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　本日、当社の放送センターで海外から受信した３Ｄ映像を、日本国内において一般のインターネット回線を通じて市販の３Ｄテレビへ生中継で配信する実験に成功しました。この試みは日本初となります。
　配信した映像は、現在ＷＯＷＯＷで放送中の全仏オープンテニス、男子シングルス２回戦 ホレイショ・セバロス対ラファエル・ナダルの試合です。フランスから日本までは、国際配信される映像を、通常の番組制作に利用している国際回線で東京・辰巳の放送センターに生伝送。日本国内では、パナソニック株式会社の技術協力により、３Ｄビエラ専用の配信サーバーを利用し、一般のインターネット回線によりストリーミングで配信しました。
本実験の成功により、海外からの３Ｄ生中継サービスが、インターネットを通じて提供可能なことが実証されました。

　当社は、今後も３Ｄ映像に関する各種トライアルを積極的に行っていきます。また、2011年10月のフルタイム・フルハイビジョン・３チャンネル化までに、各種トライアルを通じて、３Ｄに適した番組および提供メディアの検討や、制作・配信ノウハウおよびマーケティングデータの蓄積に注力していきます。

　なお、５月29日（土）からは、パナソニックセンター東京（江東区有明）およびパナソニックセンター大阪（大阪市中央区）で、大会１回戦の試合を３Ｄダイジェスト映像で一般公開します。さらに、６月１日（火）から順次、ひかりＴＶ、Ｊ：ＣＯＭ、パナソニックの「テレビでネット」において、同映像をＶＯＤで無料配信します。