ルイ・ヴィトンは、ヴァンドームとアゼ(ロワール=エ=シェール県)に2つの新たなアトリエを開設したことを発表
[22/02/25]
提供元:PRTIMES
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ルイ・ヴィトンは、2つの新たなレザー・アトリエをヴァンドームとアゼ(ロワール=エ=シェール県)に開設したことを発表いたしました。これにより、フランス国内のアトリエ数は18ヶ所となります。2つの新アトリエ──1つは元修道院内、もう1つはロラトワールの森に隣接──の落成式にはブリュノ・ル・メール経済・財務・復興大臣、ベルナール・アルノー LVMHグループCEO、マイケル・バーク ルイ・ヴィトン代表取締役会長兼CEO、ローラン・ブリヤール ヴァンドーム市長、パスカル・ブリンドー国民議会議員(ロワール=エ=シェール県第3選挙区選出)が出席。今回の落成は、フランス国内でのメゾンの存在感を今まで以上に高めると共に、貴重なレザーワークの技術面におけるハイエンドなクラフツマンシップのさらなる向上に対するメゾンのコミットメントを明示するものです。2022年には、この他にも2つのレザー工房がドローム県とメーヌ=エ=ロワール県に開設されることが発表されています。
[画像: https://prtimes.jp/i/60591/390/resize/d60591-390-0a1b73a210f6121ef818-0.jpg ]
(C) Louis Vuitton
ロラトワール・アトリエにて、左からジャン=クリストフ・グルソー、フレデリック・アルノー、ブリュノ・ル・メール、ベルナール・アルノー、ヴァレリー・デュボワ、マイケル・バーク
フランス地域圏での存在感を強化するルイ・ヴィトン
ヴァンドームとアゼにおける最新の2つのアトリエ開設は、ルイ・ヴィトンの地理的存在感を拡大すると共に、フランス地域圏でのメゾンの発展を物語るものです。ヴァンドーム修道院およびロラトワールの両アトリエでは今後、合わせて500名の雇用が創出されることになります。ルイ・ヴィトンは、サントル=ヴァル・ド・ロワール地域圏ではすでに、1988年と2002年にイスーダンとコンデに2つのアトリエを開設。
現在、これらのアトリエでは約690名が働いています。全国規模では、メゾンは新たに2つの工房──1つはボール・シュル・レイヨン (メーヌ=エ=ロワール県)、もう1つはシャルム=シュル=レルバス(ドローム県)に開設予定。ルイ・ヴィトンは現在、フランス国内の18ヶ所のアトリエでおよそ4,800名を雇用しており、2024年末までに国内でさらに1,000名を雇用する見通しです。
ヴァンドーム修道院アトリエ──貴重なレザーの知識の拠点
アニエールに佇む歴史あるアトリエ(1859年創設)や、サントル=ヴァル・ド・ロワール地域圏のイスーダン(1988年創設)やコンデ(2002年創設)のアトリエから等距離に位置するヴァンドーム修道院アトリエは、ルイ・ヴィトンの各工房のための貴重なレザーバッグ製作専門知識の拠点となりました。このアトリエはパリに程近いヴァンドームにあり、ここは昔からレザーワークの製造の中心地にして、知識の拠点となってきました。
アトリエが置かれたこの史跡指定建造物は、文化省歴史的記念物局の監督の下、街と協力し、2年間の建築作業を含め、3年間にわたり修復が行われてきました。このアトリエは、修復された由緒ある建物を借りて街に違和感なく溶け込みつつ、街のエネルギーとカリスマ性に積極的に貢献することを目指すメゾンの意欲を証明するものです。
ロラトワール・アトリエ──比類なきサステナブルな建築
2つ目のアトリエ、ロラトワール・アトリエは、独自のバイオクライマティックデザインにより、エネルギー消費の面で最も効率的なルイ・ヴィトンの施設であると共に、あらゆる業種を通じてフランス初のサステナブルな産業用建物です。モジュール式で臨機応変なロラトワール・アトリエは、次世代アトリエのスタンダードを定めるものであり、レザーワークの特殊な要件に柔軟に対応します。エコデザインは、アトリエの方位、断熱性、要求に沿って暖気や冷気を保つための適切な素材の選択や、従来のルイ・ヴィトンのアトリエに比べてエネルギー消費を半減させる自然換気技術の使用に主眼を置いています。
稀少な皮革の責任ある調達
主に稀少な皮革からレザー製品を製造するこれら2つのアトリエは、メゾンが自社サプライチェーンに求める高い基準の最も具体的な所産です。トレーサビリティに関しては、ルイ・ヴィトンのバッグを製作するために使用されるクロコダイルレザーの100%が2022年末までに、とりわけ「LVMH Crocodile Standard」によって認証された農場から調達されることになります。
LVMHグループが独立機関と提携して開始したこの認証は、サプライチェーン全体に適用され制約を課す4つの厳しい基本事項に基づいています。調達および鞣し工場での加工の各段階でのこうした高度な知識に加え、比類のないクラフツマンシップを通じてルイ・ヴィトンの生産システムの中核で研究開発が行われると共に、原材料の使用が最適化されます。
【お問合せ先】
ルイ・ヴィトン クライアントサービス
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