建物のCO2排出量・LCA計算の自動化および最適部材の提案を行い、エンボディド・カーボンも含めたライフサイクル全体の排出量を最適化するVizcabへ出資
[24/05/29]
提供元:PRTIMES
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グローバル・ブレイン株式会社(以下、グローバル・ブレイン)が運営する、フコク CVC ファンド-THE MUTUAL for Next 100-(以下、TMN100)は、建物のCO2排出量・LCA*1計算の自動化および最適部材の提案を行い、エンボディド・カーボン*2も含めたライフサイクル全体の排出量を最適化するVizcabへ出資を実行したことをお知らせいたします。
*1 LCA(Life Cycle Assessment):製品やサービスのライフサイクル全体の環境負荷を多角的に定量化する評価手法
*2エンボディド・カーボン:建物の材料調達・運搬・建設・改修・除却等で排出される温室効果ガス量
[画像: https://prtimes.jp/i/47342/374/resize/d47342-374-eba235909d9c88b7cbe9-0.png ]
産業別CO2排出量の割合は建設部門が37%を占めており(2022年度時点)、パリ協定により2030年までに排出量を45%削減するという大きな課題に立ち向かっています。今後オペレーショナルカーボン*3が減っていくことで、将来的な排出量の大部分はエンボディド・カーボンになることが予測されており、両者を含めた建物のLCAを正しく把握して排出量の少ない構造や材料を取り入れていく努力が必要となります。特にフランスはLCA規制が進んでおり、RE2020規制*4により全ての新規建造物の排出量リミットが設定され、デベロッパーはその規制へのコミットメントと第三者による認証取得が求められます。2027年までにはEU全27か国へ同様の規制が適用される見込みです。しかし、現状のLCAは環境コンサル等による非常にマニュアルかつ高額な方法で行われており、また既存のプラットフォームもプロセスの自動化がされていないため非効率なソリューションが使用されています。
*3 オペレーショナルカーボン:建物運用に関わる排出量
*4 RE2020規制:建物のエネルギー性能と快適性を継続的に向上させ、同時にCO2排出量を削減することを目的として、2020年にフランスで制定された新たな環境規制
Vizcabは建物のエンボディド・カーボンも含めたライフサイクル全体のCO2排出量・LCA計算を自動化し、最適な部材提案およびポートフォリオ全体の排出量分析まで行う事で、顧客の排出量最適化、業務効率化、規制順守の徹底に貢献します。独自の膨大なデータベースとAIにより、設計の段階から部材単位で排出量およびコストの計算ができることで、ユーザーは排出量規制に沿った最適な設計・部材調達を実現できます。また規制に遵守した方法でLCA計算・レポートを作成し大幅な工数削減にも寄与します。同社の特徴はプロジェクトに関わる全てのステークホルダー(デベロッパー、エンジニア/建築家、部材メーカー)が簡単にコラボレーションし、建物設計〜引き渡しまでの全てのプロセスで使用することが可能です。さらには、ポートフォリオ全体を分析し、プロジェクト・部材レベルで排出量を最適化することもできます。
グローバル・ブレインはVizcabの建設業界とテック業界における深い知見を持つバランスの良い経営陣・チーム、市場におけるユニークなポジショニング、そして市場ニーズを捉えて作りこまれたプロダクトを高く評価し、出資を決定いたしました。今後、国内の事業会社との連携を含めた多面的な支援をすることで、Vizcabの事業成長に貢献してまいります。
■Vizcabについて
所在地 Lyon, France
創業者 Thomas Juselme、Guillaume Lafont
設立日 2015年
事業内容 建物のCO2排出量・LCA計算の自動化および最適部材の提案を行い、エンボディド・カーボンも含めたライフサイクル全体の排出量を最適化するプラットフォームを提供
URL https://vizcab.io/
■TMN100について
