネッセ)の、オンプレミス(サーバー設置型)サーバー上の2,500を超える仮想サーバーを移行するためのセキュアな共通基盤をMicrosoft Azure 上に構築し、Webアプリケーションやサーバーのセキュリティシステムを24時間365日体制で運用・監視するマネージド・セキュリティ・サービスを導入したことをお知らせします。

▼ 本事例の詳細はこちらをご覧ください。
https://www.softbanktech.jp/case/list/benesse/

■導入の背景

ベネッセは一人ひとりにあわせた教育の提供を目指し、その一環として商品やサービスのデジタル化に注力しています。商品やサービスの企画部門と開発部門を統合するなど組織レベルでもデジタル化を推進しており、開発や事業スピードを加速させていく中、開発環境や本番環境もそのスピードに対応するため、自社データセンターのオンプレミスサーバーから素早い環境構築や新テクノロジー導入が容易なパブリッククラウドへの移行に踏み切りました。

パブリッククラウドの選定については、クラウドを全社レベルで利用すること、またこれまで稼働してきたオンプレミス上の数千台の仮想サーバーやWebシステムの管理も考慮し、サポート体制やコスト面、セキュリティやプライバシー保護に対する取り組みから、Microsoft Azure を採用しました。

SBTはMicrosoft Azureの構築にあたりベネッセと協力してセキュリティポリシーを作成し、ポリシーに準じた共通基盤や認証システムの構築、オンプレミス環境と同等の標準的なセキュリティ対策を行いました。またこれらのクラウドサーバーや、Webアプリケーションのセキュリティシステムを24時間365日体制で運用・監視するマネージド・セキュリティ・サービスの導入を行いました。

現在は既存アプリケーションのオンプレミスからクラウドへの移行に関してガイドラインを整備し、オンプレミス環境で稼働していたアプリケーションの移行支援を実施しています。


■株式会社ベネッセコーポレーションについて

ベネッセコーポレーションは、国内教育、海外事業、介護・保育、語学を展開しているベネッセグループの中で、「進研ゼミ」「こどもちゃれんじ」などの通信教育講座、学習塾、学校向け事業を中心に展開しています。現在、2020年度の教育改革を見据え、一人ひとりにあわせた商品やサービスの提供を実現するため、ITの活用に注力しています。
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