福地桃子×岡山天音×井樫彩監督 映画『あの娘は知らない』予告編&出演キャストからのコメント解禁!
[22/08/12]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
孤独を抱える女性と恋人を亡くした青年少しずつ、互いの傷を埋めあっていく二人ひそやかな旅の先で、彼らが目にするものとはーーー
この度、主演・福地桃子、監督・井樫彩の映画『あの娘は知らない』の予告編と各キャストからのコメントが発表されました。
本作は、海辺の町でひっそりと旅館を営む中島奈々(福地桃子)と、喪ってしまった恋人の足跡を辿りその町に行き着いた青年・藤井俊太郎(岡山天音)、お互いに「喪失」を抱えた二人の新しい紐帯と希望を描く作品です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/41036/388/resize/d41036-388-f0f7b8112098411f06fa-0.jpg ]
『彼女来来』(2021年)の山西竜矢監督が編集した予告編では、海を背景に町を自転車で駆け抜ける奈々、旅館で朝食を食べる奈々と俊太郎、風情ある花屋を訪れる二人、漁船に乗りどこかへと向かう二人など、奈々と俊太郎の物語を想起させるようなシーンが随所に使用されています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/41036/388/resize/d41036-388-29d6336c6b92363f8150-3.jpg ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/41036/388/resize/d41036-388-0c6ad267f05641f98dc7-4.jpg ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/41036/388/resize/d41036-388-c0482552328f237f6fdb-1.jpg ]
今回、初めて劇中映像が解禁となりますが、物語だけでなく、井樫彩監督の映像感覚を存分に味わえる内容となっています。
合わせて、先日発表された福地桃子と岡山天音さんに加えて、全キャストからのコメントも発表となりました。
野崎智子さん、吉田大駕さん、赤瀬一紀さん、丸林孝太郎さん、上野凱さん、久保田磨希さん、諏訪太朗さん、安藤玉恵さん、それぞれからのコメントは公式HPに掲載されています。
公式HPには、キャストコメントの他、主要スタッフのコメント、ダウンロード可能な劇中スチールなどがありますので、ぜひチェックしてみてください。
『あの娘は知らない』は2022年9月23日(金・祝)から新宿武蔵野館ほか全国で公開予定です。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
予告編URL
https://youtu.be/yLSsQ92bjsc
公式HP URL
https://anoko.lespros.co.jp
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
[画像5: https://prtimes.jp/i/41036/388/resize/d41036-388-ef1337d365f1588079a7-6.jpg ]
野崎智子/かなえ役
プロフィール
1993年12月4日生まれ。静岡県出身。
モデルとして多数のファッション誌で活躍。SNSの総フォロワー数は20万人超え。
代表作に、ドラマでは『東京男子図鑑』(19)、『ハイポジ』(20)、『アオイウソ〜告白の放課後〜』(21)、映画では『月極オトコトモダチ』(19)、『タイトル、拒絶』(20)、『エチュード』(22)などがあり、話題作に次々と出演。
コメント
この作品に関われたこと、撮影出来たこと本当に感謝しています。
ひと足お先に拝見させて頂いたのですが、映像がとても美しかったです。
画角だったり光の入り具合などひとつのアートを見ているような感覚でした。
きっと誰かの心に届き響く作品となっておりますので、是非多くの方に見ていただきたいです。
映画館で何度も観たい。そう思える作品でした。
吉田大駕/翔太役
プロフィール
2014年10月3日生まれ
ドラマ『明日もきっと、おいしいご飯』(15/東海テレビ)早川律(0歳)役でデビュー。主な出演作として『ザ・ハイスクールヒーローズ』(21/テレビ朝日)、『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』(21/日本テレビ)、『量産型リコ』(22/テレビ東京)などCM・ドラマ・バラエティーなど幅広く活躍。映画は本作が初出演となった。
コメント
今回の『あの娘は知らない』がはじめての映画の出演でした。
すごくワクワクドキドキしましたが、監督やスタッフの皆さんや出演者の皆さんがとてもやさしかったので、楽しくのびのびと撮影できました。
きれいな景色もでてくるすてきな映画になっています。
みなさん是非みてください!