登記上の名称 富国-GB投資事業有限責任組合
無限責任組合員 グローバル・ブレイン株式会社
■グローバル・ブレインについて
会社名 グローバル・ブレイン株式会社
所在地 東京都渋谷区桜丘町10-11
代表者 代表取締役社長 百合本 安彦
設立日 1998年1月
事業内容 ベンチャーキャピタル事業
URL https://globalbrains.com/
*1 LCA(Life Cycle Assessment):製品やサービスのライフサイクル全体の環境負荷を多角的に定量化する評価手法
*2エンボディド・カーボン:建物の材料調達・運搬・建設・改修・除却等で排出される温室効果ガス量
[画像: https://prtimes.jp/i/47342/374/resize/d47342-374-eba235909d9c88b7cbe9-0.png ]
産業別CO2排出量の割合は建設部門が37%を占めており(2022年度時点)、パリ協定により2030年までに排出量を45%削減するという大きな課題に立ち向かっています。今後オペレーショナルカーボン*3が減っていくことで、将来的な排出量の大部分はエンボディド・カーボンになることが予測されており、両者を含めた建物のLCAを正しく把握して排出量の少ない構造や材料を取り入れていく努力が必要となります。特にフランスはLCA規制が進んでおり、RE2020規制*4により全ての新規建造物の排出量リミットが設定され、デベロッパーはその規制へのコミットメントと第三者による認証取得が求められます。2027年までにはEU全27か国へ同様の規制が適用される見込みです。しかし、現状のLCAは環境コンサル等による非常にマニュアルかつ高額な方法で行われており、また既存のプラットフォームもプロセスの自動化がされていないため非効率なソリューションが使用されています。
*3 オペレーショナルカーボン:建物運用に関わる排出量
*4 RE2020規制:建物のエネルギー性能と快適性を継続的に向上させ、同時にCO2排出量を削減することを目的として、2020年にフランスで制定された新たな環境規制
Vizcabは建物のエンボディド・カーボンも含めたライフサイクル全体のCO2排出量・LCA計算を自動化し、最適な部材提案およびポートフォリオ全体の排出量分析まで行う事で、顧客の排出量最適化、業務効率化、規制順守の徹底に貢献します。独自の膨大なデータベースとAIにより、設計の段階から部材単位で排出量およびコストの計算ができることで、ユーザーは排出量規制に沿った最適な設計・部材調達を実現できます。また規制に遵守した方法でLCA計算・レポートを作成し大幅な工数削減にも寄与します。同社の特徴はプロジェクトに関わる全てのステークホルダー(デベロッパー、エンジニア/建築家、部材メーカー)が簡単にコラボレーションし、建物設計〜引き渡しまでの全てのプロセスで使用することが可能です。さらには、ポートフォリオ全体を分析し、プロジェクト・部材レベルで排出量を最適化することもできます。
グローバル・ブレインはVizcabの建設業界とテック業界における深い知見を持つバランスの良い経営陣・チーム、市場におけるユニークなポジショニング、そして市場ニーズを捉えて作りこまれたプロダクトを高く評価し、出資を決定いたしました。今後、国内の事業会社との連携を含めた多面的な支援をすることで、Vizcabの事業成長に貢献してまいります。
■Vizcabについて
所在地 Lyon, France
創業者 Thomas Juselme、Guillaume Lafont
設立日 2015年
事業内容 建物のCO2排出量・LCA計算の自動化および最適部材の提案を行い、エンボディド・カーボンも含めたライフサイクル全体の排出量を最適化するプラットフォームを提供
URL https://vizcab.io/
■TMN100について
登記上の名称 富国-GB投資事業有限責任組合
無限責任組合員 グローバル・ブレイン株式会社
■グローバル・ブレインについて
会社名 グローバル・ブレイン株式会社
所在地 東京都渋谷区桜丘町10-11
代表者 代表取締役社長 百合本 安彦
設立日 1998年1月
事業内容 ベンチャーキャピタル事業
URL https://globalbrains.com/