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大規模集合住宅「プラウドシティ日吉」での商品配送に係る実証実験を開始

― 「買い物の負担が無い未来」の実現に向けた検証の場として、複合施設を活用 ―

株式会社KDDI総合研究所(本社:埼玉県ふじみ野市、代表取締役所長:中村 元、以下KDDI総合研究所)と、野村不動産ホールディングス株式会社(代表取締役社長:沓掛 英二、以下野村不動産HD)は2022年2月28日から、大規模マンション「プラウドシティ日吉」(分譲主:野村不動産ほか)の住民を対象とした、ロボットを用いた商品配送に係る実証実験(以下、本実証実験)を段階的に開始します。




■概要
本実証実験は、プラウドシティ日吉居住者を対象として行います。対象者が街区内にある地域密着型商業施設ソコラ日吉内の店舗で取り扱う商品を実験用ECサイトから購入すると、その商品は、配送スタッフまたは配送ロボットにより各階または各住戸まで届けられます。安価な配送料金設定と、専属スタッフまたはロボットを組み合わせた配送により、1品からでも気兼ねなく注文ができる仕様を構築し、飲食料品の予期せぬ不足、忙しい朝食夜食時の総菜・おつまみの追加など、いざというときに頼れるちょっと便利な解決手法を提供します。これにより、新しいライフスタイルを提案します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/25694/384/resize/d25694-384-9ca3cd7ffe02cd9a985a-0.png ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/25694/384/resize/d25694-384-ac5b2354134d8ec58bd3-1.png ]

※画像はイメージです。また、デザインや表示内容は今後変更する可能性があります。

■各社の役割と本実証実験を通じて目指すもの
本実証実験では、KDDI総合研究所がこれまで培ってきたロボット配送技術の提供とECサイトの構築を行い、野村不動産HDはグループとして、プラウドシティ日吉居住者や入居テナントの協力の下、運営する地域密着型商業施設ソコラ日吉を実証実験の場として提供します。これらに加えて、エリアマネジメント組織である一般社団法人ACTO日吉によりプラウドシティ日吉居住者を含む地域住民の理解・協力を得ながら、ロボット配送技術に係る実施設での稼働可能性や対象者の利用実態・反応を見極め、ロボットによる配送技術の確立、ひいては安全・安心かつ便利な街づくりのモデルケース構築に資するよう目指します。

KDDI総合研究所は、「買い物の負担を無くし、自分の時間が増える未来」の実現を目指した研究開発を進め、その一環としてロボットによる配送技術(ライフデリバリー)の確立に努めています。ライフデリバリーでは、これまでに2030年を見据えた新たなライフスタイルを提案する研究拠点「KDDI research atelier」において、所員を対象としたロボットによる配送実験を実施しました。今回、プラウドシティ日吉で行う本実証実験を通じ、生活者の実生活に即した形で新しいライフスタイルの仮説検証に取り組むとともに、これまで培ったロボット配送技術の実用性および事業化の可能性を見極めます。

野村不動産グループは本実証実験を通じて、利便性の高いサービスを通じた住宅居住者への新たな価値提供、デジタルを活用した配送技術・枠組みを通じた商業施設入居テナントに対する販促支援サービスの提供を目指します。また、住宅・商業に留まらず、グループで運営するサービス付き高齢者住宅への商品配送可能性やニーズの把握、さらにはロボットを活用したコミュニティ育成などさまざまな可能性を模索し、デジタルテクノロジーを活用した付加価値提供として今後の大規模複合開発物件など、グループ内におけるさまざまな応用展開を目指します。野村不動産グループでは、DX・イノベーション推進部の下、グループ連携のデジタル活用施策を推進してまいりました。これからもグループ全体の競争力向上を目指し、ICT やデジタル技術を活用したさまざまな取り組みを推進してまいります。

■KDDI research atelierについて
KDDI research atelierは、東京 虎ノ門にある、KDDI総合研究所の調査・応用研究拠点です。本拠点では、次世代社会構想「KDDI Accelerate 5.0」をもとに、KDDIグループのアセットを活用しながら国内外の企業や研究機関とパートナーシップを組み、中長期的な社会・生活者の課題の解消と、生活者一人ひとりに最適化されたライフスタイルの実現を目指します。また、「KDDI Accelerate 5.0」で示した7つのテクノロジーの応用研究を推進し、実現に向けた取り組みを加速していきます。本実証実験では、7つのテクノロジーの中の「ロボティクス」を活用しています。
https://rp.kddi-research.jp/atelier/

■一般社団法人ACTO日吉について
一般社団法人ACTO日吉は、「港北区箕輪町二丁目地区地区計画」の区域を中心としたエリアにおいて、プラウドシティ日吉・オウカス日吉住民のみならず、地域住民、企業、教育機関、活動団体、行政などの多様な主体と連携しながら、安全・安心に暮らし続けられ、次世代につながる魅力あるコミュニティづくりを地域ぐるみで推進し、魅力的な暮らしの未来を創り・育てるまちの運営を行っています。
https://www.acto-nreg.jp/series/hiyoshi/

■大規模複合開発「プラウドシティ日吉」について
プラウドシティ日吉は野村不動産グループが推進する、「住」「商」「健」「学」の4つの機能を集積させた大規模複合開発です。安心・快適にお住まいいただけるレジデンス棟3棟・総戸数1,318戸の分譲マンションであるプラウドシティ日吉レジデンスI〜III(一部分譲中)を中心として、地域密着型商業施設ソコラ日吉(運営中)、サービス付き高齢者向け住宅オウカス日吉(運営中)、街区内には横浜市立箕輪小学校も新設されています。また、エリアのコミュニティ形成を促進するグループ独自の取り組みとして、レジデンス棟内のフロアなどを活用してコワーキング・コラーニング活動などの各種イベントやシェアキッチン・子どもの一時預かり、スタジオ、コミュニティカフェなどの運営を行う活動拠点を設けています。
野村不動産グループは2028年3月期までの中長期経営計画に於ける価値創造のテーマとして「『利便性』『快適性』『安心・安全』に優れた多機能な街づくり」を掲げており、プラウドシティ日吉はこの街づくりを体現する代表プロジェクトの1つとして、日々訪れたくなる施設づくり、住まう方の利便性向上、コミュニティ形成に向けたさまざまな取り組みを現在進行形で行っています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/25694/384/resize/d25694-384-9103ca92d44e5bf5bb16-2.png ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/25694/384/resize/d25694-384-eb7193664033edfabc78-3.png ]
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