赤瀬一紀/優太役
プロフィール
俳優。1991年生まれ、山口県出身。
井樫彩監督作品『溶ける』に出演したほか、映画『したさきのさき』『Trush of dare』などにも出演。連続ドラマ『荒ぶる季節の乙女どもよ。』(MBS/TBS)、『復讐の未亡人』(テレビ東京/Paravi)に出演。
MVではマカロニえんぴつ『恋人ごっこ』に出演。DISH//『birds(in2022)』にて出演協力等、映像作品を中心とした活動をしている。
コメント
監督の映画には誰にも出せない空気に独自の生彩があり、観る度、胸の奥に残るナニカと井樫監督作品が好きだという思いに浸ってしまいます。今作も私の中の特別な作品でした。
監督とお仕事が出来ることは私にとって、今も昔も一番特別で誇りです。
そんな大切な映画「あの娘は知らない」の魅力を感じてください。
丸林孝太郎/順一役
プロフィール
1991年11月16日生まれ。福岡県八女市出身。福岡で演劇活動の後上京。その後、映画24区で演技訓練法「SEIL?S」を学ぶ。
主な出演作に、映画『由宇子の天秤』(春本雄二郎監督)、MV『BOYS END SWING GIRL・ ラックマン』(荒谷穂波監督)、舞台『水の駅』(作・太田省吾、演出・金世一)等がある。
今後の作品に、映画『息ができない』(冨樫森監督)、映画『消せない記憶』(園田新監督)、舞『水の駅』ポーランド公演・福岡凱旋公演、等がある。
コメント
誰しもが、人知れぬ孤独を抱えている。
気が付かなければ、なんと無く笑って過ごせたのかもしれない。
けど、向き合ったからこそ、響き合える相手に出会える。
それは、一生の内で掛け替えの無い相手になるかも知れません。
孤独を感じる事もそう悪くは無いと、この脚本を読みそう思えました。
上野凱/拓馬役
プロフィール
1998年8月26日生まれ。長崎県・五島列島出身。
2015年『表参道高校合唱部』でドラマデビュー。芸能活動から離れ学業に専念していたが、2020年に再び俳優として活動を開始。
主な出演作はLINE VISONドラマ『THE LONGHAIR SEVEN 』『正義の天秤』(NHK)等。
2022年『演劇ユニット TK5』を立ち上げ、そのほかに第5回 渋谷TANPEN映画祭CLIMAXat佐世保 イメージキャラクターを務める。
コメント
血のつながりや、生まれた場所など関係なく、自分と相手の状況、状態がよくない時に寄り添い、支え合う気持ちをお互いに許す事ができるなら、人間はどんなに救われるだろうか。と撮影時に考えました。
人じゃなくとも、救ってくれるなにかに身を委ねる事で、助かる事ができるなら、なにかに甘えてみる事も大事な事だなと思います。
久保田磨希/克子役
プロフィール
1973年2月27日生まれ。京都府出身。大阪で舞台やドラマに出演し、活動を開始。 2003年にフジテレビ『大奥』で「美味でございます~」のセリフで話題に。 以降、東京に拠点を移し、ドラマ・映画・舞台を中心に旅番組やバラエティーでも活躍中。 2022年11月4日〜NHK BSプレミアム BS時代劇『赤ひげ4』に出演。
コメント
第二次ベビーブーム世代の私は、「勝たなきゃいけない、前に出ないといけない、休んでは行けない」と追い立てられて生きてきた気がします。
そんな私でも、大袈裟なお節介より、ただ寄り添うことが、そして寄り添ってくれることにこんなに助けられるんだなと思わせてくれた映画です。
この街の住人になれたことが嬉しいです。
諏訪太朗/横田役
プロフィール
1954年8月9日東京生まれ。自主製作映画を経て、映画、テレビ、CM等で活躍中。
代表作には、映画『おくりびと』『冷たい熱帯魚 』『エッシャー通りの赤いポスト』『千夜、一夜』、テレビ『ひよっこ』『鎌倉殿の13人』など海外作品も含め、数多く出演している。
コメント
