Linux Foundation Japan 初代エバンジェリストに日立グループから2名選出
[24/08/19]
提供元:PRTIMES
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[画像1: https://prtimes.jp/i/67590/368/resize/d67590-368-dd08aee5a9750ea5985f-0.jpg ]
このたび、Linux Foundation Japan(以下、LF Japan)が開始したエバンジェリストプログラムの初代エバンジェリストに、株式会社日立製作所(以下、日立)の中村 雄一(なかむら ゆういち)と株式会社日立ソリューションズ(以下、日立ソリューションズ)の渡邊 歩(わたなべ あゆみ)の2名が選出され、今後The Linux Foundationプロジェクトのプロモーション活動を日本で主導する役割を担います。
日立は、LFの創立当初からスポンサーとしてコミュニティをサポートし、オープンソースソフトウェア(以下、OSS)の開発貢献やイベントの運営などに取り組んできました。日立の中村 雄一は、20年以上OSSコミュニティ活動に携わり、近年LFのボードメンバーとして国内コミュニティとCloud Native Computing Foundation(以下、CNCF)などの関連団体との橋渡しを行い、Cloud Native Community Japan(以下、CNCJ)設立の発起人を務めました*1。日立ソリューションズの渡邊 歩は、日本企業におけるSBOM(ソフトウェア部品表)の普及や企業間のコラボレーションの創出と推進に尽力し、OpenChain*2 JapanのPlanningリーダーを務めています。これらの活動実績が、プロジェクトやコミュニティの関係者から、第一線で特に顕著なリーダーシップを発揮していると評価され、LF Japanの初代エバンジェリスト選出に至りました。
*1 クラウドネイティブの技術革新を促す日本初の公式コミュニティ「Cloud Native Community Japan」
設立に参画:2023年12月1日 https://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2023/12/1201.html
*2 OpenChainとは、The Linux Foundationの公式プロジェクトの一つで、組織がOSSのライセンス
コンプライアンスプログラムを構築するための指針を整備し提供しているプロジェクト
LF Japanエバンジェリストプログラムは、日本におけるLFプロジェクトのプロモーション活動を、よりコミュニティドリブンで行うことを目的としており、LFプロジェクトの以下のような活動の普及を日本で主導します。
・ユーザ会やカンファレンス等のミートアップの開催
・ドキュメントやトレーニング資料の作成および翻訳
・講演、ブログ執筆、その他のプロモーション活動
今後も、日立グループは、OSSコミュニティ活動を通じた先端エンジニアの人財育成や活躍を促進するとともに、こうした活動で培った高い技術力とリーダーシップをもとに、お客さまや社会の課題を解決するほか、デジタル変革による国際的競争力向上に貢献していきます。
■日立グループから選出されたLinux Foundation Japan初代エバンジェリストについて
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中村 雄一
役割と経歴(発表時点)
株式会社日立製作所 OSSソリューションセンタ
チーフOSSストラテジスト、博士(工学)
● 2001年〜:OSSセキュリティの研究開発に携って以降、特に国内でのSELinux*3の普及活動をリードし、
多数のコードをコミュニティに提供
● 2015年:SELinuxに関するOSS開発活動が認められ、OSSセキュリティの コミュニティメンバーと共に、
情報処理学会より「喜安記念業績賞」を受賞
● OSS Keycloakを活用したAPI管理ソリューションを立ち上げ、メンテナも育成
● 2022年:LFのボードメンバーに就任
● 2023年:CNCFのJapan ChapterであるCNCJの設立に参画
[画像3: https://prtimes.jp/i/67590/368/resize/d67590-368-e97a6b4f1befe36cf017-0.jpg ]
渡邊 歩
役割と経歴(発表時点)
株式会社日立ソリューションズ ITプラットフォーム事業部
デジタルアクセラレーション本部 サービスソリューション部 シニアOSSスペシャリスト
● 日本企業におけるSBOMやOSSの活用に関するコンサルティングを提供する傍ら、
コミュニティ活動や情報発信を実施。知識・経験の共有と繋がりの構築をテーマに、
さまざまなコラボレーションの創出と推進に尽力
● 2020年:日立ソリューションズの国内初OpenChain公式パートナー認定を主導
● 2023年〜:LF配下のOpenChain JapanのPlanningリーダーとして、
OSS管理の国際標準ISO/IEC 5230の普及や、企業間のソフトウェアサプライチェーンの強靭化を推進
*3 SELinux(Security-Enhanced Linux)とは、Linuxシステムにアクセスできるユーザを詳細に制御できるモジュール。Linuxカーネルに組み込まれている。
■The Linux Foundationについて
Linuxを中心としたOSSの開発コミュニティや開発者のサポートを行い、OSSの発展を支えている世界随一の団体です。また、"Linux"商標の保護を柱としたOSSの法的支援や、Open Source SummitやKubeCon+CloudNativeCon等のカンファレンスも運営しています。LFの日本オフィスであるLF Japanは、日本の企業とコミュニティがLFプロジェクトの推進するグローバルなオープンエコシステムに参加し、共に成長し発展するための活動を支援しています。
■関連リンク
・Linux Foundation Japan Evangelist Program ホームページ(外部サイト)
https://www.linuxfoundation.org/japan-evangelist-program
・日立 OSS(オープンソース・ソフトウェア) ホームページ
https://www.hitachi.co.jp/products/it/oss/index.html
・日立ソリューションズ ソフトウェア部品管理ソリューション ホームページ
https://www.hitachi-solutions.co.jp/sbom/
■商標注記
記載の会社名、製品名などは、それぞれの会社の登録商標もしくは商標です。
■お問い合わせ先
株式会社日立製作所 クラウドサービスプラットフォームビジネスユニット
マネージド&プラットフォームサービス事業部
お問い合わせフォーム:https://www.hitachi.co.jp/it-pf/inq/NR/
株式会社日立ソリューションズ 経営戦略統括本部 経営企画本部 広報部
お問い合わせフォーム:https://www.hitachi-solutions.co.jp/inquiry/
以上