自分の娘のように若い井樫彩監督との撮影は、いつも私に新しい風を送り込んでくれます。真っ直ぐで、手垢の付いていない感性。初めて顔を合わせた時、これは恐るべき娘だと私は思いました。そんな彼女から繰り出される映像作品は、とても繊細で瑞々しいのです。
安藤玉恵/ママ役
プロフィール
俳優。東京都出身。主な出演に、連続テレビ小説『あまちゃん』、『今ここにある危機とぼくの好感度について』、『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』(以上NHK)、『拾われた男』(BSプレミアム)、『深夜食堂』シリーズ、映画『探偵はBARにいる』シリーズ、『夢売るふたり』(西川美和監督/高崎映画祭最優秀助演女優賞受賞)、舞台『命、ギガ長スW(ダブル)』などがある。
コメント
海がきれいな某所にあるスナックで撮影をしていました。観光で訪れていたらそこまでは感動しなかったかもしれないけれど、これから面白い作品をたくさん作る監督と一緒の時間を過ごしていたので、海やそこを照らす光がとてもきれいに見えたんです。あの娘が知らない「何か」はきっとそれなんじゃないかなと思っています。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
うなだれるような暑さの夏の終わり。
大切な人を失った痛みと共に生きる旅館の主と突然の来訪者。
二人の無音だった日々がかすかに動き始める。
波音が穏やかに響く海辺の町で旅館を営む奈々の日々は静寂に包まれている。幼くして家族を亡くし、誰にも自分の想いを打ち明けずに暮らす彼女は、日々を淡々と過ごしていた。
そんな奈々の生活に突如として現れた一人の青年・俊太郎は、喪ってしまった恋人の足跡を辿りこの町に行き着いた。
突然の来訪者に戸惑いつつも、奈々は町を彷徨う俊太郎と行動を共にするようになりーーーそれぞれの止まっていた時間が動き始める。
もうこれ以上傷付きたくないと願う女性と亡き恋人の過去を求める男性、「喪失」を抱えた二人。男女の新しい紐帯と希望を描く、日本映画の新時代を象徴するマスターピースが誕生した。
最も期待される俊英・井樫彩監督がオリジナル作品で挑む「喪失と再生」の物語
福地桃子と岡山天音、初共演で魅せる新境地
『溶ける』で日本人最年少でのカンヌ国際映画祭の出品を果たした監督・井樫彩。『真っ赤な星』(2018)、『21世紀の女の子』「君のシーツ」(2019)、『NO CALL NO LIFE』(2021)と、同世代を生きる若者の心情を捉える確かな作劇と特有の映像センスで観客を魅了してきた彼女の最新作となる本作では、透明感あふれる声と佇まい、瑞々しい演技が持ち味の福地桃子が主演を務め、孤独と喪失の中で日々を静謐に生きる奈々を演じきっている。主演・福地桃子に当て書きされた脚本を背負い、次世代を担う若手女優の新たなキャリアの1ページに相応しい存在感を発揮している。
奈々のもとに訪れる青年・俊太郎には、その確かな演技力で様々な作品への出演を重ね、同世代の中でも抜きん出た個性を放つ岡山天音。恋人を亡くした青年の機微を繊細に演じ、福地桃子と共に観客の心に鮮烈な印象を残している。
奈々の学生時代の先輩役に野崎智子、旅館の従業員に諏訪太朗と久保田磨希、奈々と俊太郎が訪れるスナックのママに安藤玉恵と、実力あるキャストが揃い、作品に厚みを与えている。
ストーリー
若くして、海辺の町にある旅館・中島荘を営む中島奈々(福地桃子)。中島荘が休業中の9月上旬、ひとりの青年・藤井俊太郎(岡山天音)が「どうしても泊めてほしい」と訪ねてくる。彼は一年前に愛する人を失い、その恋人が亡くなる直前に、この旅館に宿泊していたと語る。奈々は亡くなってしまった俊太郎の恋人のことがすぐに思い当たり、彼女について、「笑顔が印象的でした」と振り返る。
俊太郎は恋人の足跡を辿り、彼女の死を理解するために、昼も夜も町に海にと彷徨い、歩き回る。そんな俊太郎の姿を目にしていた奈々は、この土地の案内役を買って出て、いつしか彼と行動をともにするようになりーーー。
キャスト
福地桃子 岡山天音
野崎智子 吉田大駕 赤瀬一紀 丸林孝太郎 上野凱
久保田磨希 諏訪太朗
安藤玉恵
スタッフ
脚本・監督:井樫彩
撮影:富田伸二(J.S.C.) 照明:太田博 録音・音響効果:光地拓郎 音楽:鷹尾まさき
編集:小林美優 美術:内田紫織 スタイリスト:藤山晃子 ヘアメイク:藤原玲子
助監督:水波圭太 制作担当:金子堅太郎
宣伝:福永津々稀、柴田健史、矢部紗耶香 宣伝美術:石井勇一 スチール:水津惣一郎
エグゼクティブプロデューサー:本間憲
企画・プロデュース:菊地陽介
プロデューサー:木滝和幸
企画協力プロデューサー:小峰克彦
ラインプロデューサー:西田敬
制作プロダクション:マグネタイズ
製作:レプロエンタテインメント、東放学園映画専門学校
配給:アーク・フィルムズ、レプロエンタテインメント
助成:文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業
(C)LesPros entertainment
2022年/日本/76分/カラー/5.1ch
Twitter:https://twitter.com/Anoko_Movie
Instagram:https://www.instagram.com/leave_in_summer/
この度、主演・福地桃子、監督・井樫彩の映画『あの娘は知らない』の予告編と各キャストからのコメントが発表されました。
本作は、海辺の町でひっそりと旅館を営む中島奈々(福地桃子)と、喪ってしまった恋人の足跡を辿りその町に行き着いた青年・藤井俊太郎(岡山天音)、お互いに「喪失」を抱えた二人の新しい紐帯と希望を描く作品です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/41036/388/resize/d41036-388-f0f7b8112098411f06fa-0.jpg ]
『彼女来来』(2021年)の山西竜矢監督が編集した予告編では、海を背景に町を自転車で駆け抜ける奈々、旅館で朝食を食べる奈々と俊太郎、風情ある花屋を訪れる二人、漁船に乗りどこかへと向かう二人など、奈々と俊太郎の物語を想起させるようなシーンが随所に使用されています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/41036/388/resize/d41036-388-29d6336c6b92363f8150-3.jpg ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/41036/388/resize/d41036-388-0c6ad267f05641f98dc7-4.jpg ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/41036/388/resize/d41036-388-c0482552328f237f6fdb-1.jpg ]
今回、初めて劇中映像が解禁となりますが、物語だけでなく、井樫彩監督の映像感覚を存分に味わえる内容となっています。
合わせて、先日発表された福地桃子と岡山天音さんに加えて、全キャストからのコメントも発表となりました。
野崎智子さん、吉田大駕さん、赤瀬一紀さん、丸林孝太郎さん、上野凱さん、久保田磨希さん、諏訪太朗さん、安藤玉恵さん、それぞれからのコメントは公式HPに掲載されています。
公式HPには、キャストコメントの他、主要スタッフのコメント、ダウンロード可能な劇中スチールなどがありますので、ぜひチェックしてみてください。
『あの娘は知らない』は2022年9月23日(金・祝)から新宿武蔵野館ほか全国で公開予定です。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
予告編URL
https://youtu.be/yLSsQ92bjsc
公式HP URL
https://anoko.lespros.co.jp
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
[画像5: https://prtimes.jp/i/41036/388/resize/d41036-388-ef1337d365f1588079a7-6.jpg ]
野崎智子/かなえ役
プロフィール
1993年12月4日生まれ。静岡県出身。
モデルとして多数のファッション誌で活躍。SNSの総フォロワー数は20万人超え。
代表作に、ドラマでは『東京男子図鑑』(19)、『ハイポジ』(20)、『アオイウソ〜告白の放課後〜』(21)、映画では『月極オトコトモダチ』(19)、『タイトル、拒絶』(20)、『エチュード』(22)などがあり、話題作に次々と出演。
コメント
この作品に関われたこと、撮影出来たこと本当に感謝しています。
ひと足お先に拝見させて頂いたのですが、映像がとても美しかったです。
画角だったり光の入り具合などひとつのアートを見ているような感覚でした。
きっと誰かの心に届き響く作品となっておりますので、是非多くの方に見ていただきたいです。
映画館で何度も観たい。そう思える作品でした。
吉田大駕/翔太役
プロフィール
2014年10月3日生まれ
ドラマ『明日もきっと、おいしいご飯』(15/東海テレビ)早川律(0歳)役でデビュー。主な出演作として『ザ・ハイスクールヒーローズ』(21/テレビ朝日)、『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』(21/日本テレビ)、『量産型リコ』(22/テレビ東京)などCM・ドラマ・バラエティーなど幅広く活躍。映画は本作が初出演となった。
コメント
今回の『あの娘は知らない』がはじめての映画の出演でした。
すごくワクワクドキドキしましたが、監督やスタッフの皆さんや出演者の皆さんがとてもやさしかったので、楽しくのびのびと撮影できました。
きれいな景色もでてくるすてきな映画になっています。
みなさん是非みてください!
赤瀬一紀/優太役
プロフィール
俳優。1991年生まれ、山口県出身。
井樫彩監督作品『溶ける』に出演したほか、映画『したさきのさき』『Trush of dare』などにも出演。連続ドラマ『荒ぶる季節の乙女どもよ。』(MBS/TBS)、『復讐の未亡人』(テレビ東京/Paravi)に出演。
MVではマカロニえんぴつ『恋人ごっこ』に出演。DISH//『birds(in2022)』にて出演協力等、映像作品を中心とした活動をしている。
コメント
監督の映画には誰にも出せない空気に独自の生彩があり、観る度、胸の奥に残るナニカと井樫監督作品が好きだという思いに浸ってしまいます。今作も私の中の特別な作品でした。
監督とお仕事が出来ることは私にとって、今も昔も一番特別で誇りです。
そんな大切な映画「あの娘は知らない」の魅力を感じてください。
丸林孝太郎/順一役
プロフィール
1991年11月16日生まれ。福岡県八女市出身。福岡で演劇活動の後上京。その後、映画24区で演技訓練法「SEIL?S」を学ぶ。
主な出演作に、映画『由宇子の天秤』(春本雄二郎監督)、MV『BOYS END SWING GIRL・ ラックマン』(荒谷穂波監督)、舞台『水の駅』(作・太田省吾、演出・金世一)等がある。
今後の作品に、映画『息ができない』(冨樫森監督)、映画『消せない記憶』(園田新監督)、舞『水の駅』ポーランド公演・福岡凱旋公演、等がある。
コメント
誰しもが、人知れぬ孤独を抱えている。
気が付かなければ、なんと無く笑って過ごせたのかもしれない。
けど、向き合ったからこそ、響き合える相手に出会える。
それは、一生の内で掛け替えの無い相手になるかも知れません。
孤独を感じる事もそう悪くは無いと、この脚本を読みそう思えました。
上野凱/拓馬役
プロフィール
1998年8月26日生まれ。長崎県・五島列島出身。
2015年『表参道高校合唱部』でドラマデビュー。芸能活動から離れ学業に専念していたが、2020年に再び俳優として活動を開始。
主な出演作はLINE VISONドラマ『THE LONGHAIR SEVEN 』『正義の天秤』(NHK)等。
2022年『演劇ユニット TK5』を立ち上げ、そのほかに第5回 渋谷TANPEN映画祭CLIMAXat佐世保 イメージキャラクターを務める。
コメント
血のつながりや、生まれた場所など関係なく、自分と相手の状況、状態がよくない時に寄り添い、支え合う気持ちをお互いに許す事ができるなら、人間はどんなに救われるだろうか。と撮影時に考えました。
人じゃなくとも、救ってくれるなにかに身を委ねる事で、助かる事ができるなら、なにかに甘えてみる事も大事な事だなと思います。
久保田磨希/克子役
プロフィール
1973年2月27日生まれ。京都府出身。大阪で舞台やドラマに出演し、活動を開始。 2003年にフジテレビ『大奥』で「美味でございます~」のセリフで話題に。 以降、東京に拠点を移し、ドラマ・映画・舞台を中心に旅番組やバラエティーでも活躍中。 2022年11月4日〜NHK BSプレミアム BS時代劇『赤ひげ4』に出演。
コメント
第二次ベビーブーム世代の私は、「勝たなきゃいけない、前に出ないといけない、休んでは行けない」と追い立てられて生きてきた気がします。
そんな私でも、大袈裟なお節介より、ただ寄り添うことが、そして寄り添ってくれることにこんなに助けられるんだなと思わせてくれた映画です。
この街の住人になれたことが嬉しいです。
諏訪太朗/横田役
プロフィール
1954年8月9日東京生まれ。自主製作映画を経て、映画、テレビ、CM等で活躍中。
代表作には、映画『おくりびと』『冷たい熱帯魚 』『エッシャー通りの赤いポスト』『千夜、一夜』、テレビ『ひよっこ』『鎌倉殿の13人』など海外作品も含め、数多く出演している。
コメント
自分の娘のように若い井樫彩監督との撮影は、いつも私に新しい風を送り込んでくれます。真っ直ぐで、手垢の付いていない感性。初めて顔を合わせた時、これは恐るべき娘だと私は思いました。そんな彼女から繰り出される映像作品は、とても繊細で瑞々しいのです。
安藤玉恵/ママ役
プロフィール
俳優。東京都出身。主な出演に、連続テレビ小説『あまちゃん』、『今ここにある危機とぼくの好感度について』、『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』(以上NHK)、『拾われた男』(BSプレミアム)、『深夜食堂』シリーズ、映画『探偵はBARにいる』シリーズ、『夢売るふたり』(西川美和監督/高崎映画祭最優秀助演女優賞受賞)、舞台『命、ギガ長スW(ダブル)』などがある。
コメント
海がきれいな某所にあるスナックで撮影をしていました。観光で訪れていたらそこまでは感動しなかったかもしれないけれど、これから面白い作品をたくさん作る監督と一緒の時間を過ごしていたので、海やそこを照らす光がとてもきれいに見えたんです。あの娘が知らない「何か」はきっとそれなんじゃないかなと思っています。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
うなだれるような暑さの夏の終わり。
大切な人を失った痛みと共に生きる旅館の主と突然の来訪者。
二人の無音だった日々がかすかに動き始める。
波音が穏やかに響く海辺の町で旅館を営む奈々の日々は静寂に包まれている。幼くして家族を亡くし、誰にも自分の想いを打ち明けずに暮らす彼女は、日々を淡々と過ごしていた。
そんな奈々の生活に突如として現れた一人の青年・俊太郎は、喪ってしまった恋人の足跡を辿りこの町に行き着いた。
突然の来訪者に戸惑いつつも、奈々は町を彷徨う俊太郎と行動を共にするようになりーーーそれぞれの止まっていた時間が動き始める。
もうこれ以上傷付きたくないと願う女性と亡き恋人の過去を求める男性、「喪失」を抱えた二人。男女の新しい紐帯と希望を描く、日本映画の新時代を象徴するマスターピースが誕生した。
最も期待される俊英・井樫彩監督がオリジナル作品で挑む「喪失と再生」の物語
福地桃子と岡山天音、初共演で魅せる新境地
『溶ける』で日本人最年少でのカンヌ国際映画祭の出品を果たした監督・井樫彩。『真っ赤な星』(2018)、『21世紀の女の子』「君のシーツ」(2019)、『NO CALL NO LIFE』(2021)と、同世代を生きる若者の心情を捉える確かな作劇と特有の映像センスで観客を魅了してきた彼女の最新作となる本作では、透明感あふれる声と佇まい、瑞々しい演技が持ち味の福地桃子が主演を務め、孤独と喪失の中で日々を静謐に生きる奈々を演じきっている。主演・福地桃子に当て書きされた脚本を背負い、次世代を担う若手女優の新たなキャリアの1ページに相応しい存在感を発揮している。
奈々のもとに訪れる青年・俊太郎には、その確かな演技力で様々な作品への出演を重ね、同世代の中でも抜きん出た個性を放つ岡山天音。恋人を亡くした青年の機微を繊細に演じ、福地桃子と共に観客の心に鮮烈な印象を残している。
奈々の学生時代の先輩役に野崎智子、旅館の従業員に諏訪太朗と久保田磨希、奈々と俊太郎が訪れるスナックのママに安藤玉恵と、実力あるキャストが揃い、作品に厚みを与えている。
ストーリー
若くして、海辺の町にある旅館・中島荘を営む中島奈々(福地桃子)。中島荘が休業中の9月上旬、ひとりの青年・藤井俊太郎(岡山天音)が「どうしても泊めてほしい」と訪ねてくる。彼は一年前に愛する人を失い、その恋人が亡くなる直前に、この旅館に宿泊していたと語る。奈々は亡くなってしまった俊太郎の恋人のことがすぐに思い当たり、彼女について、「笑顔が印象的でした」と振り返る。
俊太郎は恋人の足跡を辿り、彼女の死を理解するために、昼も夜も町に海にと彷徨い、歩き回る。そんな俊太郎の姿を目にしていた奈々は、この土地の案内役を買って出て、いつしか彼と行動をともにするようになりーーー。
キャスト
福地桃子 岡山天音
野崎智子 吉田大駕 赤瀬一紀 丸林孝太郎 上野凱
久保田磨希 諏訪太朗
安藤玉恵
スタッフ
脚本・監督:井樫彩
撮影:富田伸二(J.S.C.) 照明:太田博 録音・音響効果:光地拓郎 音楽:鷹尾まさき
編集:小林美優 美術:内田紫織 スタイリスト:藤山晃子 ヘアメイク:藤原玲子
助監督:水波圭太 制作担当:金子堅太郎
宣伝:福永津々稀、柴田健史、矢部紗耶香 宣伝美術:石井勇一 スチール:水津惣一郎
エグゼクティブプロデューサー:本間憲
企画・プロデュース:菊地陽介
プロデューサー:木滝和幸
企画協力プロデューサー:小峰克彦
ラインプロデューサー:西田敬
制作プロダクション:マグネタイズ
製作:レプロエンタテインメント、東放学園映画専門学校
配給:アーク・フィルムズ、レプロエンタテインメント
助成:文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業
(C)LesPros entertainment
2022年/日本/76分/カラー/5.1ch
Twitter:https://twitter.com/Anoko_Movie
Instagram:https://www.instagram.com/leave_in_summer/